こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さて、今回の記事は美しくなるために
非常に重要な記事になるのですが
まずはうかがいたい
あなたの考える
人生における必須の知識とはなんでしょう?
子供や、将来の子供
または妹や弟、後輩などに
人生の先をいく者として
「これだけは学んでおけよ?!」
と伝えたいものです
いい大学に行くための学力も
人によっては必須の知識かも知れないし
社会に出てからの
人間関係の上手な営み方も必要な知識でしょう
また幸福になるための
考え方や思想、哲学なんかも
知っておいて損はしない学ぶべき知識だし
はたまた、これからの時代
”英語は絶対に必要だ”とか良く言われる通り
グローバルにコミュニケーションを取るための
言語などの知識も必須かも知れません
個人的には税金などの社会の仕組みを
学んでおけよと伝えたい w
(最近あまりに無知すぎたためちょっと勉強したら
損ばっかしてることに気がついた w)
しかしそんなもんより
もっと大事なものがあります
これを知らずして
幸せにはなれないだろうなって知識
ぜひ全ての人に学んでいただきたい
それが縮毛矯正の知識です w
縮毛矯正に関して正しい知識がないと
まじで人生が辛いものとなります
大げさじゃなくて。。。
義務教育で教えておけってレベルです
国語、算数、理科、社会、矯正
なんの違和感もないですよね?w
少し昔話をさせてください
(お前の昔話なんか知らねーよ!という方はぜひ
下の目次まで、飛ばし読んでください。
知らないと損な有益な情報であることは
お約束しますので)
今でも忘れはしない中学1年生の夏。
それまで、爽やかにサラサラなびかせていたはずの
僕の髪の毛に変化が現れました
前髪のクセの出現です
今ならこれが珍しいことではないのは
わかるのですが
(思春期の頃ホルモンバランスの影響で髪質変わることは良くある)
当時の僕からしたら死活問題。。。
なんせ、当時の僕は
髪の毛はなびかせてナンボ!
ストレートヘア以外は下の毛以下だ!
といった、あまりにも偏った価値観を
こじらせていましたから
自分の前髪がクセ毛なんて
許せるバスがなかったのです
しかし、これは現実。。。
受け入れなければならないんだとは
わかりつつも、わずかばかりの可能性を信じ
暇さえあれば
クセ毛部分を引っ張ったりしていました
引っ張ってクセ毛が伸びるなら苦労はしません
シンプルに毛が抜けて
オデコが広くなった気がします w
そこで出会ったのが”縮毛矯正”という技術です
世界が変わりました
人と話をしていても、この人は僕の目ではなく
クリクリの前髪を見ているのではないか?
変な頭って思っているのではない?
完全に気にしすぎ、被害妄想以外の
なにものでもないのですが
クリクリの前髪のせいで、自分に自信が持てず
今でいう自己肯定感ってやつはそこの底。
ディズニーランドの
スプラッシュマウンテンが大嫌いでした
なぜ濡らす?!
楽しいはずのディズニーも
あの最後の水しぶきのせいで台無しです
クリクリが水分を含むことにより
グリングリンになってるわけですから
夜のパレードや花火を楽しむどころではありません
すぐに帰りたい w
最近街中でもたまに見る機会が増えた
夏場のミストシャワーも
クセ毛にとってはありがた迷惑。。。w
しかし縮毛矯正をして以前のような
サラサラの前髪に戻ったらどうでしょう
自信がみなぎってきたではありませんか
人の目を気にせずに汗もかけるし
スプラッシュマウンテンも
好きなだけ濡らせばいいさ。先頭大歓迎
彼女もできました。
前髪のクリクリのストレス、コンプレックスが
なくなるだけでこうも人生が好転するのかと
僕は感激しておりました
しかし、そんな幸せな日々も
長くは続きません
縮毛矯正を続けているうちになにか違和感
おそらく感覚が麻痺してくるのでしょう
鏡に映る自分を冷静に見てみると
カッパにしか見えないではありませんか
縮毛矯正あるあるの1つではありますが
毛先シャキーンの真っ直ぐすぎてクソださいことに
気づきました。。。苦笑
そんなカッパ状態をなんとか誤魔化しつつも
ついに事件は起きるのです
