【〇〇やっていますか?は超危険】美容室への正しい問い合わせの作法とは?!

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

先日、このブログにたどり着いた方より

「ストレートパーマかけたいのですが
やっていますか?」

とのお問い合わせをいただきました

”ストレートパーマ”ってのは
明確な定義はないのですが

一般的には
『薬剤のみでクセを伸ばす技術』
と言われることが多く
お客様もそのような認識でございました

ちなみに同じようにクセを伸ばす技術である
縮毛矯正は薬剤と熱を使ってクセを伸ばす技術

で、どうやら美容室にいったら
髪の毛に良くない問題が生じてしまったらしく
ストレートパーマでどうにかしよう。
お考えだったそうで
やっているところをお探しのご様子でございました

色々お話をうかがい
僕にできることは全力で。
ということだったのですが、ご来店はなく。。。
ってのは全然よくって
(てか予約もらってないし、お問い合わせは相談のみでも可。
ご来店いただかなくても全く構いません)

今回はそのご質問者様というか

同じように美容室に「〇〇やっていますか?」
ご希望の技術の問い合わせを考えている方に
超絶に余計なお世話なアドバイスを
させていただきたいと思ったわけです

 

求めていないアドバイスは
余計なお世話でしかないし、ウザいだけですが

こんな美容師のブログ読んじゃうってことは
情報を求めてのことだと思うので
余計なお世話ではないよね?きっと w

そう言い聞かせ、さっそく
アドバイスをさせていただきますと

 

「ストレートパーマかけたいのですが
やっていますか?」とか

問い合わせない方が良いよ?ということ

というのも
「ストレートパーマかけたいのですが
やっていますか?」

ということは
その髪の毛に生じた問題を
ストレートパーマで解決できると考えての
ことだと思うわけですが

その問題解決策が正しいのか否か
髪の毛の素人であるお方がわかるのでしょうか?

と思うわけです

これは見下してるとかじゃなくて
心配しているわけですよ。。。

 

もしかしたら散々調べた挙句に
最適解はストレートパーマだということに
行き着いたのかも知れませんが

申し訳ありませんが
あくまでそれは素人考えであり
プロから言わせると「悪手であろう。。。」

そう思うことがしばしあるわけですよ

実際に、このご時世
ストレートパーマを施術するメリットって
あまり考えられません。。。

その用途は
クセを伸ばすことにあると思うわけですが

正直、ストレートパーマでは
クセなんてたいして伸びないし

伸ばし過ぎたくないのであっても
ゆるめに縮毛矯正かけた方が効果的

 

なのでストレートパーマの出番は
かけたパーマを
落としたくなった時ぐらいなのかと
僕は考えます

もちろん他の用途が0とは言いませんが
ストレートパーマが活躍する場面は
多くないのが業界の現状でありますよ

そんなニッチな技術を解決策と思い込み
「やっていますか?」と問い合わせてしまっては
「やっていません」
終わってしまうかもしれないし

やっていたとしても
やはり髪の毛の問題の解決策は
美容師に託した方が良いのでは?
個人的には思うわけです

 

ストレートパーマをかける事
目的なら良いと思うのです

かけたいんだからかけた方が
よろしいでしょう

でも、ストレートパーマは
あくまで”手段”ですよね?

目的はストレートパーマをかけた先の
未来の髪の毛の様子でありましょうよ

 

であれば「ストレートパーマやっていますか?」

ではなくて
「現状はこうで、こうなりたいのですか
どうにかできますか?」

といった問い合わせをした方が
未来は明るくなりそうじゃないですか?

他にも最近
「酸性ストレートやっていますか?」
って問い合わせも多くいただきます

で、酸性ストレートってのは
酸性の薬剤を使った縮毛矯正なのですが
結論から言うと「やっております」

 

しかし、従来のアルカリ性の縮毛矯正と
酸性ストレート

これって髪質や髪の毛の状態。
これまでの履歴や求める未来によって
合う合わないがあるわけで

素人であるお客様が選択するべき事では
ないと思うのですよ
(偉そうだったらすいません。
でもお客様の髪の毛のため)

 

・酸性ストレート 20000円
・縮毛矯正 16000円

のような、あたかも酸性ストレートが
縮毛矯正の上位互換のような表現をしてくる
商売気質なアホな美容室のせいで
そう思い込んでしまっている方が多いのは
仕方ないと思うわけですが

”酸性とアルカリ性”

これはどっちが優れているか?
ってことではなく
どっちが合っているか?ってことが大事であり

それを選択するのは
髪の毛のプロであるべきと思うのです

 

ということで、髪の毛の悩みや
求める未来があるのなら

「〇〇はやっていますか?」

ではなくて
その悩みや求める未来を示すことだけに留め
〇〇である解決策などは美容師に委ねましょう

 

なので、どの技術が良いのか調べるのではなく
どいつなら髪の毛を任せられるか?

施術内容というか”施術する人”
お調べすることをオススメいたします

 

余計なお世話を失礼いたしました

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