銀座の格式高い美容師の尻拭い?!【縮毛矯正の大失敗】修正施術例

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

いきなりではありますが
『銀座』という街に、あなたは
どんなイメージを持たれているでしょう

まぁその華やかさに加え
高級感と格式の高さを感じる街であることに
異論はないかと思うのですが

そんな街で働く美容師さんも
さぞかし格式の高いことなのでしょう・・・?

 

さて、意味深な雰囲気から始まる
本日のブログではあるのですが
今回ご紹介したいお客様はこちら

どうやらこれまで10数年と長い期間
”銀座”のとある美容室に
通われていたそうでございます

普段はカットと、たまにコスメクリームなる
「ちょっと広がりが落ち着きまっせ」な
メニューをされていたそうなのですが

もちはあまり良くないし
そもそもそこまでのボリュームダウンに
貢献してくれないそうで

「縮毛矯正にしてはいかがか?」
との提案があったそうでございます

さすが銀座の格式高い美容師様。

土日の早朝の側溝がゲ○まみれな
品性のかけらもない街で美容師をしている僕が
評価するなどと恐れ多いわけではあるのですが

縮毛矯正の提案には僕も大賛成

 

お客様のように、どちらかというと
髪の量が多い方は毛量を減らしまくっての
ボリュームダウンに舵を切る美容師が多い中
冷静な判断と言えましょう

毛量も広がる原因の一要素ではあるけれど
クセによる広がりがメインと僕も考えます

 

であれば毛量を減らしたところで
ボリュームダウンはたかがしれている
(毛先がスカスカになるだけだし)

クセをまっすぐにすることの方が
大きな効力を得られましょう

 

確かに無駄ではありますが
大きな額ではない待機電力の節約のため
細かなコンセントの抜き差しをするよりも

ちょっと家賃の安い家に引っ越した方が
インパクトがデカいのと同じように

問題の主となる部分を
退治するのが先決なのでございます

 

さすがわかってらっしゃる
銀座の美容師様

ということで
その素晴らしい提案に従い
縮毛矯正をかけたそう

 

しかしながらなんということでしょう・・・

根元折れとるやん?!

ガッツリ90度に折れておるやん?1

ジョリジョリやん?! 苦笑

 

このブログの読者様は
もう飽き飽きしていることと思いますが
これは”根折れ”という縮毛矯正の大失敗

しかもちょーちょー低レベルなやつ

 

銀座の高級寿司店の大将が
マグロとまちがって赤い靴下を
握ってしまうくらいの失敗

クリスマスじゃねーんだぞ?!w

いやそれは失敗というか
常軌を逸してるやん?!とのことと思いますが
そのくらいのことなわけですよ根折れって・・・

根折れとは?!
本来、頭皮から1センチほどあけて薬剤を塗るのが
縮毛矯正の基本なのですが
それを疎かにし、頭皮付近に薬剤がつき
根元の毛が90度に折れてしまう失敗
(最悪切れてしまう悲惨な失敗)

 

いやまぁ格式の高い
銀座の美容師様のことですから
何か想定外のことがあったのでしょう

美容師もいくら格式が高くても人間ですから
心中穏やかでいられないことや
仕事が手につかないほどに辛いことも
生きていればあるのだろうし

仕方なかったのかな・・・
折れた根元をどうにかしてもらおうと
後日相談に伺ったそう

すると

 

「折れてません」
「これは伸びてきたクセ毛によるものです」
「そもそも折れるような
強い薬剤を使っていない」

との驚きの返答

お客様も初めての縮毛矯正ということで
「そーゆーもんなのかな?」と
納得せざるを得なく
モヤモヤな気持ちを持ち帰ったそうなのですが

やっぱりジョリジョリしてんのおかしくね?
ってことで、このブログに辿り着き
ご来店いただいた経緯

 

そして断言しますが
これは1000000%根折れ

 

美容師の失敗によるものであります

どう見ても折れてるし
てか、根元が折れるのは薬剤の強弱じゃなくて
”頭皮につけて薬を塗るから”なので
何言ってるかわかりません w

縮毛矯正のなんたるを理解していない
墓穴発言。

しかもお客様曰く
1剤塗布の際に頭皮が冷たかったそうなので
間違いない。 逮捕

 

てか、この状態にして
「折れていない」と良く言えたものだと
感心いたします

まるで
やったのにやってないと出頭を拒む
痴漢親父のようである w

そして格式の高い美容師改め痴漢美容師より
折れているような部分が切れてしまうことを
心配するお客様に(実際切れちゃうことあります)

気休めのトリートメントの
プレゼントがあったそうですが

トリートメントで折れた毛が治るわけないし
こーゆーのは美容師が罪悪感から逃れるためや
クレーム防止のプレゼントですから
基本的には投げつけてやりましょう

 

気持ちはマジでそーなんですけど
やっぱりもったいないので
貰えるもんは貰っておきましょう w

 

正直、僕は憂いてやまないのですが
美容師が失敗を認めないって
よくあることですよね?!

 

失敗を認めてしまったら
無料の再施術や返金や補償が
必要な場合も多いわけで、美容師的には
経済的な負担や時間的コストを避けたいところ

あるいは技術を提供するプロフェッショナル
としての自負があるのでしょうから
失敗を認めることは自己否定につながると
感じることもあるのでしょう
(格式の高い銀座であれば尚のこと。プライド高そうだしw)

または、低レベルな失敗をしたことがバレたら
上司に詰められるだろうし
後輩や従業員の評価も駄々下がり・・・w

 

そんな気持ちもわからんでもありませんが
大事なのはお客様だろうと僕憤慨。w

理不尽なクレームなら
それ相応の対応にはなるのでしょうけど
お客様はおかしなことは言っていないわけで

保身のために、目の前の辛い思いしてる人に
向き合わないその対応に
反吐が出そうでございます

 

と、いつまでも人の失敗を
罵っていても仕方ありませんから
そろそろ痴漢美容師の尻拭い

ジョリジョリもなくなり無事に修正完了

 

美容師の技術って正直難しいことも多くて
お客様の要望を叶えられないとか
期待に応えられないことも多々あるかと
思うのです

僕も失敗してしまうこともあるでしょう
(根折れは絶対しないけどw)

そんな時、その失敗を認めないってのは今回
”最高にダサい”と思ったわけです

 

銀座だかカリスマだか
インフルエンサーだか知らんけど
非を認め、謝罪の1つもできないなどと
同じ美容師として恥ずかしい・・・

 

ダメだし、して良いとは
全く思っておりませんが

万が一お客様の要望に応えられなかったときは
プライドや保身などは考えずに
真摯な対応をしていくべきであろう
自戒を込めてお伝えいたします

 

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