いつも通りクリクリの忌々しいクセ毛が
伸びてきたので、美容室で縮毛矯正をお願いすると
その時の仕上がりはなんと
シャキーンをどころかチリッチリ
クリクリが可愛く思えるほどのチリチリ具合
まさに下の毛以下。。。
前髪がチリチリに縮れたわけですから
短くなって視界は良好なはずなのに
なぜか目の前は真っ暗です 苦笑
ヤバイ頭になった自覚はあり
どこにも出かけたくない状況の中
学校にだけは勇気を出して向かいました
にもかかわらず学校の先生には
「焼肉で前髪焼けちゃったの?」
と皆んなの前で笑いながらイジられる始末
シンプルなイジメを助長する
発言ではないでしょうか? w
彼女にもフラれました
理由を何か言われたと記憶していますが
本当は”チリチリ頭と一緒に歩きたくないから”
って理由だと今でも思っています w
といった感じで
僕は縮毛矯正に苦い思い出があり
というか、髪の毛のストレスの解消のためには
髪の毛に悩まない人生を送るためには
自分が美容師になるしかない
そう思って美容師やってるようなものです w
そしてそんな辛い思いをあなたにはさせたくない
そんな想いで美容師をここまで続け
そして今回
髪の毛のストレスから解放されるための
素人でも知るべき縮毛矯正の全知識を
渾身の記事をここに書き記そうと思ったわけです
縮毛矯正の基本の知識から
良くしがちな勘違い。美容師のウソ。
良くある質問などを交えて完全網羅
ぜひ何度も読み返し
なんならプリントアウトしていつでも見返せるように
余裕があれば写経でもして
頭にたたき込んでください w
自分はクセ毛じゃないから関係ない
そんなこと思ってる人こそ
読むべき記事です
僕じゃないですけど
髪質って変わりますからね
女性の場合は特に、妊娠や出産などにより
髪質が変わることは(クセ毛になる)
全然めずらしいことじゃないし
加齢によりクセ毛をわずらうことも
良く知られていることでしょう
そーゆー人って
言ってしまえばクセ毛初心者なわけですよ
そんな時に何にも知識がないと
対応のしようがありませんから
今からでも知識として頭に入れておくべきですよ
ではいきましょう
注:(縮毛矯正の知識を知っていただきたいがため
熱がこもりすぎ、途中適切でない言葉遣いや表現があるかもしれませんが
どうかご承知おきください 苦笑
僕は本来、寡黙でスマートなのです w)
縮毛矯正の正しい頻度?デメリット?失敗しない方法が全てまるわかり【縮毛矯正解体新書】
目次
縮毛矯正とは?
そもそもの話、「縮毛矯正」という技術を
勘違いされている方も少なくないのですが(美容師ですら)
言ってしまえばクセ毛を伸ばすだけの技術です
毎日めんどくさい思いしてアイロンやブローで
クセを伸ばすのと違って
洗ってもサラサラストレートをキープできるのが
縮毛矯正の最大のメリット
忌々しいクセ毛とおさらばできるわけですから
クセ毛にとっては救世主的存在といっても
過言ではないわけですが
あくまで効果があるのは
今現在生えている髪の毛のみであり
かけた後に伸びてきた髪の毛は
いつも通りのクセ毛です
または、これまた忌々しい前髪の割れや
頼んでもない分け目などにお悩みの方は
縮毛矯正でどうにかできないか?と
考えるかと思いますが
やはり縮毛矯正が作用するのは
生えてる髪の毛のみで
割れや分け目は“毛根の向き”(生え方)が
原因ですから
残念ですが作用させることは不可能です
髪の毛がハネるから
縮毛矯正でまとまるようにしよう
これもやってしまいがちな
間違った対処法の1つです
繰り返しますが縮毛矯正は
クセ毛を伸ばすだけの技術ですから
あなたの髪の毛がハネている原因がクセ毛なら
問題ありませんが、髪の毛がハネる原因なんて
星の数ほどあるわけですよ
肩につく長さ。ハネやすい生え方(毛根の向き)。
すきまくって毛先ペラペラ。
髪質にふさわしくない段差の入り方。
スタイリングをしない。
または下手。寝癖。などなど
星の数ほどは完全に嘘でありますが
今思いつくモノでもこれだけありますから
まずはハネている原因を探るようにしましょう
後述しますが、短絡的な縮毛矯正は危険です。
素晴らしい技術ではありますが
デメリットもありますからね
どんな種類があるの?
