【海外留学前の縮毛矯正はこうかけろ!】3流と1流の違い??

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

さて、コチラのお客様

縮毛矯正をかけたく
美容室を探していたようなのですが

お母様より
「ここ(僕のところ)が良いんじゃない?!」
とのご指導があったそうでございます

まず、なんてお目が高いお母様なのでしょうw
心から感謝申し上げます

 

聞けばこれから1年間の
海外留学をひかえているそうで

「髪の毛を楽な状態にしておきたい」
とのことでございました。

なるほど確かに・・・

ずっと海外ということは
ずっと旅行してるようなもんですから
慣れない環境でのヘアセットになるし
留学先で美容室に行くのも
何となく怖いものでございましょう

であれば、乾かすだけで
ヘアスタイルになるくらいがありがたいし

しばらく放置しても
おかしくない雰囲気にはしておきたいところ

そのための縮毛矯正は
ナイス判断と言えましょう

 

というのもお客様の髪の毛は
そこまで強いクセ毛ではありませんが
(いつも縮毛矯正しているわけではないし)
クセがないわけではないし
特に表面の毛がパヤパヤしがち

これを抑えるためには
アイロンなどが必要ですが

となると、わざわざ海外対応のアイロンを
購入する必要があるし
それがやれる環境じゃないかもしれないし
てか、留学中にめんどくさい

ということは
乾かすだけで終われる縮毛矯正は
かけておいて損はない

普通の旅行前でも
かけたい需要は結構ありますしね

セットを楽したいならパーマの選択肢もありますが
お客様はパヤパヤが気になっているわけで
それには縮毛矯正しかない

そして、髪の毛の状態は
カラーは繰り返ししているものの
そこまで傷んでおりませんので
問題なく仕上がるでしょう

しかしこんな時の縮毛矯正で
気をつけたいのが

”1年後も見据えたかけ方”

 

お客様としては
海外にいる予定の”1年間”
髪の毛の扱いやすさを目指しているわけですが

僕。。。これでも一応プロなのでw
その後のことも考慮したいわけです

 

まず、お客様の髪の毛のクセを伸ばすことは
そんなに難しいことではありません

普通の美容師であれば誰でも
それなりのクオリティーに持っていけるかと

 

というのも、さっきも言った通り
縮毛矯正の履歴もなければ
そんなに傷んでいないので

例えば縮毛矯正の薬剤の種類
1.2.3.4.5(弱←→強)があった場合
4か5あたりを選択して
普通にアイロン当てれば
美しいストレートヘアになるわけです

しかし、それでは無駄に傷むし

おそらく1年後には根元のクセ毛と
かけた部分の髪質のギャップが大きくなりがち

要するに、まっすぐにしすぎることに
注意をしたいのです

 

多分ですよ?!

お客様の場合、日本にいるときは
縮毛矯正をかけていなかったわけだし
そこまでかけたいって
思ってはいなかったと思うわけですよ

あくまで、留学中の扱いやすさを
考えての今回のご来店なわけだし

 

ということは、留学を終えたら
そのまま縮毛矯正はフェードアウト

かけない生活に戻していくことが
理想だと思うのです
(楽さに気がつき日本でもかけていく可能性もなくはないが)

 

そのためには
根元のクセとかけた部分と
ギャップを少なく仕上げておくことが
お客様にとって嬉しい縮毛矯正なのかと

 

ごちゃごちゃ言ってますけど要は

目先の1年間のことだけを考えて
今回の縮毛矯正で
強い薬剤を使ってただ真っ直ぐにするのは
3流美容師のお仕事なので

その先のことも考えた薬剤選定で
かけ続けなきゃならない雰囲気の仕上がりは
避けたいよね

ということでございます

乾かしただけ

美しいわけですが、仕上がり見ただけでは
薬剤選定のことなんてわかるわけないし
1年後の状態も想像不可能でしょう

・・・僕もです。w

 

ただ、そういったことも
考慮して縮毛矯正しているんだよ?!

といったアピールを
させていただく記事でございます w

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