ロングからバッサリ切って髪型変えるときの2つの懸念点【ヘアドネーション施術例】

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

さて、コチラお客様

しばらく放置してしまった様子が
少し伺えるわけですが

せっかくだから
「ヘアドネーションをご希望」
とのことでございました
(医療用ウィッグなどに使う髪の毛の寄付)

 

事前に
「ヘアドネーションには対応してくれますか?」
とのお問合せをいただいていたのですが

はい。対応しております。

 

素晴らしい行ないでしょうし
対応しない理由がありませんからね

しかし、僕がやらせていただくのは
こんな感じに
ドネーションできる長さの毛束を切り
お渡しするところまで

その後の、髪の寄付を募っている協会や団体に
実際に送る作業はお客様にお願いしております

協会によって、規定の長さや
理念などありますからね

お客様が共感したところに
寄付するのがよろいしでしょう。ということ

 

で、ヘアドネーションは問題なく
対応させていただくわけですが
バッサリいかせていただくことでの
今回のお客様の懸念が2点。

 

まず、これまで
短いスタイルもしてきていたようなので
短くなることに抵抗はないそうですが
お客様のご希望のボブ。

「もしかしたら広がってしまうのではないか?」

というのが1つ

 

そして2つ目が
これはバッサリとは関係ないのですが

「前髪を厚くしたいけど可能かどうか?」

ということ

・短くしたら広がるか?
・前髪を厚くしたいけど可能か?

この疑問は美容室ではありがちですからね

それぞれみていきましょう

ロングからバッサリ切って
髪型変えるときの2つの懸念点
【ヘアドネーション施術例】

短くしたら広がるか?

ぶっちゃけこれは
髪質とその長さによるところが大きいかと

そして切ってみないことには
その広がり度がどの程度のものか
わからないこともしばしば。。。

 

例えば、ロングによる毛の重たさにより
今は落ち着いているけど
肩くらいのボブくらいに短くしたら
軽さを手に入れたクセ毛たちが
好き勝手暴れ出すのはあるあるでしょう

でも耳出るくらいのショートにしてしまえば
その広がる毛自体がなくなるんだから
コンパクトに見えることもよくあることです。

スタイリング剤は必須だけど
例えばメンズで髪の毛が
広がりまくってる人っていないですよね?

あれは短いからに他なりません

 

そしてそんなもん
実際に切ってみなきゃわからない。
ってのが正直なところです

人の髪の毛って十人十色どころか
千人十色からね、マジで。。。

切ったらどうなるか?なんてのは
その美容師の経験による
予想の範疇のものでしかないのです。

 

要は、予想以上に広がってしまった
意外と広がらないな。。。
といったこともあり得るわけ

ちなみに、あくまで僕は。
ですからね?

もしかしたら
過酷な訓練を数十年繰り返した末

”第3の目”みたいなのが開眼して
短く切った時の髪の毛一本一本の
動きを予知できてしまう
アニメのキャラクターみたいな美容師がいたら

僕の主張など
ただの下手くその言い訳かもしれませんが
多くの美容師(普通の人間)は、そんなもんである

で、お客様の場合
ご希望はボブでありますし
ご覧の通りクセもそこそこにございますから
広がる可能性もなくはない。。。

しかしながら
スタイリングに毎日アイロンは使うようですし
短く切ったからとはいえ

自宅でまるで再現できないような
広がりを披露してくれることは
考えにくいですからね

 

僕の経験上、どう考えても広がる場合は
カットで髪質は変えられないので、お断りするか
縮毛矯正等の提案をさせていただくわけですが

問題ないでしょう
と判断させていただきました

こんな感じ

アイロン通してはおりますが
バッサリいっても
なんとか広がりは感じないボブに。

前髪は厚くすることは可能か?

そしてもう1つの懸念点であった
前髪の厚さに関しては
たいして出来ることはございませんでした

・オデコが見えるのが嫌
・薄い前髪が嫌い
・デザイン的に厚くしたい

というのも、色んな理由により
前髪を厚くしたい要望はよくあるわけですが

ぶっちゃけ前髪として使える髪の毛の量は
頭の形や生え方、毛量など
元々の素質により(良い悪いではなく)決まってくるので

「上から持ってくれば良いのでは?」
といった単純なはなしではないし
美容師に操作できることではないのです。

多少はできるんですよ?

今言ったように
上から持ってきたり
前髪として使う幅を広めれば
当然厚みを感じることはできるでしょう
(逆に狭めれば薄い前髪に)

しかし無理に上から前髪作ったはいいけど
その毛が前に落ちるとは限らないわけですよ。。。

 

美容師にはどうにも出来ないことの1つに
”髪の毛の生え方”
というものがありますが

前に落ちるかどうかも
その生え方に依存するわけで

前髪として作った髪の毛も
その生え方によっては
横に行ってしまったり

下手したら後ろに行ってしまったりも
ありますからね。。。

 

前髪の厚みを変えたい方は
やばい頭になる前に
是非こちらもご熟読くださいませ ↓ ↓ ↓

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