・プレミアム縮毛矯正
・低温縮毛矯正
・トリートメント縮毛矯正 などなど
お店によって様々な
ネーミングの縮毛矯正があるわけで
どれがいいか分からないといった声も聞くのですが
分からないも何も
縮毛矯正の種類は1つしかありません
縮毛矯正というのは
薬剤と熱を使ってかけていく技術
それだけです
違うのはネーミングだけです w
薬剤を大きく分けると
アルカリ性と酸性のモノがあるのですが
どちらもやってることは同じ
(薬剤で髪内部の結合を切り、
熱の力で形を変え再度結合を戻す)
もちろんお店ごとに使ってる薬剤の
メーカーやスペックは違うし
酸性とアルカリ性の細かな特徴は
それぞれあるわけですが
あなたの髪質や髪の状態に合ったものを
選択することが大事で、それは美容師の仕事です
あなたの仕事は
・オーガニック縮毛矯正
・ダメージレス縮毛矯正
のような、なんだか髪の毛に優しそうな
印象操作されたメニュー名に騙されずに
信頼できる美容師を探すことです 苦笑
冷静に考えていただきたいのですが
どこよりも優れた縮毛矯正の種類があるのなら
どこもそれやってるんですよ
ということは、どこもその同じような
矯正をやるようになりますから
その中で周りより良く思わせるための
ネーミング合戦がまた始まるわけですね 苦笑
間違いなく言えることは
どんな縮毛矯正だろうと使い手によっては
髪の毛をチリチリに終わらせることが
可能ということ
要するに
縮毛矯正は手法や薬剤ではなく人で選ぶべき。
ということです
どんな髪質でもかけられる?
クセ毛の特徴を大きく分けると4種類になります
捻転毛・・・捻じれているクセ毛
縮毛・・・・縮れているクセ毛
連珠毛・・・数珠のようにボコボコしたクセ毛
絶対にこの中のどれかというわけではなく
波状毛と捻転毛のミックスとかも
ありえるわけですが
(大体の方がどれかのミックス)
残念ですが『連珠毛』の方のクセを
縮毛矯正で伸ばすのは難しいです
縮毛矯正は曲がった毛を真っ直ぐにできますが
ボコボコとした形状は変えられません
(残念だけど。。。)
その他のクセ毛であれば
ほぼストレートにすることが可能です
ほぼっていうのは
黒人さんのようなクシ通すのも
難しいほどクセが強いと
それを伸ばすのは至難の業だからです
ストレートパーマとの違いは?
一般的に
・ストレートパーマは ・縮毛矯正は
薬剤の力だけでクセを伸ばす技術
薬剤と熱の力でクセを伸ばす技術
と分類されることが多いです
ストレートパーマの特徴は
ダメージが少なく自然な仕上がりになる
って言われることが多いのですが
ぶっちゃけクセはたいして伸びないです
ゆえに、かけたとは思えないほど自然 w
それを無理に伸ばそうとすれば
薬剤のパワーを強くする必要がありますから
そしたら優しい薬剤で矯正した方がいい結果でます
というか昨今の縮毛矯正は以前のものと比べたら
低ダメージで自然な仕上がりも可能ですから
いまさらわざわざストレートパーマを
選択するメリットを感じません
例えるなら”ウォークマン”
当時は世間を揺るがす
大ヒット商品だったのでしょうけど
いまさら使う意味がわからないし
てか恥ずかしい w
もし、周りに使ってる人いたら
スマホの存在教えてあげてください
ストレートパーマはパーマ落とし的な用途が
ちょうどいいんじゃないんですかね
髪質改善との違いは?
数年前よりよく聞くワードですが
美容業界において『髪質改善』ほど
便利な言葉はありません
流行りもあって、髪質改善って言えば
消費者は食いついてきますからね(まじで) 苦笑
しかし髪質改善の中身を理解している人は
意外と少ないのが現状でしょう
髪質改善の正体
実は『髪質改善』っていう技術があるわけではなく
やってることはお店ごとにまるで違うわけです
・酸熱トリートメント
・弱い縮毛矯正
・ストレートパーマ
・ハーブやヘナなども毛髪強化系
だいたいこのなかのどれかを
『髪質改善』って言ってやってるわけですが
どー思います?
