こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
僕のメインのお客様は
クセ毛で悩んでおる女性の方になるのですが
クセ毛に悩むのは男性でも同じことですから
相談も常時うけつけていますし
実際ご来店いただくのも大歓迎
むしろ僕はクセ毛の男ですから
女性よりも男性であるあなたの髪の毛の悩みには
強く共感できることでしょう
そんな男性の方から
よくあるお問合せやお悩み
それは
『縮毛矯正でカッパになってしまいました』
というものです
こんな感じの不自然なストレート。。。
お世辞にもイケてるとは言えないスタイルですから
相談したくなる気持ちもわかるし
なにを隠そうと、素人時代に
僕も矯正してカッパになった経験がありますから
その気持ちがちょー痛いほどわかるわけです
矯正することで”クセ”はなくなるけど
新たな悩みを抱えることになる
クセかカッパのどちらかを
選択するというよくわからない状況です 苦笑
で、これは美容師になって10年以上
色々勉強してきた結論
同志であるあなたに、辛いお知らせを
することになってしまうかもしれませんが
正直メンズの自然な縮毛矯正は難しい
というのが、事実であります
理由は3つ
短いから
1つ目は短いから
縮毛矯正で自然な仕上がりを作るためには
アイロン操作において
毛先に丸みを作る必要があるのですが
短いとそれが非常に難しい。。
また、自然な仕上がりのためには
薬剤の塗り分けってのが必要で
基本的に”クセを伸ばしたい根元部分”と
”丸みをつけたい毛先部分”で
違う薬剤を使用します
しかし、髪が短いとそれも困難というわけです。。。
カンペキにやろうと思ったら
ちょー細かい作業になるわけで
キレイに塗り分けるとするなら数時間必要でしょう
もし仮に
実際お客さんにお弁当でも持参していただいて
数時間かけて完璧な塗り分けができたとしても
最初に薬剤つけたところの薬剤の放置時間は
数時間になりますから
その部分はどーなっていることか
想像を絶します w
ガッツリすくから
2つ目はメンズの短いスタイルは基本的に
根元からガッツリすく必要があるからです
これはいつも言っていることなのですが
自然な丸みのある縮毛矯正をするには
”毛先の厚みが必須”
メンズのワックスつけて毛先を動かすスタイルに
毛先の厚みなんてむしろ邪魔なだけですから
ガッツリすくわけですが
それゆえに毛先に丸みがつかず
ツンツンの仕上がりになるわけです
髪質が硬い
そして3つ目が髪が硬いから
(個人差はあるけど)
女性に比べると男性は
髪が硬い傾向にあるわけで
髪の毛が硬いと、薬剤の浸透が悪い傾向が
ありますから比較的強い薬剤が必要になります
しかし、薬剤を効かせすぎると
まず間違いなくツンツンの仕上がりになります
だから薬剤の塗り分けが必要なのですが
それが難しいわけで。。。
といった理由でメンズはカッパになりやすい
ということです
なので諦めてカッパになってください
なんてことは
同志であるあなたに言えるはずがない w
なので今回は、メンズに縮毛矯正で
なるべくカッパにならない方法を
お伝えしたいと思います
メンズの縮毛矯正でカッパにならない方法
まず当たり前の話で
上記のカッパになりやすい理由になることを
しないことが大切です
これがカッパにならないための大前提
残念ですが
男らしい短髪でカッパ防ぐのは不可能と思ってください
また、重いからといって
すきまするのも厳禁
そして、クセをしっかり伸ばそうとしない
ということが大切です
何度も言うけどやはりメンズの矯正は
不自然になりやすいです
であれば
初めからゆるめにかけておけばいいんです
髪をなびかせてる
サッカー部のアイツが羨ましい
気持ちもわかるんですよ。。。
しかし髪の毛が硬いくせ毛が
自然なサラサラヘアーになるのは
やはり難しいの現実でしょう
髪の毛がなびかなくても
少しでもクセが緩和し
ストレスが減るって考えるのが
1番幸せになれるのかと思いますよ
またオススメしてるのが
ところどころかけるという方法です
クセがあまりに強い人には
使えない方法ですが
なかなか好評いただいております
ケーススタディ
クセで扱いにくいので
縮毛矯正をご希望なのですが
当然のごとくカッパはごめん
とのことです
そこで今回やらせていただいたのが
ところどころかけるって手法です
長さを切ってしまえば
クセがあまり出ない部分もあるし
全部をきっちり伸ばすから
不自然になるってのもありますから
クセを見ながら薬剤を塗っていきます
するとこんな感じに
自然に仕上がるわけですね
女性のように長いスタイルには
あまりむかないし
クセ毛で悩む同志たち
全てに使える手法ではありませんが
フィットする方は矯正した感、皆無です
ぜひ参考に
・すきすぎない
・硬くしすぎない(これは髪質なので生まれ変わる以外無理)