こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
「クセ毛なんですけど、
パーマってかけられますか?」
こんなご質問をいただくことがございます
結論から申し上げると
かけられます
髪の毛の長さやダメージの状態など
施術できる条件が整っていれば
クセ毛だってパーマをかけることは可能です
しかしながら
質問の意図はそんなことではないでしょう
おそらく知りたいのは
「クセ毛にパーマをかけたら、
いい感じになって毎朝のセットが
楽になりますか?」
ってことなのかと
で、その答えなのですが
あなたのクセと、あなた次第です
・・・はい
今回も早々に身も蓋もないことを
申し上げてしまいましたが
これにはちゃんと理由がございます
【クセ毛にパーマは危険?!】かけたら楽になる人と
ただ爆発する人の違い
クセ毛にパーマをかけたら楽になるのか?
まず知っておいていただきたいのが
クセ毛にパーマをかけた場合
- セットが楽になって大満足
- 余計に広がって手に負えない
- たいして変わらない
といった
いくつかの結末が考えられるということ
そして残念ながら
その結末を100%予測することは
美容師にもできません
「・・・いやいや、それを判断するのが
美容師の仕事だろ?!」
なんてお叱りを受けそうですが
もちろん美容師は、髪質やクセの強さ
毛量、ダメージなどを確認して
仕上がりを予測することはできます
というか、それが仕事です
ただし、あくまで予測
なぜなら、髪質もクセの出方も
普段のスタイリング方法も
人それぞれ違うわけだし
さらに言えば
美容師が楽だと思う髪型と
あなたが楽だと思う髪型が同じとは限らない
これが非常に厄介なのです
例えば
朝から髪を濡らしてムースを揉み込み
ドライヤーで形を整える
そんなスタイリングを
苦とも思わない方にとっては
パーマは楽な髪型でしょう
しかしながら
・朝は1秒でも長く寝ていたい。
・寝癖すら直したくない。
なんなら枕から頭を離した瞬間に
髪型が完成していてほしい
そんな方にとっては、パーマなんて
苦行でしかない可能性がございます
パーマをかけたらスタイリングが
不要になるわけではありませんからね
クセ毛にパーマをかけるとどうなる?
そして、もう1つ重要なのが
クセ毛にパーマをかけても
元々のクセが消えるわけではない
ということ
基本的には『クセ+パーマ』
になるわけです
例えば、元々うねりの強いクセ毛の方が
SNSで見かけたような
ゆるふわで美しいコテ巻き風パーマを
希望したとしましょう
しかし、パーマをかけたからといって
元々のクセが都合よく消えて
狙ったカールだけが残るわけではありません
元々のクセの動きと
パーマによる動きが重なります
その結果
ゆるふわどころか、ボワボワ。
場合によっては
頭が2倍くらい大きくなったんじゃないかと
思うほどのボリュームを
手に入れることもあるでしょう
もちろん、クセの種類や強さによって
結果は違いますし、薬剤や施術方法によって
元々のクセの形が変化することもあります
とはいえ
強いクセ毛にパーマをかければ
誰でもキレイなカールになるという考えは危険
ということは理解していただきたいのです
特に、細かく縮れるようなクセや
元々広がりやすい髪質の場合、パーマによって
さらに扱いにくくなる可能性がございます
なので、そういった方には
僕は基本的にパーマをおすすめしません
もちろん、どんな仕上がりを
求めるかにもよるのだけど。。。
アフロほどに広げるのもありなので
クセ毛を活かす髪型も、誰でもできるわけではない
ちなみに、これと似た話で
「クセ毛を活かす髪型にできますか?」
というご相談もございます
最近ではSNSなんかでも
「縮毛矯正を卒業しました!」
「このカットで
クセ毛を活かせるようになりました!」
なんて発信を見かけるわけですが
それを見るたびに僕が思うのは
おめでとうございます。
あなたはクセを活かせる人だったんですね。
ということ
いや、別に嫌味ではございません
クセを活かせるようになったことは
素晴らしいし、それを実現した
美容師さんの技術も立派なものでしょう
ただしですよ?!
