こんにちは！
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さて、こちらのお客様
ウルフカットにしたものの
扱いにくくて仕方がないために
「助けてくれ」と
ご来店いただきました
素人目にもこのヘアスタイルのヤバさや
扱いにくいだろうなとの
予想が立つと思うし
カット技術”茶帯”の僕ですら
首を270度ほど傾げてしまうカットなのですが
今回は知らない美容師さんのディスりは
控えておくとして
おそらくこれらの記事を
読んでくださってのご来店でありましょう
僕の”ウルフ嫌い”が前面に出た
記事かと思われるかも知れませんが
別にウルフが嫌いなわけではないのです
てか、頼まれれば切るし
髪質やライフスタイル的に
問題がなければむしろ提案することもなくはない
しかし
「スタイリングは
それなりに大変なヘアスタイルですから
その覚悟を持ってやりましょうね？！」
「そして美容師も気軽にすすめるな？！」
ということが言いたいのです
インスタやGoogleの画像検索でも
いいんんですけど
見ての通り、ウルフカットの
９９．９９９９９９％はアイロンを使った
ゴリゴリのスタイリングがなされているし
（しかも研磨されたプロの腕で）
素人が自宅で、毛先や表面をちょろっと
アイロン通すだけで済むはずもなく
根元から毛先まで内巻きや外ハネと
やるべきアイロンの手数の多い
ヘアスタイルなわけですよ。。。
ウルフカットは
アイロンを使ったスタイリングが
ありきのヘアスタイルであり
しかもそのスタイリングの難易度も高い
これはウルフに切る前に
確認しておきたいこと
個人的には
手術前の同意書のごとく
”ウルフにする前の確認事項に”
署名していただいてから
手技を開始したいくらい w
実際にお客様も
休日の時間のある日は
アイロンを使ったスタイリングにより
なんとなく見れる感じになるみたいですが
普段の朝忙しい時間に
そんなことやってられるか！と
結局クリップで留めてしまっていたそう
そして何もしないとこーですからね。。。
やっぱり美容師は
気軽にすすめていいヘアスタイルではないと
僕は改めて思いました
ちなみにウルフに切ってくれた美容師さんは
「慣れればウルフが１番簡単。」
っておっしゃり、すすめてくれたそうですが
ここで僕が言いたいのが
その根拠なんやねん？
てか慣れたら
ウルフが１番簡単？そんなの当然だろう。。。
だって慣れたんだから w
しかし、素人が慣れるために
どれだけ大変なのかわかっているのかい？
慣れたとして、やりたいと持ってきた
インスタほどイケてるウルフができたら
それはもはやプロフェッショナル
素人の技術でも
簡単にいい感じのヘアスタイルを
自宅で再現できてこそ
意味があるのでは？
ということ。まぁ個人的意見なんだけど
という言葉の揚げ足取りは
この辺にしておき、このヤベー状態を
どうしかして差し上げたいのですが
扱いにくいウルフカットから
解放されるには
”短く切る”
これが鉄則であります
なんて辛い。。。
だって辛かろうが
上の毛が短いわけで、それに合わせたら
どうやっても短くなってしまいますからね。。。
そーゆー意味でも
ウルフカットは同意書案件の
覚悟をもってやるべきスタイルなのです
ウルフカットの醍醐味である
襟足を除去
表面の長さはたいして切ってないのですが
扱いにくいウルフから
逃れるためには
こーするしかありませんからね
約１年ほど前の縮毛矯正により
毛先に動きがない。
とにかく楽したい。
ということで
柔らかい雰囲気になるよう
縮毛矯正もかけさせていただいております
ウルフカットのスタイリングの難易度が
大学の数論幾何学だとしたら
今回のショートボブは足し算ほどの難易度
乾かすだけで終わりなので
アイロンいらないし
小学生でも再現可能でありましょう
（寝癖は１度濡らすか
アイロンでちょっと整えてください）
さて、お客様は
今回の牙も何もないウルフにする前は
ずっとロングだったそうで
今回ほどの長さに
自分発信で「短く切りたい」
っていうことは絶対なかっただろうから
「良い機会だった」と
素晴らしきポジティブ発言を
されておられましたが
今現在、やばいウルフになって
毎日沈んでしまっている方は
そんなマインドを持つと
良いかも知れませんね
余計なお世話だけど。。。
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