こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
僕は常々、スタイリングの重要性を
語ってきているわけですが
それは当然、美しくなっていただきたいから
美容師ができることって
そのスタイリングをしやすくすることであり
何もしなくて良い髪型を
作ることではないのですよ(そんな髪型ない 苦笑)
なので”ヘアアイロン”などを活用することは
非常に素晴らしい行い
もちろん使いすぎては、髪の痛みが増して
逆に汚く見えるという諸刃の剣的な
側面もあるわけですが
適切な使い方をしさえすれば
美しくあるための必須アイテム
後々パーマをかけたいなどの目標があるなら
使わないに越した事ない
そしてそんなアイロンを積極的に
使っていただける
美意識の高い方々より
「ヘアアイロンの温度は
どのくらいが良いですか?」
コレも良く聞かれることの1つです
そんなご質問の答えの結論を
さっそくお伝えすると
好きにしてください。w
このような不親切極まりない提案をするのが
このブログでは毎度のこと
しかしながら
お客様に美しくなっていただくために
魚を与えるのではなく
魚の”釣り方”を教えるのが
美容師として本来あるべき姿かと思いますので
どうかご理解いただきたい
などと、手取り足取り教えるのは
美容師もお客様も楽かもしれませんが
そんなのでは真の美しさは手に入らないのです
”自分が良いと思うものを
自分で考え自身で選択する”
美しくなるためには
こーゆー力が必要なのですよ
自分の人生、人に選んでもらって幸せですか?
という話なのでございます
そんなおおげさな。。。
そー思うかもしれませんが
僕は本質は同じだと思っております
と、よくわからん話してないで
話を戻しますと
僕が「アイロンは好きな温度にしてください」
というその理由は
何℃が良いかなんて
一概に言えないからであります
【もう悩まない】
ヘアアイロンの最適な温度を
プロの美容師が伝授します
まず間違いなく言えることは
低ければ低いほど良い
ということです
温度が高いほどに
髪の毛にダメージが蓄積されることは
明確なわけですから
低いに越したことはないでしょうよ
そして、アイロンを使う目的は
形を整えたり、ツヤを出したりでしょうから
それが叶う最も低い温度が
あなたにとってベストな温度でございます
アイロンを使う目的やゴールなんて
人それぞれ違うわけですから
そりゃ温度だって人それぞれなわけですよ
だから“好きにしろ”
しかしそれでは、さすがに美容師として
どーかと思いますので
1つ提案するとするならば
140℃くらいから試すのが良いかと思います
(それ以下だとあんまり形つかない)
そこから徐々に上げていき
マックスは180℃くらいでしょうか
180℃で形つかない人なんて
基本はいないと思いますので
それ以上あげても
無駄なダメージを負うだけかと思います
230℃とか出るのありますが
マジでそんな温度いらない。。。 苦笑
要するに、低い温度から試していって
自分の欲しい形や質感が手に入る温度を
見つけてくださいという事です
逆に今現在
180℃〜でやっているのであれば
徐々に温度を落としていって
もし、もっと低い温度でも十分であれば
低いに越したことないわけですから
その温度を知ることも大切でしょう
必要のないダメージは
美しい髪の毛をキープさせるために
なるべく避けるようにしたいところですからね
。。。え?
細かく温度調整できるアイロンを
持ってない?
ウチのアイロンは高、中、低って表記だから
温度がわからない?
そんな方はこれ買ってください
個人的に使いやすく悪いところが
見当たらないアイロンなので
オススメですよってなだけですから
別にこれじゃなくても良いのですが
使うべきアイロンの絶対条件は
・プレートの滑りが良い
・プレートの噛み合わせが良い
この3点
“使うほどにキレイになる”とか
ギャグみたいなこと言ってる
メーカーのアイロンもありますし
否定はしないけど
よく分からん、スピリチュアルに近い
機能をうたってるものもありますが
それらはシカトでよろしいでしょう
どんなアイロンであろうと
”その温度なりのダメージ”を受けるのは
当たり前ですからね
痛まないアイロンがあるなら
火傷しないフライパンも作れると思うので
メーカー様よろくしお願いいたします
もちろん嫌味で言っております w
温度調整
これは先ほどから言っているように
なるべく低い温度で
あなたの求める状態にすることが大切なので
これがなければ、お話にならない機能でございます
プレートの滑り
髪の毛の物理的ダメージは
熱と摩擦にあります
まず、アイロンいれるわけですから
熱によるダメージはあきらめてください 苦笑
(そのダメージをより少なくするために低い温度を推奨)
しかし、アイロンによる摩擦のダメージは
モノにより違ってきますから
滑りの良いモノを使うのはマストであります
プレートの噛み合わせ
プレートの噛み合わせが良いと
髪の毛に均一に熱を与えられるので
ダメージのムラもできにくいし
仕上がりのツヤも段違い
仕上がりのクオリティを求めるなら
外せない要素でございます
嚙み合わせが良いというのは
力を入れずとも
プレート同士すき間なく挟める
ということで
良くないのは
プレート同士のすき間が空く状態
右側のアイロンのすき間が空いてるのが
確認できると思いますけど
これでは均一に髪の毛に熱が伝わらないので
キレイに伸びないしツヤも出にくいわけです
で、無理やりすき間を埋めようと
強くプレスしてしまうと
それはそれで
髪の毛は痛んでしまう。。。という
美しくなりたい人が使うアイロンとしては
おもちゃレベル 苦笑
しかしここで問題が
そんなこと言われても
温度調整以外、使ってみなきゃ
分からないじゃないか?!
ということ
だからコレ買ってください
と言っているのです w
とはいえ、お値段はそれなりにしますので
とりあえずは最低限
”温度調整ができるもの”を
使っていただければと思います
あと、これは仕上がりなどには
関係ありませんが
スイッチを入れて
”素早く希望の温度に到達するモノ”が
ストレスなくて良いかと思います
いざ、アイロンを使おうと
髪の毛を挟んだ際に電源が入っておらず
舌打ちしたことがある人は
少なくないのではないでしょうか?
そんな時に、電源をおして
すぐにあったまってくれたらなんて心強い
もし、未だにWindows95くらいの
立ち上がり速度の
アイロン使っているのなら
なにかとストレスですから
まだ使えるとはいえ
処分しても誰もとがめないだろうし
買い替えをおすすめします
余裕を持ってスタイリングに
励むことが出来ることでしょう
そして、アイロンの電源を
切り忘れたんじゃないか?と
通勤、通学中に思い出し
帰ったら家が燃えてしまっていたら
どうしようと、一日中ソワソワ過ごした
経験のある方がいることも
僕は知っております w
そんな時、”一定時間操作がされなかったら
自動的に電源が切れてくれる”
そんな機能がついている商品があったら
抱きしめたくはありませんでしょうか?
ということで本日の記事を一言でまとめると
ヘアアイロンの
適切な温度を知りたいがために開いた記事で
まさか商品を押し売りされるとは
夢にも思わなかったでしょう w
ちなみに僕は
きてくださってる方は
ご存知かと思いますが
ほとんど商品をオススメすることは
ございません(聞かれたら答えるけど)
そんな僕がこれほどまでに
押し売りをしているのはなぜか?
・お小遣い稼ぎに必死である
この2つの理由が考えられますが
その答えはあなたに委ねることに
いたしましょう w
・トリートメントはコレを使ってください
・髪型はコレが似合います