【縮毛矯正しててもパーマはできる?】現実と期待値の話

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

毛先に動きのあるスタイルをお求めの方へ
いつも言っていることの1つに

「ご自身で巻いた方がキレイですよ?」

というのがございます

 

「え?美容師としてプライドはないの?」
というお言葉はシカトさせていただきましてw

巻くというのは
カールアイロンやカーラーなんかを
使っていただくということですが

それらを上手に使ってスタイリングをした方が
ヘアスタイルのクオリティが高くなるわけです

なぜならインスタや雑誌で
映えちゃってる動きのあるスタイルは
いつだって巻いているものだし
熱を加えると髪の毛はツヤも出るし
キレイに見えるものなのです

「なので巻いてください」

 

・・・とか言っちゃうと

「それができねーんだよ!」
「そんな時間ねーんだよ!」

という方が多いのが現状でしょう

 

そんな方にお勧めしているのが
やはりパーマというわけです

 

さて、こちらのお客様

クセもあるようですので
前回は約4ヶ月前に緩めの縮毛矯正を
かけたのだそう

しかし現状としては
結ぶことによりできた縛り癖も重なって
ただハネてしまう感じ・・・

カーラーで巻いてみるものの上手くできない
といったお悩みをお持ちで

「パーマで軽く動きをつけたい」
とのご要望でございました

 

で、まず初めにお伝えしたいのが
縮毛矯正がかかっている髪の毛に
美しくパーマをかけるのは”難易度が高い”
ということ

縮毛矯正という
強めの傷みが出る施術を受けたところへ
さらに傷みが増すパーマをするのだから

気をつけないと
ゴワゴワのジリジリでございます

次に縮毛矯正がかかった髪の毛に
美しくパーマをかけるのは

縮毛矯正と同じように高温の熱を使った
”デジタルパーマでないと難しい”
ということも、ご理解いただきたい

その理由は今回割愛するため
「そーゆーもんである。」
ってことでご納得お願いします w

 

そしてデジタルパーマって
髪の毛を捻りながら乾かすことで
その特徴を発揮するパーマなのですが
(コテで巻いた雰囲気になる)

髪が短いとそれがやりにくい・・・

 

長さがあった方がネジネジしやすいのは
イメージできましょう?!

なので個人的に
デジタルパーマをおすすめするのは
ミディアム〜の長さがある方々

このブログのデジパーの施術例
見ていただければわかると思うけど
ある程度長さがある場合が多いです

 

要するに、縮毛矯正の履歴もあって
長さもそこまで長くはない
「お客様の髪の毛に
美しくパーマをかけるのは難しい」
ヒヨったことを言いたいのです w

 

「プロの美容師のくせに情けない・・・
お前が下手くそなだけやろ?!」とか
おっしゃる気持ちもわかるのですが

個人的には
この期待値調整って大事だと思っております

 

だって、「できると言われてやったけど
全然違うじゃん・・・できてねーじゃん。」
ってことは美容室でよくある失敗だと思うし

美容の技術に絶対はないので
難しい施術であるなら、尚更
「絶対上手くできる!」なんてことを
口が裂けても僕は言えない。。。

僕としてはプロとして、リスクがあるのなら
それを説明するべきだと思うし

条件が難しいなら
「こーなるかも知れないけど大丈夫?」
といった、起こりうる未来に
納得していただくべきだと思うのです
(互いのために)

 

まぁ今回のお客様は
理想のお写真をいつくか持ってきて
いただいたけど

巻いた方がキレイなのは理解しているし
「同じになるとは思っていない」
といったすでに期待値を調整された
スタンスでしたので問題なく

 

テキトーに捻って乾かして
オイル的のものをつけていただければ
良いかと思います

パーマをすれば
ハネるもクソもありませんし
最悪まとめても動きが出るので
凝ってる感を演出できるのも大きな副産物w

 

そしてやはり
ヘアスタイルのクオリティを言うのなら
巻いた方が完成度が高いのが正直なところ

 

なので

巻くのはめんどいしできないけど
動きは欲しい。
そこまでクオリティ求めないから。。。

そんな方にパーマはバッチリなのかと

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