縮毛矯正がかかってる髪の毛にパーマで失敗したくない方必見の【リスクヘッジ策】

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

くせ毛が気になるので
縮毛矯正をかけてるけど
動きがないストレートスタイルもなんだか
好きじゃない。。。

もしくはストレートスタイルに飽きてきた。。。

そんな方は毛先に
パーマを考えることもあると思うのですが
変な頭にならないために
今日の記事で知っておくべきことがあります

 

まずその技術は超絶に難しく
下手したらチリチリのヤバい頭になる
可能性があることは、理解しておきましょう

ってのが一点 苦笑

 

縮毛矯正かけた時点で髪の毛って
それなりのダメージを負ってますからね
(痛まない矯正はないし、基本痛みが強い技術)

その状態にパーマするのって
危険だし髪質的に向いてないと
まじで絶望する頭になりますよ 苦笑

例えばこんなん。。。

 

 

美容師の技術の差もなくはありませんが
無理のもんは無理なわけで
どんだけ1流の料理人であっても
100グラム130円の牛肉コマ切れで
2万円のコース料理の下をうならせるほどの
メインディッシュは作れないでしょう

髪の毛も美しくパーマがかかる状態でなければ
美容師の腕がどうであろうと
美しいパーマなんて無理なわけですね

 

なのでそんな時は、パーマをかけるのではなく
ご自身で巻いた方がいい場合も多々あるわけです

 

そしてもし
パーマをかける選択をした場合であっても
”縮毛矯正との同時施術”はなるべく避けましょう

ってのがもう一点でございます

 

”ストカール”
なんて名前でやってるところも多いと思うし
僕のお店でもやってます

どうせ美容室に行くなら
根元の伸びてきたクセ毛部分を縮毛矯正で
ストレートにしつつ
同時に毛先にもパーマ(矯正した髪のパーマは基本デジタルパーマ)
カールもつけちゃいたい

何度も美容室行くのめんどいだろうし
そう思うのは当然

なので、そーいったニーズもあるし
だからメニューにあるわけで
できなくはないんですよ?

 

しかし、縮毛矯正がかかった髪に
パーマすること自体が”そもそも危険な施術”

それが縮毛矯正との同時施術の場合
ただでさえ危険な施術が
”ちょーー危険な施術”になりますよ

ということなのです 苦笑

 

まず縮毛矯正と毛先のパーマの同時施術の場合
根元のくせ毛部分に薬剤を塗布し
その後毛先のパーマしたい部分に薬剤を塗布するのが
基本でしょう

そして、その薬剤の選定や放置する時間って
美容師の経験などで判断するわけなのですが
ぶっちゃけ『勘』ですよ w

この髪質でこのくらいのダメージだから
この薬剤でこの強さに設定して
このくらい放置しようかな〜って感じ 苦笑

髪の毛の中身を見れるわけでもありませんから
そりゃそうなるんだけど。。。

 

で、この判断って美容師何年やってても
やっぱり難しいわけですよ

いくら縮毛矯正やパーマの達人であっても
この判断を見誤って
少しクセの伸びがいまいちになる場合もあるし
かかりが若干あまくなる時もあるし
逆にもう少し薬剤弱くてもよかったかな〜
なんてことはあるわけで

当然僕もありますよ正直。。。

 

言い訳に聞こえるかもしれませんが
いくら経験を重ねようと、人間なんだし
失敗や判断ミスはあるわけで
それは大失敗しないための失敗やミスなわけです
(大失敗ってのはさっきのチリチリにしてしまったりなどの
取り返しのできない失敗)

もちろんそのミスが少ないのが
上手い美容師ってことになるんでしょうけども
100%の確率で100%の仕上がりなんて
どう考えたって無理なことですよ

 

といった具合に、縮毛矯正や矯正毛へのパーマの
薬剤の判断って難しいわけなのですが

根元の縮毛矯正と毛先のパーマの同時施術の場合
その難しい判断が”×2になる=ちょーー危険”
って単純な話なのです 苦笑

 

しかも、縮毛矯正とパーマの同時施術なんて
やる人すごく多いわけではないですから
実はその経験の少ない美容師がほとんどです
(1カ月に1人もやらない美容師とかフツーw)

慣れてる美容師ならまだしも
経験の少ない技術を
しかも難しい判断を2つ同時に行う

ってなると
もはや危険な匂いしかしませんよね? 苦笑

どっちかがおそろかになる可能性大。。。

 

 

なので、なるべく
縮毛矯正と毛先のパーマの同時施術は
控えた方がリスクは少ないわけですね

 

例えばこちらの方も
縮毛矯正とデジタルパーマをさせていただいてる方

 

 

少し短く切りたいとのことで
そーするとパーマなくなっちゃいますから
パーマさせていただくわけですが
根元のクセ毛もそろそろ気になってきたご様子 苦笑

しかし、正直申しますと
パーマを出来ない。とまではいきませんが
髪の毛の状態は凄くいいとは言えない状況でしたので
同時施術はお断りさしていただき
とりあえずパーマだけさせていただきました

 

 

ねじって乾かしただけ

リスクをおかさずにやらせていただいたので
なんとかダメージも最小限に
かけられたと思います

 

しかしこれを無理して同時にやろうとすると

根元の縮毛矯正の薬剤はいい感じに浸透してるし
そろそろ流したい(あまり置くとダメージが強くなるので)

しかし毛先のパーマの部分の薬剤は
いまいちまだ浸透してないから
もう少し時間をおきたい。。。

なんてのが、あるあるで
この場合どうするかというと
当然どちらかを犠牲にするしかないわけです

 

ということでより安全に
より美しいスタイルを求めるのであれば
なるべく同時施術ではなく
矯正とパーマは別で行うことをおすすめします

もちろん何度も美容室に来る
時間がない方もいらっしゃるのは理解してるし
その場合は同時にやることもあるわけですが

髪の毛の状態次第では
後悔しかねませんからお気を付けくださいね

 

とりあえず、さっきも言いましたが
縮毛矯正した髪の毛にパーマを
かけたことのある経験が少ない美容師って
普通ですから、ご希望であれば
経験のある、そしてそーいった発信をしている
信頼できる美容師にお願いするようにしましょうね

 

ぶっちゃけ美容師ならなんでもできると思ったら
大間違いで
縮毛矯正した髪にパーマをかけた経験の少ない
美容師が悪いわけではなく

美容師にもそれぞれ売りや得意としている
技術がありますから
何も調べずにパーマをかけてもらった結果
変な頭になっても
それはあなたのリサーチ不足ですよ

と、言わざるを得ない場合もありますからね

 

上手い味噌ラーメン求めてるのに
塩ラーメンを売りにしてるラーメン屋に行っても
満足できないのは当たり前でしょって話です

 

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