もはや無法地帯
実際に、「前回は髪質改善やりました」
ってお客様の髪の毛見ると
どー考えたってフツーの縮毛矯正じゃん。。。
ってことよくあるし(お客様は矯正の自覚なし)
「髪質改善したらバサバサになりました」
ってのもよくある話です
なので髪質改善と縮毛矯正の違いは
何やってるかわかんないのでお答えできない
というのが正直なところです
髪質改善をやる際は
その中身が何なのかよく確認することを
オススメします
自然な縮毛矯正は可能なのか?
これは気になってる方多くいるでしょうし
不自然すぎて膝から崩れ落ちたことがある人も
少なくないでしょう
てかさっき書きましたけど僕もカッパみたいな
不自然な頭になりましたしね。。。 苦笑
で、結論から言うと
全然自然な縮毛矯正は可能です
このブログの施術例をいくつか見ていただければ
分かると思うのですが
矯正してないみたいな矯正は余裕で出来ちゃいます
余裕なんですけど
当然、自然な矯正が出来る「条件」
というものがあって
条件を満たしてさえいれば余裕なわけです
具体的にその条件を言うと
・痛みの少ない健康な髪の毛
ということになります
どちらかがかけていても
自然な縮毛矯正は難しく
条件を満たしてないのに無理に縮毛矯正するから
カッパみたいな頭になるわけですね w
ほんの一部ですが
こちらの方々は、縮毛矯正かけて
神に誓ってアイロンなどは使わずに
乾かしただけの状態
カッパとは大違い 苦笑
縮毛矯正は痛む?
はい。痛みます。
なんならカラーなんかよりはるかに痛みます。w
もし、痛まない。ダメージレス。
みたいなこと言ってる美容師がいたら
そいつは詐欺師か魔法使いなので
近づかないようにしましょう
普通の人間の美容師であっても
ダメージレスをうたっていたら、いつの日か
チリチリにされること間違いなしですから
距離をとってください
(なんせダメージレスって言われて矯正かけたけど
チリチリになってって人いっぱいいるので)
薬剤と熱使って痛まないわけないですからね
髪の毛をいっさい痛ませたくなかったら
縮毛矯正なんてやってはいけません
しかし、大事なのは髪の毛を扱いやすくしたり
キレイにすることでしょうから
あなたの髪を扱いやすく
キレイにしてくれる手段が
縮毛矯正ならば大いに検討するべきです
やはりダメージはある程度あるわけですが
クセ毛に最も効果的なのは
縮毛矯正であることは事実ですし
正しく扱えばチリチリになるほど
ダメージはしませんよ
その際に、”縮毛矯正は髪が痛む技術”
という認識を持つことが大切で
その認識があるからこそ
安全な施術を心がけることができるわけ(美容師が)
さっきも言ったけど
痛まないって思ってるやつにやられるのが最も危険
かけ続けなきゃいけない?
別にかけ続けなきゃいけないことはありません
しかし
縮毛矯正をかけて、くせ毛がストレートになっても
数ヶ月たって新たに伸びてきた髪の毛は当然クセ毛
根元はウネウネの中間から毛先はストレートって
ヘアスタイル的に変ですから
美しさをキープしたいなら
かけ続ける必要があります
やめることも全然可能だし
実際にやめた方も少なくありませんが
それなりに大変ってのは事実かもしれません
短絡的に矯正してはいけないのは
これが大きな理由ですね
かける頻度は?
クセの種類や強さにもよるので一概には言えませんが
美しいストレートスタイルをキープするなら
・ミディアム〜セミロング 4〜6ヶ月
・ロング 6ヶ月
もちろん目安だし
極論を言えば、かけ時はあなたが気になった時だし
湿度の高い梅雨時期など季節による
かけるべきタイミングもありますから
時と場合によるかもしれません
ちなみに。。。
1年に1度の縮毛矯正ってサイテーなかけ方です
矯正かけて、その後1年間気にならないってことは
おそらく矯正必要ない髪質ですし、もしくは
変だけど気になっていない状態でしょうから
どうか気付いてください w
どんなに長くても半年に1度は
縮毛矯正をして美しいスタイルを
キープしてください
痛んでる髪の毛にもかけられる?
痛み具合によります。
当然痛みが強いほどリスクが増し
あまりに痛みが強い髪の毛に縮毛矯正をかけると
チリチリになってご愁傷様です
例えば
脱色をしているような強ダメージ状態の縮毛矯正
これって可能は可能で、インスタやブログを探せば
ブリーチしてるハイダメージ毛に
縮毛矯正の施術例を多くのせてる
ドヤ顔の美容師っていると思います
しかしやっぱり、ハイダメージ毛の縮毛矯正は
リスクは高く、下手したら
下の毛と判別不能な状態になる可能性が
大いにあります
そんな中
コンスタントにいい結果出せる美容師なんて
ほんの一握りですよ?!
