こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
ストレスのない人生を送るため
「自分がコントロールできないことに
一喜一憂しない」
ということは良く言われることでしょう
例えば”他人の言動”
あなたが『洗脳術』でも使えない限り
例え身内であっても
人の考えや言動をコントロールなんて
できやしないんだから
そこに対して必要以上に
考えたり悩んでも仕方がないわけですね
あなたの思う正しい方向に
促すことは大切かもしれないけども
どっちを向くかはその人次第なのですから
その結果に一喜一憂していては
お互いストレスでしょうよ。ということ
そしてそんなことより忘れていけない
コントロールできないものといえば
生え癖 w
生え癖とは
髪の毛の生えている向きのことですが
それに悩まれている方も
少なくないでしょう
例えば髪の毛のクセならば
パーマや縮毛矯正で矯正することも
可能ですが
それら生え癖(生え方)に関するものは
どうやってもコントロールなんて
できないのですよ。。。
なので生え癖に関しては
「諦めてください」
ということは、このブログで
散々言わせていただいていることの1つです
例えばカットですが
毛先を切ったら生えてる方向が変わる
とか、あり得ないわけで
もし”生え癖矯正カット”なんてのがあったら
そんなの超能力だし
縮毛矯正で生え癖変えようとしたら
アイロンで大火傷して
毛と皮膚がなくなって終いです 苦笑
唯一どうにかできるとしたら
ゴリゴリのスタイリングですが
頑固な生え癖ほど
気がついたら元どおりですから
どれほど効果を発揮してくれるかは
やり方と、その生え癖度合いによりけりです
我々がコントロールできることですから
努力することは大事かと思うけど
さてこちらのお客様
さっそくの仕上がりのお写真なわけですが
襟足に頑固な生え癖をお飼いになられており
かなりストレスを抱えているとのことでした
今回のお客様のではないのですが
ちょうどこのような感じ
”右の生え際の毛が上向に生えて左に流れる”
この場合、風呂上りのドライヤーの際に
後ろから潰すように風を当てるのが基本で
これまでもそう言われてきたそう
しかしお客様は美容師の言いつけ通りに
スタイリングしても、時間がたてば
結局浮いてきてしまうご様子です
そーゆーのはあるあるなので
諦めてくれって言ってるわけですね 苦笑
仕上がりの写真も
そのような生え癖があるように見えないのは
例のごとくスタイリングしたから
でもこれって時間が経てば
元どおり。。。というわけ
そこで今回
その患部に1つ秘策を授けました
それは”少し長めに残している”
ということ
引っ張ると左の倍くらいの長さを
残しています w
ぶっちゃけ
襟足の生え癖のストレスから
解放されるためには
剃ってしまうか?
伸ばして目立たなくするか?の2択です
剃るということは
襟足の毛をなくしてしまい
その上の毛を襟足として
ヘアスタイルを作るということ
(ジョリジョリする、しもちは悪い)
それも1つの手なのですが
今回お客様から「厄介な生え癖部分だけ
長さを残してはどうだろう?」
との逆提案をいただいたのですが
それも全然ありでございましょう
さっきも言いましたが
襟足の生え癖のストレスから
逃れるためには剃るか伸ばすのどちらかです
中途半端に切るのが(普通のショートの襟足のように)
もっとも生え癖に水を与える行為ですから
なくすか、残すか
で、厄介なのは右側の生え際なのですから
今回そこだけ長さを残そうって策でございます
功を奏してこのような仕上がりに
引っ張ったら右の方が全然長いわけですが
見た目はまるでわからないでしょう
(右側は浮くので短く見えるので)
引っ張った時の髪の毛の左右の長さを
気にされる方も多いのですが
大事なのはパッと見た時の
左右のバランスであり
必ずしも均等な長さである必要はない
わけですね
以上!
・こっちに流れてしまう