【縮毛矯正かけつつ毛先にパーマしたい人】が知るべき髪の毛のリスクの話

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

さて、本日の施術例

普通にお綺麗なわけですが
3ヶ月おきに縮毛矯正をかけており
根元のクセがそろそろ顔を出しておりますから
その部分の縮毛矯正と

今回”毛先にパーマ”をご希望でございます

 

ちなみにこちらのお客様

これまでに美容師から髪質を無視されたのか
到底自分ではセットできないような
ヘアスタイルを提案され
ことごとく後悔してきたご様子です 苦笑

ショートにしてやべー事になってみたり

例えばウルフカットなんかも
やられて後悔してきたようですが
ぶっちゃけあんなもんは
縮毛矯正が必要なクセ毛の方が
手を出して良い代物ではありません

 

インスタやネットの画像でよく見かける
ウルフらは10000000%
スタイリングありきであり

髪質に問題がなくても
ストレートアイロン等を
ゴリゴリに使用する必要がございます

にも関わらず
人以上にスタイリングに苦労する
クセ毛の我々に何提案してくれてんねん?!
雨の日はどう責任とってくれんねん?!」
という話なのでござます

 

もちろん、素人であるお客様が
理想を伝えるのは自然だし
なんの問題もありませんよ?!

ウルフにしたいならその旨伝えるべきでしょう

 

しかしながら
スタイリングをゴリゴリにやらないと
難しい髪型だし、雨の日は地獄を見る
といった覚悟を持つべきであり

そしてその事実を知らなかったり
知っていても覚悟がないお客様に
ウルフを提案するなんて
どーかしてると僕は思うのです

美容室に行って、できると言われ
やってみたけど
何これ?!できてるどころかただの変な頭やん。

といった経験をお持ちの方が
たくさんいることからも
想像できると思うのですが

美容師って自分の実力を過信していたり
物理を超えた神かなんかと何違いしていたり
リスクに対する考えが甘い輩が
多いのが事実ですからね 苦笑

 

「何を偉そうに!
お前はどうなんだよ?!」

といったことに関しましては
ご安心くださいませ

なんせ僕は超絶にチキンであり
できるかわからないことを「イケるっしょ↑」
みたいな軽いノリで済ませることが
できないのです

 

例えばさっきの”クセ毛のウルフ”なんかも
スタイリングが絶対に必要だし
結構大変だということを念押ししますし
切りたくない雰囲気を前面に出します w

なぜならお客様のように
実際に後悔する人が多いわけだし

「ヤベーことになっちゃいました」
「助けてください。。。」と僕のもとに訪れた人を
これまでにも何人も見てきたからでございます

【これしかありません。】ウルフカットでヤバイ頭になったときの対処法

 

もちろん最終的に判断するのはお客様なので
どうしてもウルフにしたいなら
僕も全力でやりやすいように施術いたします

やることがダメなのではなく
リスクを知らなかったり覚悟がないのに
やるのがダメなだけであって

それらを理解してやりたいなら
大いにやるべきでしょう

 

で、話を戻して今回のお客様の
ご希望のパーマに関してなわけですが

「縮毛矯正した髪の毛へのパーマ」といったら
失敗のリスクの高い技術の
代表取締役みたいなものでございます w

縮毛矯正かけてる時点で
そこそこに傷んでいる場合がほとんどで
そこに美しくパーマをかけるのって難しく
下手したらこうなってしまいますからね

 

なので
「縮毛矯正したところにパーマはできない」
断言する美容師さんもいるくらいです

ということで
パーマは諦めていただこう。。。

 

ってことも普通にあるのですが
パーマさせていただきました w
(根元の矯正とデジタルパーマ)

カラーもしていないせいか
普段の扱い方が良いのか
強いダメージも感じませんでしたし

そこまでのリスクがなかった故の
判断であります

 

ねじって乾かして終了なので
例のウルフと違ってスタイリングは簡単でしょう

とはいえ縮毛矯正をかけた髪の毛への
パーマはリスクが高いことは事実です

 

そして、お客様もおっしゃっていたのですが
パーマを頼んでも
かけてくれない美容師さんって
チョコチョコいるんですけど
それはリスクを考えてのことだと思うのですよ

変な頭にしてしまっては
取り返しがつかなかったりもしますからね

なので、アホみたいな顔して
無理なことを気軽に提案しちゃう
アホアホ美容師なんかより
よっぽど誠実って僕は思います

 

どっかの講習で教わったカリスマ仕込みの
積極的な提案もいいけど
美容師はどちらかというと
”慎重になるべき”と個人的には考えます

 

ってことで僕自身としても
引き続き「無理なもんは無理」
お伝えするスタンスで。

しかしながら、できる時は
お客様の理想のスタイルを叶えることに
全力で注力いたします

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