そんな人はいわゆる変態の領域の人間であり
おそらくあなたの住んでる県に
数名といったところです
もし運良くそんな変態美容師が見つかったとしても
だいたいそーゆー人の縮毛矯正って
3〜5万円くらいしますし
変態的に上手い技術でも
ハイダメージ毛にかけた仕上がりなんて
たかが知れております。。。
かけたその日はよかったけど
徐々に手触りや質感の良さは低下していき
いつの間にか毛先バサバサってのは
あるあるでしょう
痛んでる部分にさらに痛む施術するんだから
当たり前で、モデルのように
振り返るたびに風になびくサラサラツヤツヤヘアー
になんかならないですからね
なので基本的には、あまり髪の毛が痛んでいると
・縮毛矯正がキレイにかかる理屈はない
・チリチリになってご愁傷様
と覚えておいた方が辛い思いしなくてすむでしょう
カラーはしても大丈夫?
カラーはしていても縮毛矯正はかけれますし
縮毛矯正していてもカラーはできます
とはいえ、さっきの話にも繋がるのですが
カラーは明るいほどダメージが強くなるため
あまりに明るいカラーは避けるべきでしょう
カラーに関しても
ダメージレス。低ダメージ。をうたった美容室は
多いですし、実際に昔に比べたら
ダメージは軽減されているかと思います
しかし、ダメージしないわけじゃないし
明るければ明るいほど髪の毛の黒色の色素を
破壊してるわけですから
明るくしたい場合はそれなりのダメージは
覚悟するべきです
「染めるたびに潤う」
みたいなカラーのキャッチコピーや宣伝を
見かけることもありますが
潤うのはあなたの髪ではなく
そのメーカーや店舗の
ふところであることを断言しましょう w
染めるたびに潤ったら
こんなにヘアダメージで悩んでる人いないし
薬剤塗った方が髪の毛に良い
なんてことあるわけねーんですよ!w
個人的には、クセ毛が縮毛矯正をかけて
美しいスタイルをキープするためには
カラーは8レベルくらいに抑えて欲しい
明るすぎず暗すぎず
かといって重たく見えすぎない
そして大ダメージにはならない明るさかと
(8レベルがどのくらいかは美容師に聞いてください)
ちなみにホームカラーや最近流行のハイライトを
使ったカラーをされている方が
縮毛矯正をお求めなのであれば
仕上がりには妥協していただく必要があります
というのも、どちらもダメージが強いっていうのと
ダメージがムラになる技術だからです
美容の技術においてダメージのムラほど
厄介なものはないと、僕は考えているのですが
それは”ダメージレベルに合わせた薬剤選定”が
出来ないからです
細かい理由などは割愛しますが
(なんとなくわかると思うけど)
・ダメージがない部分はそれなりの薬剤
を、選択するのは基本中の基本
餃子にはラー油
シュウマイにはからし
を選択するくらいの基本ですw
しかしダメージがムラってことは
そのダメージレベルに合わせた薬剤選定が
正確にできるわけないですから
仕上りはそれなりですよ。。。
妥協していただくってことです
矯正した髪にパーマはかけられる?
