こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
先日お客様からLINEより
『色持ちの良いカラーのメニューはありますか?』
とのご質問をいただきました
カラーの色持ちに関しては
以前にこんな記事を書かせていただいています
読んでいただければわかるのですが
「カラーの色持ちに関してはあきらめろ」
といった”画期的な方法”をオススメさせていただいています 笑
もしかしたら美容師失格の発言かもしれませんが
コレが事実なので仕方ありません
だってないんですもんそんなカラー。。。苦笑
あるなら僕だって自信を持って紹介したいわけですが
ないものはどうやっても紹介のしようがないわけだし
ないものをあるかあのような表現でオススメするのも
僕の正義に反しますからね
てか、あったらどこの美容室もそれ使ってるわけで
「色持ちのいいカラーメニューはありますか?」
なんて質問すらでてこないですからね 苦笑
なので、心苦しいですが「あきらめてください」
という身もふたもない解決策を提示してるわけです
残念ですけど、昨今の薬剤であればどれも持ちはだいたい同じで
特別、色持ちが良いカラー剤も
色持ちが良い色も
色持ちが良い特殊な方法ありません
(あるって宣伝してるとこもありますが 詐欺ですけど笑 )
もしかしたら
あなたの信頼してる美容師に
「このカラーのもちがいいよ」って言われたら
もちが良く感じることはなくはないと思いますが
それはあなたの”感情”が感じてることで
実際の色持ちってそこまで変わらないです。。。
同じ髪型や同じ色にしてもらったとしても
そのやってくれた人により
仕上がりの感じ方って違いますよね?って話です
言ってて悲しくなりますが
美容の技術なんてそんなもんです 苦笑
想像して欲しいんですが
それなりの経験のあるイケメン爽やか美容師と
それ以上の経験と実績のある口臭い不衛生なおっさん美容師とでは
おそらく、経験に関わらず前者の方が満足しますよね?
仕上がり同じでも。。。 苦笑
とはいえその感情が大事なのですが。。。
色持ちが同じでも良く思ってしまうのですから
ということで
”色持ちのいいカラーなんてのは存在しておらず色持ちはあなたの感情が決めること”
ってのはご理解いただけたと思いますが
どうしても色持ちの良いカラーをしたいって方に
感情抜きに
色持ちのいいカラーっての「しいていうなら!」
ってのを2つご紹介
色持ちを良くする現実的な2つの方法
濃く染める
濃く染めるってのは
自身が求めてるカラーの色より暗くなるってことなので
もちが良いっていうか
暗くなるので色が抜けるまでの期間が長いってだけの話です 苦笑
速く染める
意外と軽視されがちな
美容師のカラー剤の塗布のスピードです
カラーってのは、ちょー簡単に説明すると
細かい色素が髪の毛の中に入って膨潤して(大きくなって)とどまるって仕組みですが
一剤と二剤を混ぜてから、あまりチンタラ塗布していると
細かい色素がさっさと大きくなっちゃうわけで
そしたら髪の毛の中に入る前に表面付近で発色。。。
表面で発色した色素なんて、想像したらわかると思いますけど
髪の中で発色した色素に比べたらシャンプーなんかですぐ取れちゃうわけです
なんだか分かりずらいかもしれませんが
要するに
”カラー剤は速く塗布した方が理論的には色持ちが良い”ってことです
もちろん丁寧に塗ることも大事ですけど
あまりにチンタラ塗ってる美容師は
あなたの事を思ってのことかもしれませんが
実はいい迷惑ってことです(もちが悪くなるので) 笑
といった2つが感情を抜きに
現実的に色のもちを良くする方法です
なんともパッとしない
地味でしかない方法ですね 苦笑
でもこれくらいしかないのが現実なので
残念ですけど受け入れてください。。。
僕だって、いじわるでこんなこと言ってるわけじゃないし
わかりやすいほど色もちの良いカラー剤の開発を
待ち望んでるわけですが
現時点では
色落ちに関しては受け入れることが悩みから解放される方法です
・濃く染める(暗くする)
・速く染める