普通のカラーに【プラス料金払ってランクアップ】したときの効果とは?!

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

ご質問いただきました

「美容室のカラーに
ランクみたいのがあるけれど何が違うの?」

確かに多くの美容室では
普通のカラーにプラス1000円すると

「こちらの〇〇カラーに変更できて
そちらの方が傷みが少ないですよ」

「さらに1000円プラスすると
〇〇カラーができて色持ちも良くなります」

って感じのシステムになってるところが多く
実際にそーいった説明を
美容室でうけたことある方は
多いのではないのでしょうか?

ということで違いを解説です

 

カラーをランクアップさせたときの効果とは?

普通のカラーとの違い

で、何が違うの?ってことですが
さっきさらっと書いちゃったんですけど
普通のカラーにプラス料金を払うと

・ダメージが少なくなる
・色持ちが良くなる

っ場合がほとんでです

ですから
それに価値を感じるのであれば
プラス1000円2000円くらいは
払ってもいいのではないのでしょうか?

 

それが本当なら。。。w

以前にこんな記事を書いてます

↓  ↓  ↓

美容室のカラーやパーマのメニューにランクがある理由を暴露します!!

 

読んでもらえればわかると思うのですが

プラスいくらか払って
カラーをランクアップさせるのって
ほとんど、前処理剤って言われるやつを
カラー剤を塗る前につける

もしくはカラー剤に混ぜる
(混ぜるのは薬事法違反だけど 苦笑)
わけなのですが

結局のところ
ダメージしないモノではなく
ダメージしてないかのように
カラー後の手触りを良くするもの
なわけで

そんなのは洗ってれば
そのうち取れちゃいますから
業界では”下水の肥やし”って
言われたりもしています 苦笑

そもそも最近のカラー剤は優れてるので
それだけでも手触り良くなるし

ダメージを抑えるとか言いますけど
そんなら最初っから弱い薬剤使えばいいだけで
ぶっちゃけいったら
プラス料金とるための口実なんですよね。。。

 

なので
「美容室のカラーにランクみたいのが
あるけれど何が違うの?」

って質問に正直に答えると

”気分が違う”

ってことになります w

 

とはいえ”気分”をあなどるなかれ。。。

というのがこの記事の本題

気分と手触りの関係

紹介したいエピソードがあります

僕がまだアシスタント時代
非常に薬剤知識に優れた
先輩がいらっしゃいました

・こんな髪にはこの薬剤のこの成分が有効だ
・こんな髪の毛にはこれをつけるとこーなる
・こんなダメージの仕方をしてるからコレとコレの配合でいこう

他のスタッフに比べると
使う薬剤の幅も広いし
薬剤の配合の比率にも非常に細かく

アシスタントとしては
勉強になるなってのと
めんどくさいなって
気持ちで働いていました w

 

そしてある日
その先輩が担当しているお客様に
導入したての”前処理剤”
しっかりつけろとの指示

もちろんそれは
プラス料金をいただいてのメニューです

当然その前処理剤の濃度なんかもこだわり
細く指示をうけていたのですが
僕はやってしまったのです。。。

その日はあまりに忙しく
ってのは言い訳ですが

要するに、その指示をうけた
前処理剤をつけるのを忘れてしまったのです

気がついたのはカラーも塗り終わり
というかそのお客様を
シャンプーしてるとき 苦笑

 

『ヤッベ。。。あれつけんの忘れた。。。』

僕は青ざめました

なぜなら薬剤に異常に細かくこだわる先輩。
そんな人は当然怖いです w

実際になにかミスしたときに
何度かケツを蹴られたこともあるわけで
(愛のムチです たぶんw)
今回のミスはケツどころでは済みません

もしケツにアザができたとしても
誰にも見られないで済むわけだし

もし何かの流れで見られたとしても
「何これ?蒙古斑?赤ちゃんみたいで可愛いね」
なんて言われるかもしれないですから
先輩なりの愛情です w

 

しかし今回のミスは
首が吹き飛ぶかもしれない

となると、当然言えません。
つけ忘れたなんて言えるわけもありません。

鬼ですら
首が飛んだらおしまいな今日ですから
人間である僕ならなおさら終わりです。。。

ということで
”知らないフリ”を決め込むわけですが
そのお客様がやはり気になるってことで

他の仕事をしつつも
ドライヤーかけて仕上げにさしかかっている
先輩とそのお客様の会話に
ダンボのような耳を傾けるわけです

 

するとどうでしょう

先輩
「どうですかこの手触り!新しい前処理剤なんですけどね
〇〇さんの髪質にはちょうどいいと思ったんです」
(前処理剤つけ忘れました)

お客様
「本当ツルツル〜!いつものカラーより
しっとり感が違いますね?!」

(いつもと全く同じカラーです。
つけ忘れてますから w)

どうやらお二方とも気がついていません

そしてお客様はいつも以上に満足して帰られ
ホッと胸を撫で下ろすのでした。

 

これが”気分”の力です

てか、プラス料金いただいての
メニューだったのにかかわらず
それをつけ忘れたってことは
ただのぼったくりですから

お叱りう受けるべきでしょうし
「大変申し訳ございませんでした」
としか、今となっては言えないのですが

お客様も先輩も
最新の前処理剤をつけたという”気分”
手触りの良さを感じてるわけです

実際はいつもと変わらないカラーなので。。。

 

これをきっかけに僕は
結局処理剤ってなんやねん?!って思い始め

色々調べることになり
”前処理剤は下水の肥やし”
ってことを知ったわけです

ということで、カラーにおいて
プラス料金払ってランクを上げると

実際髪の毛には大した効果ないけど
気分は違いますから
そーいった意味では効果はありますよ

ってことです

 

なんか安いと不安ってのあると思いますし
お金払って安心が買えるのなら
良いのでないのでしょうか?

僕は買わないけど w

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