【髪の毛をすかれたくない方必見?!】すかなくても良い髪型とは?!

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

「すかなくていい髪型はありますか?」

この質問けっこういただくのですが
結論からいうと僕は

「ロングがボーズ以外ありません」

という死刑宣告を
させていただいております。。。

 

 

【髪の毛をすかれたくない方必見?!】
すかなくても良い髪型とは?!

こんなタイトルにすんなよ!
お前を死刑に処してやりてーよ?!

とのお気持ちは
ごもっともでありますが
美しいヘアスタイルを手に入れるために
どーか聞いていただきたい

”すく”ということを、どういった理解で
「すかないで欲しい」と考えているのかは
人それぞれかと思いますが

この記事での”すく”
ハサミを縦に入れたり、レザーを使ったり
すきバサミやフツーのハサミにかぎらず
短い毛をつくるといった意味で使わせていただきます

 

僕だってそんな
ロングかボーズしかない。なんて酷い事
言いたくて言ってるわけではないのですが

一切すかないで切った場合
髪型にデザインされて
髪の毛が生えている人なんていませんから

どこかしらがモッサリするのは
仕方のないことだし

もともと量が少なく
結果、まるですかなかった場合であっても

短い毛を作り長短をつけないと
”毛先のバツっと感”
ハサミで切るわけですから
どーしても出来てしまうのです。。。
(もともと少なくてもバランスを取るために
どこかしらはすいて毛量、質感調整することが一般的)

 

 

ゴリゴリのスタイリングありきの
流行りの切りっぱなしボブなどは
さておき(アイロンとか使わないとただのおかっぱ)

毛先に行くにしたがい
先細りになっていくのが
ナチュラルなヘアスタイルってもんでしょう

そして
それはすかなくては再現不可能。。。

 

「ロングとボーズ以外は」
と言ったのは

ボーズは言うことありませんが
ロングであれば自然と抜け落ちる髪の毛が
増えてきますから

すかなくても自然と先細りになるために
すかなくても良い可能性のある髪型だよね
というわけです

 

 

というか、みなさんが日々見ている
インスタやテレビのモデルの髪型も
99%すかれてそれになっているわけですから

すかなくては、そのヘアスタイルに
なれるわけがないいのです
(その量や場所はそれぞれだけど
すかないは基本あり得ない)

 

「すかないでください」

「でもこれにしてください」

というのは申し訳ないけど
無茶なオーダーなわけでございます

 

美容師の上手い下手の話ではなくて
これは物理の話ですから
誰も捻じ曲げられない事象です。。。

長さを切る作業と
毛量を調整する(すく)作業を
別で考えてる人多いのですが

それらは連動しているわけですよ

 

これはいつも言っていることの一つですが
あなたの髪の毛で
やりたいヘアスタイルが決まったら
すく量はおのずと決まってくるわけです

 

【髪の毛をすきたくない人必見】すかないで髪型は成立するのか?!

 

しかしながら
一般的に美しいヘアスタイルになるには
少なからず、どこかしらをすく必要があるよ
(元々の髪質や毛量により結果的にすかない場合もなくはありませんが)

という話で
必ずしも、すかなくちゃイケない。
なんてことはないわけです

 

一般的な正しい寿司の食べ方
イカや白身。味が薄めで淡白なものから食べ始め
ネタの先っぽの方に醤油をつけて
ネタが下になるように返して食べるそうなのですが

最終的には好きに食べるのが1番でしょうよ

 

 

ガリを食べるのも
大トロなどの脂ののったネタを食べた後に
口の方をすっきさせてリセットし
味の薄いものを食べる時が
正しいタイミングらしいのですが

うるせー好きに食べさせろ!
という話です

 

ここ最近、洋食が続いたという
ちょーどーでもいい私情による
あまりの寿司の食いたさに
よくわからん例えを出してしまいましたが

すかれたくないのであれば
まるですかなくても良いと思うのです
(嫌味じゃなくて)

 

 

正直、一般的に美しいとされる髪型は
ロング以外に無理かもしれませんが
髪型なんて自分がやりたいのをやるのが
正解なのですから

他人の指図など、どーでも良い。

 

なので、どーしてもすかれたくないのであれば
「一切すかないでくれ」
オーダーするのが良いかと思います

すると、美容師から
「すいた方が良いですよ?」的な提案が
あると思いますけども

「それは十分わかった上で言ってます」と。。。

それでもあーだこーだ言ってきたら
自分の美に対する価値観を
押し付けたいだけの美容師なので
クロスを脱ぎ捨てて逃げましょう 苦笑

マジで

 

とはいえですよ

すかれたくない理由を
深掘りすることは大切だよな
と思ったわけです

 

 

というのも、先日
コメント欄にこんなご質問をいただいたわけです

いつも、心から「梳かないでほしい」と思っています。好みのスタイルでお願いすると、必ず梳かれてしまいます。逆に梳かないでできるスタイルがあれば教えてください。お願いします。ツタンカーメンみたいなおかっぱしかないですか? もうそれでもいいか、と最近思うようになっています。
この記事

 

ここまで書いてきた通り

ぶっちゃけ
好みのスタイルをお願いすると必ずすかれるのは
すかないとそのヘアスタイルに
ならないからだと思うのですよ

そしてツタンカーメンになってまで
”すかれたくない理由”って何だろうなと。。。

 

 

例えばすかれたくない理由が
”ハネるから”だとします

しかし実際の所、美容師目線で言うと
すいたことがハネる直接的な原因ってことは
あまりありません

 

もちろん、アホみたいなすき方をしたら
そりゃハネまくりですが

長さ、生えグセ、クセ毛
段差の入れ方、スタイリング

などなど、他にも
ハネる原因なんていくらでも
考えられるわけです

 

そしたら
すかないことでハネるのが解決するかは
怪しいところでしょう。。。

 

実際に
すいたからハネた。ということも
あり得なくはありませんが
”すき方”に問題がある場合もあるわけで

すかない

というのは少し短絡的すぎる
気がするわけです

 

または
”重たいヘアスタイルが好きだから
すかないでくれ”といった場合

重たいスタイルって量が多いというよりか
段差の幅の少ないヘアスタイルですから
実は毛量は関係なかったりします

 

 

といった具合に
すきたくない理由を深掘りしていくと

実はそれは”すかないことで
解決する問題ではない”ということに
気がついたりすることもあるわけです

 

もちろん”すかれた髪型が好きではない”
というのが、すきたくない理由なら
それはすかないことでしか
解決できませんが

すくことで○○になってしまう。。。

その○○は、勘違いだったり
ただすき方が悪かっただけな可能性も
なくはありませんからね

 

以前にアホみたいな、すかれ方をして
スカスカのパッサパサの広がりまくりの
髪の毛になってしまわれた
トラウマなんかがあるのかもしれませんから

すかないで欲しいと思うのは
仕方のないことかもしれませんが。。。

 

ということでまとめると

一般的な美しいヘアスタイルのためには
ボーズかロング以外は
すく必要がありますよ

しかし、髪型なんてのは
あなたのしたい髪型をするのが正解ですか
すかないでほしいなら
すかないのも全然アリですよ

とはいえその前に
すかれたくない理由を深掘りしてみましょうね

という事です

 

 

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