こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さて、こちらのお客様
一見、普通にお綺麗な髪の毛のお方なのですが
実は1ヶ月ちょっと前に
縮毛矯正をかけて、悲劇の失敗である
”根折れ”をされてしまったお客様
ご覧の通り、見事に角ばっておられるわけですが
髪の毛の角に喜ぶのなんて
菅原文太くらいなもので
一般的な女性であるお客様が
嬉しいわけがございません
どうしてくれんねん?!
聞けばお客様、海外生活が主なようですから
この悲劇の縮毛矯正も
海外での出来事だそうでございます
ちなみに
「海外の美容室に行くのは危険でしょ?!」
これはよく言うことでしょう
やはり日本人の髪質ってあるし
それを把握してない
外人さんにやられるわけだし
使う薬剤もきっと違うのだろうし
正直、僕も「危険では?」と思います。。。
(日本人が海外の方を担当する場合も然り)
以前、ペルーにて
オーランド・ブルームのような
ワイルドな感じのパーマを希望したら
葉加瀬太郎みたいになってしまった方が
涙を浮かべていらしたことがあるのですが
その方も海外でパーマかけたことを
大変後悔しておりました
なので、今回のお客様も
「若干自業自得な部分もあるのかな?」
と思いきや。。。
日本に帰ってこれるのは
半年に1度くらいそうなので
海外の美容室を利用するのは
仕方のないことようですし
どうやら”日本人が日本の薬剤を使って
やってるお店でのこと”らしいので
やっぱりどうしてくれんねん?! 苦笑
根折れといえば
ただ基本を無視しただけの超低レベルな失敗
なわけですが
人種による髪質にかかわらず
これは世界共通のことでしょう
縮毛矯正の1液が頭皮についたら
根元が折れるのは物理的なことですからね
そして物理は世界共通のルール
フランスは地域的に根折れしなくて
ドイツでは根折れするとか
ないわけですよ?! 苦笑
なので縮毛矯正が一般的なメニューとして
美容室で行われている国であれば
頭皮から1センチ程度開けて薬剤を塗布
ってことは根折れしないための
国境を越えた常識。
常識に囚われた人生なんてつまらない?
その考えは大いに結構でありますが
人様の頭でされても
たまったもんではないのです
我ら日本人が世界に誇れるモノといえば
ウォシュレットや
縮毛矯正等に欠かせない
繊細な作業の技術力なわけですが
それを疎かにするなど日本の恥め。。。
今すぐに帰国して、美容学校に通い直し
そして武道などにも励んでいただき
大和魂を取り戻していただきたく願います
という、いつものよくわかない話はさておき
折れてからすぐの帰国のタイミング
ということで、不幸中の幸い。。。
海外での折れた場合の対処法は知りませんが
こっちで気をつけて施術すれば
修正することは可能ですからね
若干の断毛は見受けられますが
無事に角もなくなり
なんとか修正できたかと思います
今後は気をつけてくださいませ
って言われても
やるのは美容師なわけだし
お客様は気をつけようがないわけですが
やはり美容室に行く前の
リサーチは欠かせない。
海外でのその難易度は想像を絶するわけですが
大事な髪の毛を任せる美容師は
慎重に選ぶべきでありましょう
取り返しのつかないことも
ございますので。。。
こういうと、僕なら失敗しない
みたいな偉そうなニュアンスで伝わりそうですが
そんなことではなくて
あなたにあった美容師を探してください
ということ
ある人にとっては最高の美容師でも
ある人にとっては
関わりたくもない美容師ってことは
よくあることです
僕なんか特に。。。w
縮毛矯正の基本なのですが
それを疎かにし、頭皮付近に薬剤がつき
根元の毛が90度に折れてしまう失敗
(最悪切れてしまう悲惨な失敗)