こんにちは!
相模原、座間エリア
くせ毛美容師 イシカワです!!
髪の毛が細く柔らかい方の良く伺う悩みの1つに
”パーマがかかりにくい”というものがあります
髪が細くて柔らかいと
ペタってしがちでボリュームが出にくかったりで
いわゆる猫っ毛とかいう方も多いものです
そんなときの解決法に
パーマを選択する方が多いわけですが
(美容師もすすめる)
かかりにくいからといって「しっかりかけてくれ」
なんてことを言ってしまうと変な頭が完成するよ
というのが今回の記事です
というのも先日
「髪の毛が細くいつもパーマがかかりにくいのですが
貴店であればかかりますか?
強めにかけた方がいいのですか?」
といったご質問をいただいたわけです
正直、見てみないとなんとも言えないのですが
いつもかかりにくいってことは
やはりかかりにくい髪質なのでしょう
そして、実際にそーなのであれば、僕のところでかけても
正直、他のお店に比べて劇的にパーマが美しくかかるなんてこともありません 苦笑
最近流行りのデザインカラーとか
やりまくっちゃってる美容師に比べたら
パーマの経験も知識もあると自負してはいますが
物理的に不可能なことは出来ないですからね 苦笑
かかりにくい髪質なのであれば
それなりのパーマスタイルにしかなりません
もちろん誰がかけても同じとは言いませんし
美容師の技術によって仕上がりは当然違いますが
かかりやすい髪の毛へのパーマと
かかりにくい髪の毛へのパーマであれば
同じようなクオリティにはならないですよってことです
そして、かかりにくいからって強めにかけると
変な頭にしかならないですから
髪の毛が細いけどパーマした方はぜひ知っておいてください
かかりにくいからしっかりかけては危険?!
髪の毛が細いとなぜかかりにくいのか?
まずなぜ髪の毛が細いとパーマがかかりにくいのか?
という話なのですが
それは、そもそもパーマがかかる部分が少ないからです
簡単に言うと
パーマというのは髪の毛内部のたんぱく質に作用させて
かかるわけなのですが
髪が細いということは、太い髪の毛に比べたら当然たんぱく質は少ないわけです。。。
細巻きと太巻きどっちの方が
具とご飯の量が多いかといったら明白ですよね
かかる部分が少ないということは
パーマ液が反応する部分が少ないわけですから
パーマのかかりにも限界があるわけです。。。
ダメージ毛の方のパーマがキレイにかからないのも
このたんぱく質の量が原因で
ダメージにより髪内部のたんぱく質が流出して。。。
みたない話聞いたことあるかと思います
たんぱく質が流出してるってことは
少なくなっちゃってるわけですから、細い方と同様に
パーマがかかる部分が少ないのでかかりには限界があるのです
しかし
「細いからかかりにくい」って
頑張れば、工夫すれば
キレイにかかるってニュアンスじゃないですか?
(貴店ならかかりますか?ってのがそのニュアンスによるもの)
それが大きな間違いで
工夫もなにも、その工夫をしてかかる部分少ないんだから。。。って話なのです
残念ですけど
そもそも豆腐がなければ
四川風もなにも麻婆豆腐にならないよって話。。。苦笑
豆腐があってからのこその麻婆豆腐
そして四川風だか広東風になるわけです
逆に髪の毛が太くて頑丈なタイプもかかりにくいと言われますが
この場合は 頑張れば、工夫すればかかることが多いです
このタイプの方は
薬剤をはじきやすいため
内部に浸透しにくいだけであって
パーマのかかる部分であるたんぱくは多いですからね
工夫して浸透さえよくすれば
もしくは薬剤のパワーをあげたりすれば
キレイにかかることが多いですが
かかる部分が少ない髪の毛にそんなことしたら
ただ痛むだけ。。。苦笑
仕上がりはパサパサの変な頭です
ということで
髪の毛が細くパーマがかかりにくいのであれば
それなりのパーマスタイルをするか
(まったくかからないわけじゃないし、緩めのパーマをする。そしてとれやすいのも受け入れる)
それが嫌ならご自身で巻くことをオススメします
しっかりめにかけようとすると後悔しかないので
お気を付けください
だってしっかりめにかけて
ばっさばさになってる人めっちゃ見てきましたからね 苦笑
加齢により髪が細くなってきた方(エイジング毛)なんかは
特に注意が必要です
以前はキレイにかかっていたのかもしれませんが
細くなってるということは
やはり髪の毛内部のたんぱく質は減ってるし
以前に比べてらダメージもしやすくなってきているかと思います
さらにその年代の方って
白髪染めを頻繁にされてる方多いですから
髪の毛のダメージもそこそこにしているでしょう
その状態に
しっかりめにパーマしたら言わずもがな。。。苦笑
お気をつけください
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