カモられる前に知りたい？！【美容室での金ドブメニュー６選】

こんにちは！
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師　イシカワです!!

さて、美容室というのは
身だしなみを整えたり、美しくなれたり
美に対する学びを得られたりする以外に

人によってはリラックスやストレス発散など
様々な価値を提供してくれる
素晴らしき場かと思うわけですが

一方であくまで商売ですから
彼らは利益を出すために
ありとあらゆる手段を使って
あなたのお財布の中身を吐き出させようと
してくる“危険な場”でもあるわけでございます。w

そっちの立場である
現役の美容師が言うことではないし
しかも下品な表現に気分を
害された方もいるかもしませんが

僕はただ、あなたの大事なお金を
守りたいだけなのです（ちょー余計なお世話w）

もちろん、人が何に価値を感じ
何にお金を払うかなんて個人の自由

例えば僕は、”推し活”ということに
興味がまるでなくて
アイドルグループのグッズなどに
１円たりとも払いたくありません　w

しかし、推し活が日々の生活に
活力を与えてくれたり
人生に彩りを与えてくれる要素と
感じるのであれば
それを日常に取り入れないのは愚の骨頂

また、僕は
ほぼ毎日のようにお酒を飲むのですが
飲まない人にとっては
お金払って健康を害し、時に酩酊し

人生において正常な判断を
下せない時間を作るのは
アホとしか言いようがないと思うわけですが

そんなの承知の上で飲んでるんだから
ほっといて欲しいわけですね　w

のように
どこに価値を感じお金を投じるかは
人の好き好きでしょうよ

なので今回僕が語ろうと思う
”美容室での金ドブメニュー６選”についても
あくまで「僕はそう思う」って話ですから

それに課金しているあなたを
否定しているわけではないことを
まずご承知おきください

しかし、身を削ったせっかくの発信なので
何かしらの気づきのきっかけになることを
祈りつつ執筆してまいりたいと思います

カモられる前に知りたい？！
【美容室での金ドブメニュー６選】

薬剤を使った技術の上位メニュー

カラーやパーマなどで美容室に行った際に
こっちのメニューにすると
ダメージが少なくなる。もちが良くなる。と

課金しての上位のメニューへの変更を
促されたことがある方も
少なくないでしょう

何を隠そうと僕はアレが嫌いです　w

こーゆーやつ

だってダメージが少なくなって
もちが良くなるカラーがあるのなら
それだけで良くないですか？

なぜわざわざそうでないカラーを
用意する必要があるのでしょう？

その理由を僕は知っております

簡単な話、単価アップのためです　w

こーゆー３つのメニューがあった場合
真ん中のを選びがちな
我々の心理法則を利用した姑息な誘導　w
（松竹梅の法則）

もちろん、もしも本当にダメージレベルや
もちがそれぞれまるで違うのなら
価値あるのものと思いますが

さっきも言ったけど
じゃあそれだけで良いやん。

誰がわざわざ
ダメージの強くもちの悪いカラーを
選択すんねん？！という話で

その消費者の足元を見た
商売のやり方が気に入らないのです　w

まぁこれはただ僕が思ってることですけど

でも、そもそもカラーにおける
ダメージ度合いというのは
明るさに準ずるものです

これは思っていることというか事実

明るいほどにダメージするのは
誰も抗えない、この世の理ですからね
（明るいほど黒の色素を破壊するので）

なので美容室が言っている
低ダメージというのは
“その後の手触りのこと”でありますよ

だいたい上位のカラーメニューを選んだ場合
カラーの前に”前処理剤”と言われるのもを
髪に毛のふりかけたり
または薬剤に添加するわけですが

すると手触りが良くなるわけですね
（傷まないわけではない。傷み度合いは明るさによるので）

「じゃあ価値があるじゃん？！」

そう思うかもしれませんが
前処理剤による手触りは
洗っていけば落ちていきますから
結局いつものようなダメージヘアーに戻るのが
一般的でございます

なので前処理剤って
業界では「下水の肥やし」って言ってる
立場の人もいるし
実は嫌いな美容師さん結構いるのですよ

僕としては
そのひと時の手触りの良さに
価値を感じる人もいると思うし

美容室帰りの手触りの良さに
テンションが上がってしまう女心を
知らないわけではありませんので
まるで意味ないとは思いませんが

それなら普通のトリートメントでよくない？
って思っちゃう

何度も言うけど
傷まないわけじゃなくて
傷んでないかのような手触りにするのが
前処理剤なわけで

どうしても必要で
