【これがなきゃ無理です。】美しいロングのパーマができる3大条件

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

さて、こちらのお客様

前回は、大変失礼ながら
お世辞にも美しいとは言えないパーマが
かかってらっしゃいましたから
バッサリ切らせていただきました

切らない限り復活はあり得ないですからね。。。

ショートに頼んでもショートにしてくれない本当の理由?!【変なパーマの修正施術例】

その後、評判も良かったとのことで
それはなにより

そして今回おっしゃっていたのが

「今のショートのままでも良いのだけど
どうしてもロングの美しいパーマをかけたいので
もう一度伸ばしてパーマにチャレンジしたい」

とのことでございました

 

美しいロングのパーマスタイルに必要なのは

・パーマのかかる髪質
・傷んでいない状態
・美容師の腕

これらが必要になってくるわけですが

まずは”髪質”

大変に残酷な話ですが
パーマが美しくかからない髪質であれば
どうやったって
パーマは美しくかかりません

土台がないわけですから
何を積み上げようと積み上がらない

 

例えば、エイジングにより
髪の毛内部のタンパク質が
少なくなっている髪質の場合
(または生まれつきそのような髪質)

パーマのかかる部分である
タンパク質が不足してるわけだから
美しくかかる理屈がないわけですよ。。。

 

パーマ自体はかかりますが
細かいウェーブになってしまうと言いますか。。。
多くの方が求めてる、コテで巻いたような
大きく動くカールとか無理なのです

上手い下手とかじゃなくって物理的な問題

 

次に”髪の毛の状態”

なんとなくわかると思うのですが
傷みが強い状態の髪の毛にパーマなんてかけたら
バサバサになって終了でございます

これまた上手い下手とか
薬剤知識があるとかじゃなくって
物理的に無理ということ

 

そして最後に”美容師の腕”

我々美容師はインスタやブログで
これ見よがしに
イケてるパーマスタイルをあがるわけですが

なんてことはない。

パーマが美しくかかる髪質に
傷みが少ない状態という土台が
前提条件としてあってのその仕上がりなわけで

そのスタイルに寄与するあんたの技術は(僕含め)
2割くらいのもんでしょう
ということなのです

 

技術を生業に仕事をしている人間としては
悲しいわけですが、まぁそんなもん w

とはいえ2割でも
美容師の腕も大事な要素であることは
間違いないですよ?

いくら土台が整っていても
腕が悪けりゃウケる頭になるわけですからね

 

ただ、髪質や髪の毛の状態という
前提があってこそ活きる技術
ということが言いたいのです

 

そしてお客様の場合

確かに髪質は、細く柔らかいので
美しくかかりにくいのが事実だと思うのです

しかしながら、かからないわけではないし
髪の毛の状態が良ければ美しくかかる範疇。

そんな髪質とお見受けいたします

 

そしてその傷み具合は
今後どーなるか分からないので
「絶対にかけられる」とはいえなかったのですが
今の状態をキープできれば問題ないのかと

あとは僕の腕次第。。。w

 

ということで今回は
根元のカラーと毛先を整えただけ

ぶっちゃけパーマまで2年ほどは
かかると思いますが
髪の毛を労わりつつ
頑張って伸ばしてまいりましょう

僕も美しいパーマをかけられるよう
今後も精進してまいります

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