これも場合によります。
ヘアダメージと髪質の問題と
カット(ヘアスタイル)の問題があるのですが
まずはヘアダメージと髪質
ここまで読んでいただいた方なら
もうご理解いただけていると思うのですが
あまりにダメージした髪の毛には
パーマは不可能です
そもそも縮毛矯正をかけた時点で
それなりにダメージはしていますから
そこに美しくパーマをかけるって
簡単な技術ではありません
残念ですが痛みやすい髪質の方なんかは
(細く柔らかい髪質の方とか)
矯正の時点で、髪の毛の体力がなくなってることが
ほとんどですから
チリチリにしたい人以外おすすめできません。。。
または、髪質に問題がなくても
カラーによるダメージがひどかったり
普段の扱い方が雑だったりすると
ダメージが強くなっていることが多いですから
その場合も、無理にパーマしたらチリチリです
試してみればわかると思います w
やっぱりこんなんになりますから
逆にいえば、痛みにくいし普段の扱い方も丁寧で
実際にあまり痛んでいない髪の毛であれば
パーマはキレイにかけることが可能です
これとかもキレイですけど
矯正した髪の毛にパーマかけてます
縮毛矯正をすると
ストレートスタイルに飽きて
パーマをかけたくなる人って多いですから
矯正かけたら、普段からなるべく痛ませないように
心がけておくといいと思います
痛んだ髪の毛は治らないですからね
次にカットの問題
当然なのですが
毛先にパーマ用のカットをしなければ
パーマはかかりません
ただ巻けばカールがつくなんて
簡単なものではないわけですね
しかし、これはマジで不思議なのですが
縮毛矯正をかけてる人って
スカスカにすかれまくってる人が非常に多い。。。
広がる理由を髪の量と勘違いしてしまう人や
美容師がいるのかわかりませんが
なんせ毛先がスカスカの人がめっちゃいるわけです
そんな状態にパーマをしようもんなら
チリチリして当たり前だし
上手くかかっても仕上がりはそれなりですよ。。。
かける前にどうなっても文句言わないで下さね
って言いたいです 苦笑
あとはセミロング~ロングくらいの長さなら
問題ない場合が多いですが
あまり短いと爆発して終了です 苦笑
だって縮毛矯正かけてるってことは
クセ毛で広がりやすいわけですよね?
パーマしたら元に戻るだけですよ。。。
巻いてもいいの?
ご自由に巻いちゃってください
別にコテやアイロン、カーラーで巻くことによって
縮毛矯正がとれたりしないですから
ストレートに飽きちゃったり
何やってもハネるとか
さっき書きましたけどパーマかけたいけど
何らかの理由でかけられない
そーいった場合はむしろ巻くことを推奨します
ワクチン打ったら無敵状態になれると思ってる人が
いるのと同じように
縮毛矯正したら何もしなくていいって
思ってる方いらっしゃいますが
別にそんなことないですからね?
ワクチン打とうがコロナにかかる時はかかるし
スタイリングしなきゃ美しくなれません
縮毛矯正すれば楽になることは
間違いないとは思いますが
寝癖はつくし、最初の方にも書きましたが
矯正かけようが肩につく長さとかだと
どーやってもハネますから
巻いたりするのなどの
スタイリングは必須ですからね
とはいえ髪に熱を加えると
痛むこともまた事実ですから
スタイリングの際のコテなどの温度や
やり方には注意は必要です
かけた後のケアは何をすればいい?
特にありません。
以上 w
まじでそうなのですが
少し補足しておきましょう
縮毛矯正後のケアで良く言われることが
・2、3日縛らない。耳にかけない
・マイルドなシャンプーを使用する
・サロントリートメントをする
といったところです
縮毛矯正かけたことある人なら
1度は聞いたことあるかも知れませんね
しかし言わせていただきますが
まず、上の2つはもはや論外 苦笑
・2、3日縛らない。耳にかけない
これこそ
いまだにウォークマンで音楽聞いちゃってるくらい
恥ずかしい概念です w
何年前のことやねん?って話
さすがににウォークマンが流行った時代には
縮毛矯正はありませんでしたけど
ちょうどMDプレーヤーが
流行ってた頃の時代の概念でしょう w
当時、縮毛矯正はかけた後
48時間くらいかけて空気酸化して形が定着する
とか言われてたわけで
そのために、しばらく洗うなとか、縛るなとか
言われていたわけです
健康リテラシーが高い人は知ってると思うのですが
昨今、牛乳って体に良くないってことが
知られてきていますよね?
以前はあんなに牛乳飲め飲め言われてましたけど
今や、牛乳飲むと骨が太くなるどころか
むしろモロくすることが研究により
わかってきているようです
(ググってみてください。いっぱい出てくるので)
身長伸びるとかもどー考えたって嘘でしょ
僕も飲みまくってたはずなのに
仕上がりは165せんち。。。w
それと同じように
髪と薬剤の理論が確立されてきた昨今では
縮毛矯正かけた後の空気酸化とか
おこらないと言われてます
もし、当日に洗ったり縛ったりすることで
クセが戻ったり跡がついてしまったのであれば
それは美容室で行う
2液処理や残留アルカリ処理が不十分だったから
とされており
これに関しては僕も何度か検証しましたけど
その通りでした
かけた後のケアをしいて言うなら
それ以上髪の毛を痛ませないように
意識することです
さっき書きましたけど
やっぱりパーマかけたいって思うかも知れないし
縮毛矯正した髪の毛を美しくキープするためには
痛んでいない状態ってのは必要不可欠ですからね
もちを良くするには?
