縮毛矯正を【全体的にかけるべきタイミング】教えます

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

縮毛矯正の基本はリタッチ
(伸びてきたクセ毛部分のみかける)

これは縮毛矯正の経験のある方や
美容師であれば
誰もが知っていることかと思います

 

薬剤と高温の熱を使う技術ですから
それなりに傷みを伴うし
“傷まない縮毛矯正”と言っている美容室が
あったのなら

その店は集団詐欺グループとなんら変わりない
組織だと思ってよろしいでしょう

「本当に全く傷まないんですか?」
と質問をすれば
「0ではないけど最小限。」
と、苦し紛れに言ってくるのがオチであります

傷むんじゃん。。。w

 

なので1度かけたところに
何度もかけると
髪の毛崩壊への一途を辿ることに
なりかねませんから
基本はリタッチなわけですね

てか縮毛矯正って
1度かけたら基本は真っ直ぐのままですから
何度もかける必要ないわけです

かけた直後のあのツルツルの手触り

確かにあれは良いものですから
毎回毛先までやってほしい気持ちも
わかります

しかしそれってのは
クセ毛が伸びたこと以外に
縮毛矯正の薬剤の中に入ってる
質感向上成分のおかげだったりして

それは洗っていれば落ちていくものなので
その手触りも一時的だったりするわけです

 

カラー剤なんかも同じです

傷むはずのカラーをしたのに
美容室がえりはサラサラだったりしますよね?

それは傷まないカラーだからではなく
洗っていけば落ちてしまう
質感向上成分のおかげ
(トリートメント成分のようなもの)

で、1度かけたらとれないと言われる
縮毛矯正なのですが

かかった縮毛矯正が完全にとれて
元のクセ毛になってしまったなんてことは
あり得ないのですが

なんらかの原因で
なんとなくうねりが出てきた
なんてこともあるのが事実でしょう

普段の扱い方なのか?
ダメージなのか?

お恥ずかしながらその原因を
特定することは僕にはできないのですが
縮毛矯正かけた部分が扱いにくくなってきた
ってことはなくはない

全然とれない人もいれば少しうねるが戻る人もいる
この辺だけとれてきた。なんてこともあります

 

 

さて、こちらのお客様

定期的に縮毛矯正をかけているわけですが
やはり基本はリタッチ

根元の伸びてきたクセ毛部分に
施術を施してきたわけですが
なんだか毛先もまとまらなくなってきた
ご様子であります

 

根元のクセがなくなれば
毛先も整うこともあるし

一時的ではあるけれど
トリートメントなんかでも
まとまり間の向上が見込める場合もあるのですが

こんな時は全体に縮毛矯正をかけるのも
策でありましょう

 

もちろんかけることで
少なからず傷むわけですから
それにより汚くなってしまうのなら
やってはいけない選択肢なのですが

現状そこまで傷んでいる様子はありませんし
”かけた方が綺麗になる”と感じましたので
全体にかけさせていただきました

 

乾かしただけですが
やはりお美しい。。。

ということで

「かけた方が美しく見える」

当たり前なんだけど、そんな時が
全体の縮毛矯正をかけるタイミングであります

当然、毎回全体までかけていれば
美しくなるどころか
どこの毛かわからない状態にも
なりかねませんので

『長期的に見て美しく見えるように』

といった意識をお忘れないように
お願いいたします

 

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イシカワ マサキ
イシカワ マサキ
東京都町田駅エリアで活動中の「クセ毛美容師」 クセ毛に25年間悩み、葛藤した末に得た”目からウロコ”の解決策や 髪の毛の悩みやストレスから解放され、人生をたのしむために必須の 【美容師が教えたがらない】本当の知識を常時発信。