こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
「ヘナをしている髪の毛への縮毛矯正は
かからないことはないけど難しい」
と、僕はお伝えしております
(他の美容師の意見は知らんけど)
「え?なに?保険?
うまくかからなかった時のための言い訳?」
そんなことを
感じ取られてしまうかもしれませんが
そうではありません
イヤ・・・実際そうなのかもしんないけどw
これは事実であり
ヘナ染めをしている方
または検討している方には
どうか、ご理解いただきたいのです
あまりに期待して
効果を感じないのも辛いと思いますので。。。
ヘナ染めをしているけど縮毛矯正を検討している人が
【知っておくべき大事のこと?!】
ヘナによるコーティング
縮毛矯正は髪内部の結合(シスチン結合)を
切って形を変えるのが
そのロジックなわけですが
ヘナのコーティングにより
薬剤が髪内部に届きにくくなります

そのため、薬剤の浸透が悪くなりがちで
浸透しなければキレイにかからないのは
当然の話なのです
ヘナによる毛髪強化
ヘナは髪のたんぱく質に絡みついて
ハリコシのある状態にする作用がございます
で、強化された髪の毛は
これまた薬剤の浸透の妨げになるわけですから
かかりにくいし、薬剤のコントロールが
非常に難しい・・・
化学反応の阻害
さらにヘナといっても様々あるわけですが
100%天然のヘナでない
化学染料の混ざったケミカルヘナや
ハーブカラーも存在するわけです

そして、それらで染めた髪の毛は
縮毛矯正の薬剤と相性が悪いと言われていて
よくわからん化学反応を起こすことが
あるわけですよ?!
僕は化学者じゃないので、その化学反応を
黒板使って授業することはできないけど
薬剤が過剰に反応して
ビビリ毛になったり
発色を起こして緑がかった汚い色になったり
まるで薬剤が反応しない。
といった、高卒、または中卒の学のない
美容師(僕もその1人)には
よく分かんない事象が稀に起こります

で、そんな条件下の中ですから
縮毛矯正って難しいわけですよ
薬剤の浸透も読みにくいし
やってみなきゃわからない部分が
どうしても出てきてしまうわけで。。。
「それをどうにかするのがプロだろう」
とか言われたらそれまでなんですけど
医者だって手の施しようのない
病気や怪我がある事のように
美容師だって無理なもんは無理なのです
という事でコチラのお客様

例の如くヘナ染めされているそうですが
クセによって広がるし
雨の日の、特に表面の髪の毛のきたら
パヤパヤとやんちゃしてくれるそうで
「外に出られない」とのことでございました
お写真はそこまでパヤパヤしてないわけですが
お客様の努力(ストレートアイロン)の
賜物だそうですし
”美容室に来た時に限って
そこまで酷い状態じゃない”
といったクセ毛あるあるもございます w
実際に当日は
天気も良く湿度を感じない
クセ毛にとってユートピアな日でございました

で、以前にかけた縮毛矯正は
やはりかかりがイマイチだったそうで
結局、ストレートアイロンをするハメに。。。
そしたら
なんのためにかけたかわかりませんから
しばらくは縮毛矯正と
疎遠になってしまっていたそう
しかし、アイロンはやはりめんどくさいわけで
やらないで済むなら
それに越したことはありません
ということで、色々調べていたら
このブログに辿り着き、縮毛矯正で
ご来店いただいた経緯でございました
ヘナ染めしているお客様の
縮毛矯正の施術例も多く載せていますしね ↓
で、当然施術させていただくわけですが
前回はかかりがあまかったわけだし
聞けば、「良い結果は得られない」と
言われたこともあるそうですから
やっぱり僕もプレッシャーなのですw
そして、繰り返しますがヘナした髪の毛へ
狙い通りの縮毛矯正って難しい。
特に初めてのお客様の場合
使用しているヘナの正体もわからなければ
そのヘナによる髪の毛の強化具合も
未知数でございます・・・
今回のお客様の場合も
いつも美容室でヘナをされているそうですが
どんなものを使用しているか
わからないようですし
色味から100%のナチュラルヘナではない
ということしかわかりません。。。
と
「失敗した時にための保険を並べ立てるのは
そろそろ終わりにしろや?!」
とのことと思いますので、そのように w

乾かしただけ
無事にかかって安堵でございます
まぁぶっちゃけこーゆーメディアって
良いところを載せるのが基本だし
かけたけどイマイチでした。。。
なんて発信はしにくいわけです w
でも実際はそんなこともあり得る
ヘナをされている方
検討されている方にはご理解を
お願いしたいわけでございます
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