こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
ホームカラーの危険性は
美容師であれば常々
お客様にお伝えしていると思うし
お客様も痛むのはわかっているけど
誰でも気軽にできるし便利だし安いしで
染めてしまうって方も少なくないかと思います
コロナのせいでなかなか美容室にいけない人も
多いだろうし
その気持ちもわかるんですけれど
ホームカラーによる弊害で知っていて欲しい
厄介なところは
”ご存知痛み”が強いってことよりも
痛みがムラになる
ってところです
自分で染めたら当然色の染まりも
ムラになると思うのですが
色がムラってことは痛み具合もムラムラなわけです
ここを軽視してる人があまりにも多いので
今回はいい加減に
ホームカラーの危険性を
わかってもらおうと思います 笑
ホームカラーするとこうなる!
例えばコチラのお客様
⇓ ⇓ ⇓
まとまらない、ボリュームが気になる
とのことで縮毛矯正をご希望です
そしてホームカラーを
繰り返しているのでダメージと
そのムラもそれなりです。。。
ダメージのムラの何が悪いのかと言うと
髪の毛のダメージ具合に合わせた
薬剤の調節ができないというところです
ちょーー簡単にいうと
ダメージが強いところは弱い薬剤
ダメージが弱いところはそれなりのパワーの薬剤
を使うことで
美しく、もちのいいストレートを再現できるわけですが
ダメージレベルがムラムラで
どこがどんだけ痛んでるのか判断できない
そんな髪の毛の状況下において
ダメージレベルに合わせた薬剤選定
そんなことができるわけもなく
そしたら
仕上がりには妥協していただくほかありません。。。
そして、縮毛矯正の失敗で1番怖いのは
ビビリ毛
⇓ ⇓ ⇓
髪の毛が薬剤に耐えられず
チリチリになってしまうのですが
こうなったら取り返しがつかないですからね
そうならないように
ダメージが強い髪の毛に合わせ
必然的に弱い薬剤を使うことになります
ってことは
クセの伸びがあまくなります
こんな感じに
⇓ ⇓ ⇓
バッサリ切って縮毛矯正させていただいて
広がりはおさまったし
扱いやすくなるとは思いますが
ご覧の通り
クセの伸びがいまいちです。。。
(伸びがいまいちになることはご理解の上やらせていただいてます)
弱い薬剤であっても
髪の毛が薬に耐えられなさそうだったので
薬剤を早めに流したからですね
とくに、サイド部分の
伸びがいまいちなのですが
この部分は
⇓ ⇓ ⇓
そもそもめっちゃ梳きすぎ。。。
この状況にいる方も同じく縮毛矯正の仕上がりには
妥協していただく必要があります
ダメージのムラがある上に
毛先がスカスカだと
アイロンの熱が伝わりすぎるので
上のビビリ毛になりやすい。。
ということは無理はできないので
低めの温度でアイロン操作=クセが伸びにくい
ってわけです
言い訳に聞こえるかもしれませんが
無理なもんは無理なわけですから。。。
これを「失敗」って言われると
美容師なんてやってられないです 笑
安全の為ですのでご理解ください
そしてホームカラーの危険性は
ご理解いただけると幸いです
ホームカラーしてる髪の毛に完璧な施術は無理です
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