こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さて、こちらのお客様
一見、そこまでクセ毛に見えませんが
縮毛矯正をかけている我らが同志クセ毛様
鏡を見るたびに舌打ちか
ため息を基本とする我々クセ毛の民の
美容室遍歴は、一般の方と比べると
苦労する傾向にある通り
お客様もこれまで美容室にて
ため息どころか膝から崩れ落ちるほどの
大変な想いされてきたようで
今回その一部をご紹介・・・
多分、共感いただける方も多いことでしょうし
大変な想いをさせてしまうかも知れない
立場にある僕の”自戒をこめて”って意味でも
記事にしたいと思った次第でございます
【美容室で大変な想いをされてきた】
クセ毛のお客様の美容室遍歴をご紹介
シャンプーを否定される
使っているシャンプーについて
あれはダメだのこれを使えとだのと
言ってくる美容師の多さに
うんざりしているのは
お客様以外にも(てかクセ毛でなくても)
たくさんいらっしゃることでしょう
確かに、髪の毛が年末の換気扇のように
ギトギトがすぎるのに
しっとりとした油分たっぷりのシャンプーを
使っているなら
「それはやめておいた方が良い」と
促すべきだし
逆にボリュームが出てすぎて困ってるのに
「ハリコシが出ます」と銘打ったシャンプーを
使ってるようであれば
違うものをオススメするべきでしょう
しかし、大事なのは
”あなたの感じる質感”なんですから
気に入って使ってるなら
なんでも良いと僕は思うのです
ぶっちゃけ商品として販売されてる時点で
髪や頭皮に異常が起こる
やべーシャンプーなわけがありませんし
(アレルギー以外)
そもそもシャンプーなんて
所詮は汚れを落とす洗剤なんだから
ダメージ補修とか髪質改善などの
付加価値に期待しても
だいたい裏切られるだけでございます w
「市販のシャンプーは全部ダメ」との
価値観の美容師さんもいらっしゃいますし
実際に美容室専売品は質感に
優れたものが多いとは思いますけど
「市販品で満足できる質感を
実現できているなら
それに越したことないよね?!」
ってのが僕の価値観であり
あなたにもオススメしたい
安価で手に入れやすい方が
良いに決まってますからね
市販品はオススメしないどころか
「体に害がある」と(悪い成分が体に蓄積するとかw)
訴える立場の人もいますが
それもその人の扱う商品を売るための
ポジショントークだったりするわけで・・・
さっきも言いましたが
体にとってヤバいシャンプーなら
販売が許されてるはずがないのです
現状の髪の毛に
シャンプーの種類で解決できる
問題を抱えているなら
素直に美容師の言うことを聞くべきときも
あるかとは思いますが
(大多数の方が悩んでいる問題はシャンプーで解決されないけど)
今の質感に満足いってるなら
美容師の「これはダメ!」「あれを使え!」
って言葉は
右から左でよろしいでしょう w
酸熱トリートメント地獄
数年前に
よく流行っていた酸熱トリートメント
(今もか・・・?)
まず初めに、酸熱トリートメントは
お客様を囲い込むにはもってこいの技術であり
誰がやっても(アシスタントでも)
同じような仕上がりになるという
美容室にとっては効率よく利益を出せる
都合の良いメニューであることを
暴露しておきます w
「やればやるほど髪が良くなる」などと
謳っている店舗が散見されましたが
「やり続けないと意味がない」の
間違いでありましょう w
この「やればやるほど良くなる」といった
魅力的なコピーは、我々クセ毛にとっては
希望でしかありませんから
飛びついてしまうのも無理はないし
何を隠そうお客様もその一人・・・
しかしながら
やればやるほど髪が良くなるというか
やり続けないと元通りになるだけ
といった真理に気がつき
終わりのない酸熱トリートメント地獄から
命かながら逃れたそうでございます
というか
さっきのシャンプーの話じゃないけど
お客様が酸熱トリートメントで
通われていたサロン曰く
美しい髪の毛をキープするには
店側の指定するシャンプーを
使い続けなければならないようで
定期的な酸熱トリートメントをして、さらに
専用の高価なシャンプーも定期購入が
必須だったそうでございます・・・
やはりビジネス的には拍手でありますが
個人的には
手刀をお見舞いしたいところである w
いや、酸熱トリートメントを
否定しているわけではなくって
そのシャンプーを使わなくちゃいけないって
多分ただの脅しだしw
薬剤と熱を使う以上
少なからずダメージする技術であるわけで
(トリートメントと言いつつw)
それを「やればやるほど」って表現
しちゃうところに手刀なわけです
縮毛矯正かけてパヤパヤ
お客様は以前に
パヤパヤのクセが気になるからと
縮毛矯正をかけたら
余計にパヤパヤになった・・・
との怪奇現象を経験されて
おられました
髪の毛の状態に対して薬剤が強すぎて
バサバサのチリチリになってしまうことは
あるのですが
そーゆーことじゃないみたいなので
よくわかりません・・・苦笑
クセを伸ばしてなんでパヤパヤになるのか?
