上手いカットよりも【無理をしないカット】を超絶にオススメしたい理由?!

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

僕は常々

「カットなんて大したことできない
極論言えばただの毛の長さの調整だ」

などという
美容師としてどーかと思うことを
カット技術のみを生業としてるしてる人から
闇討ちされる覚悟で発信しているのですが

もちろん、それが
自信を持って言える事実だからです

 

大学と大して変わらない学費を払い
専門学校を入学卒業し
意味あんのかわからない国家資格を取得。

美容室に勤めてからも
カットの練習のために、ウィッグと言われる
人形(一体3000〜5000円)を
数百体切り、いくらだか計算もしたくないほどの
投資をした結果が

”ただの毛の長さの調整”って
これから美容師を志す人にとって
夢も何もない
あまりにひどい話なのですが

いくら神がかったカット技術を持っていても
髪質という素材には
手も足も出ないわけです

・絶壁だけど後頭部にボリュームが出るカット
・猫っ毛がフワってするカット
・クセ毛がなくなるカット
・ハネるのが乾かすだけでハネなくなるカット
・直毛が乾かすだけで内巻きになるカット
・矯正で不自然な毛先に柔らかさを出すカット

そんなものはあるはずもなく
全て髪質、髪の毛の状態次第。。。

 

そんな残酷な真実に抗うために
”スタイリング”
というものがあるわけで

もしカットだけで
絶壁が後頭部にボリュームが出たのであれば
ボリュームの出る髪質だったってことです 苦笑

直毛が内巻きになるのであれば
そーいった髪質だったってこと

もしくは美容師のブランドのおかげで
そー見える w

 

インスタなんかで良く見る
”くびれカット”とかも
くびれる頭でやってるんだから当然なわけで

カットでくびれてるのではなく
骨格、髪質、スタイリングで
くびれているわけですよ。。。

 

性格の悪く、いじけた事を言うと
「僕のクリクリ頭でくびれカット
してみろよ?!」という話 w

仕上がりはクリクリに
違いねーから

 

というわけで今回は
”カットなんて大したことできない”
ってことをお伝えしたいのと同時に

”カットはものすごく大事だよ”
という矛盾に満ち溢れた記事を
お送りしたいと思います w

ここまで聞くと
「カットなんてどーでもいい。
誰が切っても一緒だ。」みたいな

ガチで美容師として
あるまじき発言に聞こえるわけですが
そんなことはない

むしろ誰よりもカットの技術の大切さを
痛感しているのが僕なのです

 

というのも

何度も言いますが
カットでできることなんか
限られてるのは事実はありますが

例えば広がる髪の毛を
カットで広がらないように切ることはできないけど
余計に広がるように切ることはできる

それがカットの技術なのです

 

 

クセ毛で広がるので
縮毛矯正をご希望のお客様

前回は”髪質改善”を半年ほど前にしたとのこと
どーみても縮毛矯正だけど 苦笑

写真ではわかりにくいのですが
確かにクセによりうねりがあり
そのために広がってるのですが

”広がるカット”をされているために
余計に広がっておられます。。。苦笑

(こーゆー人を今まで散々みてきました)

すきすぎ

広がる髪質を余計に広がらせる
典型的なカットがすき過ぎです

広がる原因を”毛量”って勘違いしてる方や
ラリってる美容師が良くやるのですが

すいたからって広がりおさまるわけないし
余計に広がるだけです。。。

 

すくってことは
”短い毛を作る&空間を作る”
ってことになるので

クセ毛は水を得た魚の如く
より動きやすくなるので当然広がるわけです。。。

お客様の場合も
ボブベースに切ってはあるのですが
(段差の幅が少ないカット)
すきすぎで首が透けてみえてるし

てかこれは
なんていう髪型なのでしょう? 苦笑

 

 

このように、できもしないことを
(広がりを抑える)カットで無理やりすると
良くわからない髪型になるわけです

逆に言えば、無理さえしなければ
多少重たい、乾かすのが大変。
などの手間はありますが
変な頭になることはないですからね。。。

 

なので僕は現実的な
無理のないカットをオススメしたいわけです

だって変な頭ってストレスですよ

 

 

長さはあまりかえたくないとのことで
整えるだけ

根元はクセが伸びてきた部分だけ
縮毛矯正させていただいてます

 

来店時に比べれば
広がりもおさまったし
扱いやすいかと思いますが

やはりすき過ぎによる
毛先のぺらぺらパサパサ感や
まとまりの悪さは否めません。。。

(徐々に揃えていき毛先6〜7センチ切れると
普通のボブになれると思います)

すき過ぎてしまうと
すき過ぎの部分がなくなるまで伸びるのを待つか
短く切るしか解決策はないですから
それが厄介なところです

どうかお気を付けください。。。

 

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