こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
パーマのお客様を
担当させていただくことも
当然あるのですが
たまに聞かれることがあります
「温めないんですか??」
こんなやつですよね
↓ ↓ ↓ ↓
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2019/03/ろーらー-225x300.jpg)
パーマだけじゃなくカラーなどの
薬剤を使った施術中に
頭をあっためるやつ
正直、僕はほとんど使わないのですが
決してめんどくさいとかではございません w
良く使う美容室もあるだろうし
僕もむかし、先輩に
「この薬の場合は機械であっためるんだよ」
「こんなときはあっためた方がいいよ」
なんて教わったりもしました
で、肝心の機械で頭をあっためる目的って
概ね薬剤の浸透促進です
髪質によっては
薬剤が浸透しにくいとかありますから
そんなときに使うわけなのですが
これには弱点がある。。。と
僕は考えております
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2022/12/img_0365-e1672118291440-300x280.jpg)
【パーマする際に温めたり温めなかったりする理由】
美容室で失敗しないための考え方
さて、先輩がせっかく教えてくれた
知識に弱点があるなどと
失礼な発信をしてるわけですが
見てないと思うしw
事実なので仕方ありません。。。
それは
”場所によって温度が違う”
ムラってやつです
だいたいあーゆーあっためる機械って
トップの部分(表面部分)ばっかり
あったかくなって
髪の内側やえりあし。
ロングの方だったら毛先部分は
ほとんどあったまらないんですよね。。。
ってことは
薬剤の浸透にムラができるわけですよ
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2023/09/img_2319-300x225.jpg)
で、薬剤の浸透がムラになるのであれば
当然パーマのかかりや
カラーの染まりもムラになるし
ダメージもムラになります
そしてその時のかかりや
染まりのムラもそうなのですが
個人的にはこの”髪の毛のダメージのムラ”
ってのが厄介に感じていて
その後のカラーやパーマや縮毛矯正など
薬剤使う施術の際にも
影響してくるわけですよ。。。
なので、僕はできるだけ
あーゆー機械使わないようにしているわけです
何度も言うけど
めんどくさいわけじゃありません w
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2023/11/img_2748-1-300x200.jpg)
そもそも
薬剤の浸透が悪そうであれば
多少、薬剤のパワーをコントロール
すればいいだけだし
薬剤の種類は狙った部分ごとにも
変えられますからね
”弱い薬であっためる”のと
”強い薬であっためない”のとでは
どちらがダメージする?とかは
正直わかりませんが
なにかと厄介なムラが顕著に現れるのは
あっためた場合の方が大いに考えられますよ
もちろんそれだけが正解じゃないと思うし
それぞれの美容師に考えがあって
あっためたり、あっためなかったりすると
思いますから
たまに聞く
あっためたから傷んだんだ。。とか
あっためなかったから
すぐに取れちゃったんだ。。。
なんてのは間違いで
(数ある要素の1つでしかない)
大事なのは薬剤と熱はバランス
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2023/02/img_0926-300x225.png)
そのバランスを考慮しての
美容師の判断ですので
あたためたから。あたためなかったから。
とは一概にいえないわけです
(ムラになる。というのもあくまで僕の意見。判断)
ということで
あっためられたり
あたためられなかったり
美容室や美容師よって
さまざまかもしれませんが
特別不安になる必要はないうかと思いますし
もし変な頭になったからとはいえ
それがあたためたたり
あたためなかったせいとも言えないわけですね
なんにせよ個人的には
美容師に技術のやり方に口出ししないことを
オススメします w
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2022/11/img_0028-300x225.jpg)
偉そうに聞こえたら申し訳ないのですが
これは消費者を想ってのことで
例えば
「すきバサミを使わないでください」
こー言った要望したことある方も
いらっしゃると思うんですけど
すきバサミを使ったカットしか
できない美容師だったらどーするんですか?
(普通にたくさんいます)
そんなこと言われたら
やったことないカット技法で
技術を施するわけですから
変な頭になるリスクがあるのは当然でしょう。。。
また、縮毛矯正なんかにおいても
「アイロンは何℃でやってください」とか
「もっと強く引っ張って、引っ張らないで」
といった要望もなくはないわけですが
先ほども申した通り
薬剤と熱(温度)はバランスですから
温度を指定されてしまっては
仕上がりに不具合が生じることもございましょう
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2023/11/img_2697-1-1-scaled-e1699191543860.jpg)
引っ張る強さに関しては
あまりに痛かったらそれは言うべきですが
クセを伸ばすためにの力加減って
大体決まってきますから
やはりこれも口出しするべきではないと考えます
なので、あなたが美容師に言うべきことは
仕上がりまでの過程のことではく
希望する仕上がりの雰囲気や
髪の毛で悩んでいること。
または仕上がったスタイルに対して
「ここはもっとこーならないか?!」
といったことで
それを目指したり解決するための
手法は美容師に委ねるべき
とお伝えしたいわけです
ということで
椅子に座ったら
まな板に上の鯉のように
身を任せ、おだまりください w
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2024/02/img_3273-1-300x225.jpg)
というと、これまた偉そうだし
黙って座ってろ!なニュアンスを
感じてしまうかと思うのですが
そうではなくて
美容師の考える。美容師のやりやすい手法で
やられた方が良くはないでしょうか?
大事なのは”結果”なのだから
それが嫌だったり
どうしても不安に感じるのなら
あなたがやってほしい手法を
主に発信している美容師のところに
行くべきでありましょう
スキバサミを使われたくないなら
使わないといってる美容師のところ
パーマであっためてほしいなら
その要望をそのまま聞き入れてくれる
自分の技術やスタイルに芯のない美容師のところに。。。w
媚び諂いな
美容室で失敗しないための
秘訣でございます
P .S
縮毛矯正の施術にて
1剤塗布おわりに温められた場合は
一目散に逃げ出してください
縮毛矯正の場合においては
温めるのは様々な考えというか
そいつは一般的ではない
超危険思想をお持ちかと思いますので 苦笑
コメントを残す