おそらくですが
単純に薬剤の浸透も熱の入りもあまくて
ほぼかからなかったのか
2液処理があまかったのか?
薬剤自体を間違えたのか?と
思うわけですが
お客様はその仕上がりのパヤパヤを見て
「これはこのままですか?」と
美容師さんに尋ねたっところ
シャイニースプレーみたいのを
持ち出してプシューとパヤパヤ部分に散布し
「こうすればおさまります」って
言われたそうです
え。。。コント?
・・・なんのための縮毛矯正やねん?! w
もちろん美容師も(僕も例外でなく)
失敗することってあると思うのです
失敗して良い。なんて思ってないし
絶対ダメなのですが
美容の技術って髪の毛の中身がみれない以上
薬剤の選定などは
これまで培ってきた経験則や勘で
行うわけですから”絶対”ということはなく
失敗する可能性が隣り合わせな側面が
あるわけです
(薬剤を塗ってみたけど反応が予想外なこともよくある)
だから失敗して良い
ってわけでは全くないのですが
万が一失敗してしまった時の対処は
誤魔化しではなく
非を認め謝罪することであろうと思うのです
てかそんなもん3歳児でも
理解できますでしょう
失敗を認めない。
または認めたとしても
対応が不誠実な美容室って
少なくありませんから
自戒を込めて
真摯に対応するべきだろうと
これまた手刀をお見舞いさせていただきます
良い美容師との決別
そんなこんなあったお客様も
美しく縮毛矯正をかけてくれる
美容師さんとの出会いがあったそうで
それは何より。
しかし、安心していたのも束の間
そのお方が遠方にて
店を出すといった非常事態に
見舞われたそうでございます
確かにこれも
良くあることでしょう
お気に入りの美容師さんの
独立や異動は
応援して差し上げたいところですが
「私はどうしたら良いの?!」という本音 w
隣町くらいであれば
追いかけたいところですが
小一時間かかるとなると死活問題・・・
新しいところでミスって
変な頭にはなりたくないけども
遠くまで行くのはめんどくさいし
そんな長い時間、留守にしてしまっては
家族に迷惑をかけてしまうことも
ございましょう
で、ぶっちゃけこればっかりは仕方なくて
「ずっと私のそばにいて♡」なんて
メンヘラチックな彼女みたいなこと言えないし
僕も1年ちょっと前に
2駅ほどの距離だけど所属が変わり
ご迷惑をおかけしてしまいました
その節は申し訳ございません
そしてそんな時は
遠くても追いかけるか
近くで良い美容師を
また見つけるしかないわけです
そしてその探し方は
SNSやネットを使って調べまくる
といった方法しかございません w
ちなみに間違っても友達の紹介などで
美容室は選ばないでくださいね ⇩ ⇩ ⇩
で、実はお客様
この決別があったのがつい最近
1度遠くへ追いかけてみたそうですが
やっぱり行ってられるかと
近場で良いところないかと調べたら
このブログに辿り着き
ご来店いただいた経緯でありました
なんて素晴らしい w
これは、僕のところへいらしたのが
素晴らしいというわけではなくって
僕の店なんて
ホットペッパーもやっていなければ
インスタも数年間放置で埃かぶってるしw
一生懸命ググったりしないと
出てこないですから
その一生懸命調べる様が素晴らしいと
お伝えしたいのです
自分にあった美容師なんて
一朝一夕に見つかるものではありませんからね
そしてここで1つ問題が・・・
それは良さそうな美容師が見つかっても
実際に良いかどうかは
行ってみて、頭を施術してもらわなければ
わからないということ w
まぁ当たり前なんですけど
初めてのお店というのは
何かしらのリスクはあるわけですからね
そこは勇気を出して
飛び込んでみるしかないでしょう
無事に施術完了
伸びてきたパヤパヤのクセ毛部分も
美しく伸びたかと思います
もしも「近場で良いとこ見つかった」と
思えていただけましたら
またのご来店お待ちしております
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