先ほど書いた
良く言われる縮毛矯正後のケアの残りの2つ
・サロントリートメントをする
これにより
縮毛矯正のもちが良くなります
なわけねーだろ!アホなの?
ってのが僕の見解です w
(見解というか事実)
というのも
縮毛矯正ってかけたら基本的にとれないですから
もつも何も、とれないんだって。。。 苦笑
自身に都合の良い理論を持ち出して
商品売りつけないでください w
もちろん人によってはマイルドなシャンプーを
使った方がいいんだろうし
トリートメントもした方が手触り良くなるに
決まってますよ
しかし、それで矯正のもちが良くなるとか
意味わかんないです
何度も言うけど
だってとれないんだから。。
なので大事なのは縮毛矯正のもちではなく
(かけたらとれないので。しつこいけどw)
ヘアスタイルのもちを考えるべきでしょう
どこでかければいいの?
「縮毛矯正なんてどこでかけても同じだろう」
って思ってる方も多いと思いますし
実際、根元のクセを伸ばすリタッチなのであれば
そこまで仕上がりに差は感じないと思います
根元のクセ毛を伸ばすだけなので 苦笑
ぶっちゃけ言うと
健康な髪の毛のクセを、ただ伸ばすだけなら簡単で
髪の毛が終わらない程度の強さの薬剤つけて
アイロンすればクセはキレイに伸びるでしょう
しかしさっきから書いてますけども
縮毛矯正をかけて美しい状態をキープしたいなら
少しでも痛んでない髪の毛であることが好ましく
そのためには
なるべく低ダメージでクセを伸ばす必要があり
それには技術がいるわけですよ
アホみたいな顔して
髪の毛が終わらない程度の強さの薬剤つけて
ただクセを伸ばしてを繰り返していては
いつか髪の毛は終わります。。。
であればやはり、縮毛矯正をかける美容室も
髪の毛終わらせたくなければ、慎重に選ぶべきです
美容室というか美容師ですね
美容師にもそれぞれ得意な技術があるわけだし
なんでもできると思ったら大間違いです 苦笑
例えば僕は
縮毛矯正やパーマをかけるお客様を
担当することが多いのですが(経験値がある程度高い)
最近流行のハイトーンのカラーや
ハイライトを使ったデザインカラー
または韓国風の。。。とか言われたら
それらの技術の経験値が低いため
仕上がりは恐ろしいことになるでしょう
(そこまでひどくない 多分w)
といったように
美容師にもそれぞれ色があるわけですから
よーく調べてから行くようにしましょうね
特に縮毛矯正は痛みが強い技術だし
失敗したらとんでもない頭になりますからね。。。
カラーは失敗しても
修正の余地はありますが
矯正は難しい場合が多いです
てかさっき、健康な髪にリタッチなら
どこやっても仕上がりにそんな違いない
って書きましたけど、あれやっぱり嘘です w
縮毛矯正の大失敗
『根折れ』
これって放っておいたら
カクって折れた部分で
切れちゃったりするヤバイ失敗
これはいくら健康な髪であろうが
リタッチであろうがあり得る失敗ですからね
脅すわけではありませんが
こーなりたくなければ
美容室のリサーチは大事ですよ
いつまでもホット○ッパーとかで
予約してる場合ではありません w
どんな髪型でもできるの?
一応可能ではありますが
基本的にボブ~ロングをオススメしています
ボブ~ロングであれば
表面が長いスタイルになりますから
クセ毛の影響も受けにくいわけで結果的に
もちもいいし、扱いやすいです
長いと毛の重たさでクセが落ち着く
というのもよく言われることだし
まさにその通り
このブログではショートの縮毛矯正の施術例も
多く載せてますし
やりたかったらやればいいのですが
それなりに大変。というのは理解しておきましょう
短い分、クセの影響受けやすいですから
そしたら縮毛矯正の頻度もマメに必要だし
ショートの矯正は、そもそも過去の僕のように
カッパみたいな頭になりやすいです 苦笑
後悔したくなければ
長めが無難でありますよ
さて、だいぶ長々とかいてきましたが
以上となります
はたして最後まで読んでる人いるのでしょうか?