その方がクセを活かせたのは
カット技術だけのおかげとは
限らないわけです
・元々のクセの形状
・毛量や髪の太さ
・希望するヘアスタイル
そして何より、本人のスタイリング能力や好み
こういった条件がうまく噛み合ったからこそ
成立している可能性がある
にもかかわらず
「このカットならクセ毛は活かせます!」
なんて言い切ってしまうのは
少々乱暴ではないでしょうか?
クセ毛って
みんな同じクセではありませんからね
大きくうねる人もいれば
細かく縮れる人もいる
捻れている人も多くいらっしゃるし
濡れているときにクセが強く出る人もいれば
乾くと広がる人もいる
それらを全部まとめて
「クセ毛は活かせます!」って。。。
クセ毛をひとまとめにしすぎだろ?!
と思うわけです
「似合う髪型」だって結局は本人次第
さらに言えば
これって似合わせカットなんかにも通じる話
美容師が「絶対似合いますよ!」
と自信満々に提案してきた髪型
実際に切ってみたら
クソほど気に入らなかった・・・
なんて経験はございませんか? w
美容師からしたら似合っている
周りから見ても可愛い
でも本人は気に入らない・・・
こんなことは普通にあるわけです
なぜなら
似合っているかどうかと
本人が気に入るかどうかは別問題だから
そして毎日その髪型で生活するのは
美容師ではなく、あなた自身
パーマだって同じです
僕が「これは楽だろう」と思ったとしても
あなたにとっては面倒くさいかもしれない
逆に僕が「セット大変そうだな」と
思った髪型でも、本人は大満足かもしれない
結局、最終的な判断をするのは本人なのです
じゃあクセ毛はパーマをかけない方がいいのか?
ここまで読むと
「じゃあクセ毛はパーマを諦めろってこと?」
と思われるかもしれませんが
別にそんなことはございません
元々のクセが比較的弱かったり
パーマによる動きと相性が良かったりすれば
スタイリングが楽になることも
十分考えられる
また、今のクセの出方が気に入らなくても
パーマで動きを加えることで、好みの雰囲気に
近づけられる場合もあるでしょう
ただし
クセ毛にパーマをかければ
必ず悩みが解消されるわけではない
ということ
そして、これは強調しておきたいのですが
「やってみなきゃわからない」と
「何も考えずにやってみる」は全く違います
美容師として
明らかに失敗する可能性が高いと
判断した場合は、当然おすすめしません
特にダメージが強い髪に関しては
仕上がり以前に
施術自体が危険な場合もございます
そこはプロとして判断するべきところ
一方で、成功する可能性が十分にあり
リスクも理解したうえで挑戦するのであれば
それは1つの選択肢だと思います
現状の髪型に不満があるなら
何かを変えてみることで
新しい発見があるかもしれませんしね
ただし、失敗したからといって
簡単に元に戻せるわけではありません
パーマは薬剤を使う施術ですから
ダメージも残ります
「ダメだったら元に戻せばいいや」
くらいの軽いノリで挑戦するのは
おすすめしません
まとめ:クセ毛にパーマをかけるなら知っておいてほしいこと
ということで
「クセ毛なんですけど
パーマかけられますか?」
というご質問への答えは
かけられる場合は多いけど
あなたの希望通りになるかは別問題
ということになります
そして「かけたら楽になりますか?」
と聞かれたら
「楽になる可能性はあります。
ただし、必ずとは言えません」
とお伝えするしかないのです
美容師なんだから
もっと自信を持って断言しろよ!
と思われるかもしれませんが
僕は未来予知能力者ではございませんので。。。
むしろ
「絶対楽になります!」
「誰でもクセを活かせます!」
「乾かすだけで決まります!」
なんて、根拠もなく断言する方が
よっぽど無責任だと思うわけです
美容師の仕事は
都合のいい未来を約束することではなく
できる限り失敗の可能性を減らすこと
そして、メリットだけでなく
リスクもお伝えすることだと思っております
なのでクセ毛でパーマを検討している方は
まずはご相談ください
髪質やクセの状態、希望するスタイル
普段のスタイリング方法などを踏まえて
現実的な選択肢をご提案いたします
もちろん
「やめておいた方がいいです」
「そんなん無理でーす」
とお伝えする可能性もございますが w
それも仕事ですので、ご了承くださいませ
















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