こんにちは！
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
「髪の毛すかれまくって
やばいことになりました。助けてください」
こんな救助要請をいただくこともあるのですが
実は、このブログを見て
ご相談。ご来店くださる方の中でも
かなりの割合を占める部類の
１１９番であります
”すく”という行為は
カットにおいて、やはり必要な場面が多いし
てか極端に毛量が少なくなければ
必須の技術であると僕は考えますが
その程度が過ぎると
ヤベー事になる。というわけでございます
個人的にはヤベー事になる程
すいてしまう理由がわからないのですが
そのリスクを下げるために
「すいてください」
「なるべく軽くしてください」
とか言わない方が良いよ？
というのは、このブログで
一貫して言わせていただいている事の１つです
とはいっても
「そんな事いまさら言われても〜」
な方が多いわけだし
どちらかというと
ヤベー事になっちゃってから
ご来店いただくわけで
結局のところ
残酷で心苦しい真実をお伝えする事に
なっちゃうわけですが
正直すかれまくってしまった髪の毛を
どうにかする方法は
「すかれまくりが
目立たなくなるくらい短くする
しかありませんよ？！」
ということ。。。
例えば、”クセ毛”ですかれまくって
ペラペラのパサパサのまとまらない状況に加え
”広がりまくる”
という二次災害があった場合は
縮毛矯正等で多少は見れる状態に
して差し上げることは可能かと思うのです
しかし、すかれまくってしまった
ヘアスタイル自体を
どうにかする方法は
短くするしかないわけですね。。。
（だって短い毛が大量にあるんだもの）
そのすかれた髪の毛の短さ具合によっては
最悪ベリーショートです
これはただのハゲですが
「ベリーショートでも
おかしくなければ構わないよ」
と、いうのであれば問題ないけど
大問題な方が大半でありますから
提案する根本的解決は時間は
”伸びるまで待つ”
という到底解決策とはいえない解決策に
なってしまうのです 苦笑
例えばこちらの方
毛先整えさせてもらって
仕上がりのご様子
普通に美しい状態かと思うわけですが
実は、すかれまくってやばい事になったと
駆け込まれたお客様
↑この日から”半年”たってようやく
本来あるべき毛先の厚みを取り戻した
わけでございます
当時の毛先は、こんなんでしたからね
何このピロピロ。。。苦笑
とはいえカットに正解なんてありませんので
これももしかしたら
作者のなんらかの意図や
魂が込められた作品なのかもしれない。
ゴッホやピカソなどの
世界的に有名な芸術家が
死後に評価される事になったのは
有名な話ですが
このピロピロカットも
そういった類のものかもしれませんからね
なので、このカットを
変だのアホだと言ってしまっては
後々僕が恥ずかしい思いを
するだけかもしれませんので
それは控えておきましょう
もちろん嫌味で言っております w
のように
すかれすぎてしまうと
半年かかるとか普通だし
てかサイドの毛はまだペラペラだし
まだ完璧に元どおりではないわけですよ。。。
ということで
現在すかれまくって
無残な状態になってしまった方にとっては
何の救いのない、ただ辛過ぎる記事なわけですが
言い換えれば
やってはいけないことを知れたわけだし
美容師選びの重要性も心得た
という、今後豊かな人生を送るための収穫
でありますから
ポジティブにとらえてまいりましょう
イヤどうにかして差し上げたいんだけど
短くいくか？伸びるまで待つか？
まじでそれしかないのです。。。
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