【前髪のクセがすぐ気になるからしっかりかけて】とか言っちゃうとヤバい頭が完成する理由

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

「前髪のクセがすぐ気になるので
 しっかりかけてください」

これは縮毛矯正をされている方で
オーダーされたことある人も
多いと思うのですが

そんなこと言っちゃうと
ヤバい頭になる可能性があるから気をつけてね

というのが今回の記事です
(タイトルのまんま 苦笑)

 

どーゆーことかと言うと

残念ですが、縮毛矯正ってしっかりもなにも
”かかっているか。かかっていないか。”
どちらかなわけですよ

 

 

かかっているなら問題ないだろうし
もし、ちゃんとかかっていなければ

次の日くらいにはもう
クセが気になると思うので
かけたお店に連絡して
再度かけ直してもらうのが良いでしょう

ヤダっていう美容室ないだろうし 苦笑

(生え方。生えグセ。が原因でクセが気になるなら
それは縮毛矯正でどうにもならない。毛根の向きの問題なので)

 

または、いつも前髪だけ
かかりがあまくなりがちなのであれば
「しっかりかけて」は理解できるし
むしろそー言うべき

 

しかしですよ

かけてから1ヶ月とかたってから気になり出した場合
それは”新たに伸びてきたクセ毛が原因”
であることが多いわけです

縮毛矯正ってかかったら基本とれないし
クセの伸びがあまければ
最初から気になるわけで。。。

髪は1ヶ月もしたら1.2センチ〜1.5センチ
伸びますし、後述しますが縮毛矯正って
根元から1センチくらいはかけませんから
(というか、かけられない)
根元から2センチくらいはクセ毛ということ。

そのせいで、クセの影響をうけることは
十分に考えられることでしょう

違ったら申し訳ないのですが
「前髪のクセがすぐ気になるので
 しっかりかけてください」
とおっしゃる方は
このパターンであることが非常に多い。。。

なので、いくらしっかりかけようが
髪の毛の伸びる速度は変えられませんから
1ヶ月たったら
同じようにクセは気になるわけですよ。。。

 

むしろ「しっかりかけて」とか言っちゃうと
ヤバい頭になるリスクが爆上がりしますから
絶対言ってはいけない
僕は思っているわけです(今回伝えたいのはコレ)

 

 

というのも僕のところには日々
縮毛矯正の失敗である
”根折れ”の相談がくるのですが

それは無茶に根元からしっかりかけたことによる
賜物(たまもの)なわけ。

 

「賜物」の使い方ちょっと間違ってるから
小学生からやり直せ!
とのことかと思いますが

「根折れを作る美容師こそ
 幼稚園からやり直せ?! 」

と僕は言いたい w

 

 

縮毛矯正の基本は
根元1センチ程度あけて薬剤をつけること
(要は根元1センチはかけない。)

これは風邪予防の手洗いうがいくらいの基本

 

なぜならこんな感じに
ポキって折れるから

 

これが縮毛矯正の失敗「根折れ」

手触りジョリジョリの最悪の状態です。。。

 

そんな基本を、一端の美容師が知らないのか
なんなのか分かりませんが

根元からガッツリかけて
案の定、折れて根元からジョリジョリにさせられた
被害者の方から連絡が後を絶たないわけです。。。

 

ぶっちゃけ、わかっている美容師なら
お客様に「前髪がすぐ気になるからしっかりかけて」
と言われても
伸びがあまくなることだけ気をつけて
特別しっかりかけたりしないわけですが
(根元からかけたりしない。折れるから 苦笑)

 

よくわかっていない美容師に
「しっかりかけて」とか言っちゃうと
根折れのリスクが爆上がりするから
気をつけて欲しいわけですよ。。。

根折れって放っておいても治らないし
下手したら折れてる部分で
切れますからね(=ボーズ)苦笑

 

 

ということで
前髪がすぐ気になるのは
良くわかるわけですが

それは新たに伸びてきたクセ毛が
原因であることがほとんどですから
そーゆーもんだと受け入れてください

無理にしっかりかけてもらおうとすると
やばい頭になる可能性もありますからね。。。

ご武運を

 

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