【縮毛矯正の失敗】根元の毛がジョリジョリの根折れが罪深い理由?!

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

さてこちら、先日のお客様

実はこの2ヶ月ほど前に
カラーリングと「1つ相談がある」

ということでご来店いただきました

 

その内容といたしましては
「つい最近、縮毛矯正をかけたら
後頭部の一部の根元がジョリジョリする・・・」

といったことでございました

 

このブログの読者である方なら
もうお察しのことと思いますが

そうでございます。

縮毛矯正の大失敗”根折れ”でございます

根折れとは?!
本来、頭皮から1センチほどあけて薬剤を塗るのが
縮毛矯正の基本なのですが
それを疎かにし、頭皮付近に薬剤がつき
根元の毛が90度に折れてしまう失敗
(最悪切れてしまう悲惨な失敗)

 

縮毛矯正をかけた直後
または数日たっての根元の手触りに
違和感を感じたら

まぁ大体この失敗と
思って差し支えないでしょう

”クセの伸びがあまい”とかの
僕も気をつけなくてはならない失敗も
美容室では、よくあることと思いますが

その時の「クセ残っとるやん。」
手触りとは一線を画す
ジョリジョリ具合ですから
それは99%根折れであります

 

で、この失敗の非常に厄介なところが
すぐに直せない。というとこ

クセの伸びがあまいのも
失敗に変わりないわけで
お客様からしたら良い迷惑なわけだし

美容師からしても
大変申し訳ございません。なのですが

もう1度かけさせていただければ
すぐに対処可能。

 

少なからず髪の毛は傷むわけだし
もう1度かけに行くのは手間でしかないし
「一発で決めろや!」でありますので

それは技術力不足であり
言い訳の余地はありません

ですから、地面まで頭をたれ
猛省するのは当然なのですが
すぐにキレイにクセを伸ばし直すことは
できるわけです

しかし、根折れの場合

折れる部分ってのは
頭皮に限りなく近い部分であり
その原因は頭皮に薬剤(1剤)をつけるから。

(通常は根元の1センチほどあけて
薬剤を塗布。)

 

そして折れた部分を直すには
患部に同じような薬剤を
塗布する必要がございます

ということは
薬剤が頭皮についてしまうわけですから
また折れる。ということ 苦笑

なので寝折れを直すには
折れた部分が頭皮から少し離れた所まで
伸びなければ無理。ということなのです

 

それには1ヶ月半〜くらいが目安なわけで
伸びるまでは
ジョリジョリの手触りと
それによるストレスと共に過ごすしかない
ということ・・・

さらに折れ具合や髪の毛の傷み具合によっては
折れた部分で断毛する可能性もあり

ジョリジョリのストレスで
毛が抜けそうな上
断毛の恐怖ものしかかる・・・

だから根折れは罪深いのです

 

「クセ残っとるやん。」
お客様からしたら同じ失敗だし
失敗して良いなんて思ってないけど
罪の重さは大きく違うでしょう

万引きと殺人未遂くらい違うと思います w

 

そしてお客様

前回は直後だったために対応できず・・・

で、2ヶ月もたてばこのように

折れた部分が伸びて
薬剤も頭皮につけることなく
塗布できそうです
(断毛はなさそうで良かった)

ということで
折れた部分は無事に修正完了

正直、折れた部分がなくなっちゃったので
上の写真が同じ部分なのか定かでないし

「別のポイントを
写してるんじゃねーだろーな?!」
とのご指摘には
自信を持って否定できないのですが

探してもなかったので
問題ないでしょう w

 

カットとカラー

そして根折れの修正も兼ねて
縮毛矯正のリタッチをさせていただきました

ストレスが少しでも
軽減されたなら幸いです。

 

【縮毛矯正の大失敗?!】根元の毛がジョリジョリに折れた時の対応マニュアル

 

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