読んでいることを祈りつつ
まとめたいと思うのですが
もしかしたら僕のように縮毛矯正で
嫌な思いをしたことがある人の中には
もうやるものか!と心に決めてる方もいるでしょう
トラウマになってるかも知れません
しかし、やっぱり縮毛矯正は
素晴らしい技術だと思うのです
実際に、矯正をかけることによって
・自分に自信がもてた
・スタイリングが楽しみ
なんておっしゃる方がたくさんいるわけですよ
ただ、正しいやり方や正しいケアができていないと
とんでもない頭になって
また縮毛矯正を嫌いになる可能性がありますから
素人の方でもある程度
縮毛矯正の知識をつけておくべきだと思うのです
(なのでこんな記事書いてる)
例えば、ちょろっと書きましたけど
流行ってるからといって
ブリーチを使ったハイライトとか入れちゃうと
キレイな縮毛矯正は基本的に不可能になるわけです
しかし
それを知らずにみんな気軽に
ハイライト入れちゃうわけですよ。。。
そして湿度の高い時期なんかに
広がるから縮毛矯正を希望するわけですが
美容師から断られる。。。
もしくは無理にかけて
余計に広がったり
不自然なカッパみたいな頭になるわけです 苦笑
「ハイライト入れると縮毛矯正が
キレイにかからないなんて知らなかった」
なんて言っても後の祭りであり
数ヶ月、ひどい場合は数年間
広がりまくりの頭で過ごすことになるのです。。。
これは大げさじゃなく
まじでこーゆー人結構いますからね 苦笑
ぜひあなたには気をつけていただきたい
最後にこれも必読です
↓ ↓ ↓
長年の疑問が晴れました!
こうやって本当のことを長文で読みやすく書いてくれる美容師さんが存在しててくれてよかった。
これからも無理せずブログ更新していただけたら嬉しいです。
1つ質問です。
極端な話髪の長さがショートからお尻の下よりもっともっと伸びてもまだまだ縮毛矯正に通い続けていたら、ダメージ過多でち◯毛になってしまうのでしょうか?
長さに限らず、縮毛矯正をかけたところに(痛んでいるところに)何度も縮毛矯正をかけていては
ダメージ過多でち〇毛になってしまうかと思います。
逆に伸びてきたクセ毛部分だけにかけ続けていれば
お尻より長くてもち〇毛にはならないと思います。
ちなみに、髪の毛の寿命は4~6年です。
要するに、6年たったら自然と抜け落ちて
新たな髪の毛が生えてくるというわけですから
お尻より下まで伸びてくると、毛先がスカスカの
さみしい状態になってくるのが一般的です
美しく、お尻の下よりもっともっと伸ばせる人は
特殊といえましょう。(質問と関係ないけど)
コメントありがとうございます
はじめまして!
ずっと綺麗な艶々のストレートヘアが自慢でしたが、加齢に伴い白髪染めの頻度が増えると共に徐々髪質も変わってきましたが、それでもまだ綺麗な髪をしていました。
しかし昨年失敗パーマでチリチリにされ、一日も我慢できず直ぐ別のサロンで(4万円弱かけて)生まれて初めての髪質改善という名の縮毛矯正をしました。
さらには最近カットに失敗し(オーダーしてない段を沢山入れられ全体的に凄い梳かされ) 無惨な状態となりました。
そこで初めて昨年の縮毛矯正以降生えてきた髪は全て!なんかボサボサの癖毛(涙)だと自覚し、ダイソンのストレートアイロンを導入しました。
再び縮毛矯正すべきか悩んで悩んでネットの海を徘徊してイシカワさんのブログに辿りつきました。
熟読させていただきました。
とても参考になり、とても面白かったです。
文才ありますよね!
ひと言お礼が言いたくなりました。
実用的でユーモア溢れる素晴らしいブログを書いて頂き、ありがとうございました。LINEも登録させてしました!
大阪在住ですが新幹線に飛び乗ってイシカワさんに縮毛矯正してもらいに町田に行きたいくらいです(笑)
昨年からの悲劇と、頼んでもない段差とすかれまくり・・・お察しいたします。
髪質が変わってきてしまうこともよくあることですからね
やはり楽に落ち着かせるには縮毛矯正が良いのかと思います
嬉しいコメントありがとうございました。
今後とも、多くに方の為になる記事の配信ができるよう精進させていただきます