デジパー、普通のパーマ、コテ、1番痛むのはどれ?!

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

「デジパーと普通のパーマどっちが痛むんですか?」

「コテで巻くのとパーマどっちが痛みますか?」

こーいったご質問は
今まで何度もあったのですが
僕はこう答えるようにしています

 

 

知るか! w

 

美容師として最低の発言にしか思えませんが
だってそうなんだもん仕方がありません 苦笑

 

デジパー、普通のパーマ、コテ、1番痛むのはどれ?!

先日のお客様

 

 

フツーにキレイな髪の毛なんですけど
いつも毛先はアイロンなどで巻いているようで
毎朝やるのがなかなか大変。。。
って事でパーマをご希望です

具体的なお求めのスタイルとしては
”コテで巻いた感じのカール”なわけですが
そーするとかけるパーマは必然的に
デジタルパーマです

 

今回理由は割愛しますけど
コテで巻いたようなツヤのある大きいカールは
デジタルパーマでしか再現できないですからね

すると「デジタルパーマって痛みませんか?」
みたいなことをおっしゃる方が多いし
実際にこちらのお客様も
”デジパーは超痛む”ってこと他の美容師さんから
聞いた事があるようです

 

しかしながらそれって大正解 w

 

デジタルパーマはパーマの中で
最も痛みが強い技術です

普通のパーマは薬剤のみでかけていくけれど
デジタルパーマは薬剤高温の熱
使っていくパーマですから
そっちの方が痛むに決まってるわけです 苦笑

なので、たまに「デジタルパーマの方が痛まない」
とか言ってる美容師もいますけど
それはアホか、フツーに嘘です w

 

またはデジタルパーマでも
薬剤のパワーを弱くすればとか
熱を低温にすれば痛まないとか
ぬかす美容師もいるのですが

デジタルパーマというのは
ある程度の痛みをともなって
あのコテで巻いた感じのツヤのある
カールを再現できるわけで

薬剤弱めたり、温度あまり低く設定したら
それ普通のパーマやん。。。という話 苦笑

 

とはいえですよ

それってのは単発のパーマの痛みで言えば
デジパーが最も痛むわけですが
長期的にみたときの髪の毛の痛みなんて
誰も知るわけないのですよ

だから、知るか!って僕は言いたいわけです

 

例えばですけれどデジタルパーマって
一般的にかかってしまえばカールのもちが非常にいい。

実際に、切るまで取れない人もいるし
半年もつとか結構フツーです

 

それに比べて普通のパーマは
デジパーに比べ、単発の痛み具合は少ないけれど
3ヶ月程度でカールが落ちて
かけ直さなきゃいけない場合がよくあります
ってかだいたいそうです
(当然、髪質次第でそれより長くも短くもなるけど基本的に)

 

ということは
3ヶ月に1度普通のパーマをするのと
半年〜1年に一度デジタルパーマをするのとでは
どっちが痛みが強くなるか判断するのって難しいし

パーマをかけずに、コテで巻く場合でも
巻く頻度や、巻くときのコテの温度や接触時間によっても
痛み具合って全然変わってきますからね

 

そのときの単発の痛みで言えば
コテ<普通のパーマ<デジパー
ってことになるでしょうけど

1年後など、長期的にみたときの
それぞれの痛み具合は誰にもわかりません

てか身も蓋もありませんが
コテやパーマ以外にも
普段の扱い方でも痛み具合変わってきますからね 苦笑

 

なので
どれが痛む痛まないかでパーマの種類を選んだり
コテとパーマどっちが痛むか
かけるかかけまいか悩むのはナンセンス

結局のところ

・自分がやりたいスタイルが何をすれば叶うのか?
・どうすれば楽にセットできるのか?
・そして長期的にみた時にどれが自分に合ったパーマなのか?

って視点で選ぶことをオススメします

 

 

って事でお客様の場合

・コテで巻いた雰囲気を作りたい
・朝、楽にセットしたい
・すぐに短くするつもりはない

って事でデジタルパーマの1択です

 

とはいえデジパーが痛むのは間違いないし
元々ダメージ強い髪の毛にかけたら

コテで巻いた雰囲気どころか
どこの毛かわからないほどの雰囲気を
まとうことになるので、注意は必要です 苦笑

 

そして話を聞けば
前回パーマしたときはただ痛んだだけで
まるでパーマがかからなかったとのこと。。。

そのトラウマにより
数年間パーマを敬遠されていたようです 苦笑

 

そんなとき、このブログをみてくださったようで
ご来店いただいたのですが
それはどーゆーことかというと

 

僕はとんでもないプレッシャーなわけです w

 

”お金払ってただダメージした”
ってトラウマを抱えてる方に
また同じようなことをしてしまったり

逆にかかりすぎて
ソバージュのような頭にしてしまっても
またまたトラウマです

もう一生パーマをかけてくれることはないでしょう 苦笑

 

 

 

 

 

ねじって乾かしてほぐしたらこんな感じ

お客様の普段の扱い方が良かったのでしょう
そこまでダメージしている髪の毛でもなかったし
難しい条件でもなかったので
なんとかキレイにかかったと思います

 

ということで
パーマの種類はそのときの単発の
痛み具合で選ぶのではなく、長期的にみて
自分に合ったものを選ぶようにしてくださいね

 

と、ここまで書いておいて
身も蓋もありませんが
基本的にパーマの種類は信頼できる美容師に
丸投げすることをオススメします 苦笑

 

髪質、髪の状態などを見て
普段のセットをどこまでできるのか?
やりたいイメージ、パーマをかけたい理由などを
美容師がうかがって

それならこのパーマがいいんじゃない?

ってのが本来のパーマの種類の選び方であり
素人が選ぶものではないと思うのです(申し訳ありませんが)

 

てか、ぶっちゃけお客様も”何パーマがいい”とか
どーでも良くないですか? 苦笑

だってあなたが求めてるのは
パーマの種類ではなく

セットの楽さとか
好きなヘアスタイルとか
ボリューム感とか

そーいった、パーマをかけたことによる
あなたにとっての何かしらの良い未来ですよね?

 

ということで、どのパーマがいいのかな?
とか調べてる場合ではございません w
(この記事もそーやってたどり着いたのかと思いますが 苦笑)

まずはパーマの種類の前に
信頼できる美容師を探しましょう

そしてその美容師に”どうなりたいのか?”
を伝えましょう

そしたらその美容師が
あなたにあったパーマの種類で
かけてくれることでしょう(もちろんなるべく低ダメージで)

 

 

絶対に失敗しないための【パーマの種類の選び方】のコツとは?!

 

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イシカワ マサキ
イシカワ マサキ
東京都町田駅エリアで活動中の「クセ毛美容師」 クセ毛に25年間悩み、葛藤した末に得た”目からウロコ”の解決策や 髪の毛の悩みやストレスから解放され、人生をたのしむために必須の 【美容師が教えたがらない】本当の知識を常時発信。