なければ髪の毛がどうにかなってしまうなら
やっばり最初から
込み込みの料金だけにしておけよと。。。

なので

こういったメニューの場合
通常のカラーでも別に問題ないと考えます

問題があるなら、評判にも関わるし
存在させる意味わかりませんし。。。　w

万が一本当に
ダメージレベルやもちが違くても

「プレミアムカラー　８０００円」
とかマジで必要ないですよ？

エステカラー６５００円より
さらに手触りが良くなるとか？

なにそれ意味不明。金ドブです

そもそもエステカラー６５００円を
選んでもらうためのおとりなんだから　w

ついでにオーガニックについても
メスを入れさせていただきたいと思います

オーガニック・天然成分

こんなのもありそうですが
一貫して通常のカラーや
心配ならエステカラーで十分とお伝えしたい

オーガニックや天然成分にこだわる方も
いらっしゃると思うのですが

別に「それが悪い」と
言いたいわけではないのです

僕のお店で扱っているスタイリング剤にも
オーガニックのものもありますし
あの草っぽい香りは嫌いではない　w

ただ、オーガニックや天然成分を
過度に信仰する考えは良くないな
と思っているだけなのです

オーガニックや天然成分だから安心。
っていうのはぶっちゃけ間違いで

我々は企業のマーケティングに
踊らされているふしもあるわけです

やつらは「自然界の天然なものこそ安全だ」
と謳うわけですが

自然界にこそ、触れたら炎症を起こしてしまったり
口にしたら死んでしまうような
危険なものもたくさんあるでしょうし

自然が体に良いというのなら
山奥で暮らしたら
良いのではないでしょうか？w

無加工で精製されていないものが
体に良いというのは
やつらによって作られた幻想ですよ

むしろ、自然を推奨する人らが嫌う
添加物などにまみれた昨今を生きる
我々の寿命は年々伸びております　w

環境負荷観点で
オーガニックを推す人もいますが
オーガニック製法の方がむしろ
環境に負荷がかかる説もあるみたいだし
何より生産者に負担がかかる。。。

農薬を使うことで
安価に野菜を摂取できていることを
我々は忘れてはいけません
（農薬も添加物もヤバいやつは使用が禁止されてるし）

多分野菜の全てがオーガニック製法で
作られることになったら
野菜バカ高いですよ？

肉や魚の方が安くなっちゃったりして
そっちを主に摂取。

野菜が嗜好品になり
むしろ健康を害しそうではありませんか　w

そしてオーガニックカラーもそうですが
オーガニックを謳う商品の
その明確な定義なんてありゃしないのです

お風呂の湯船に
無農薬で作られた植物のエキスが
数滴入っているだけでオーガニックって
言っちゃってるものもたくさんあるし
（定義がないので別に良い）

そんなのが髪の毛の良いのかは
疑問でしかありません

「オーガニックだからツヤが出る」とかも
意味わかんないです

髪のツヤと有機栽培は
１ミリも関係ありませんので。。。

（ツヤとは光の反射です）

オーガニックを拒否する必要はありませんが
思考停止で髪に良いんだ♪とか
思わない方が良いですよ？

”自然は優しい”と言った
イメージに騙されないでください

イメージにお金を払うのは金ドブでしょう

サロントリートメント

トリートメントは髪に良い。
やらないよりやった方が良い。

これは間違いではありませんが
その目的をまちがえると
まるで意味ないもの。金ドブ。になるのが
美容室でのトリートメント

トリートメントの目的は

といったところでありますが

例えば

後々パーマをかけたいけど
今は傷んでいて難しいからトリートメントでケアし
状態が良くなってからかけましょう。

こんな時のトリートメントは
金ドブ確定でございます

要するに
トリートメントで髪の毛の傷みを治して
パーマをかけられる状態に戻すことは
不可能ということです

残念ですが、傷んだ髪の毛に
美しくパーマをかけたいのなら
傷んでいるところは切り落とすしかないのですよ

髪の毛の傷みを
治す方法なんてありませんので
それを目的としたプロダクトは
全て金ドブでございます

カット技法

たまにですが

のような美容室をお見受けします
（値段とカット技法の名前は例）

髪の毛を切るカットであることには
変わらないけど、その技法により
プラス料金を頂こうというわけですね

お察しの通り、金ドブですので
通常のカットで十分であります

てか技法により料金違うのが
これまた意味不明　w

言っときますけど
その特殊なカット技法を使わないと
できない髪型とかないですよ？

カット技法とは
山の頂上を目指す際の道のことで
どこを通って行こうか？という話。

で、

「山頂である目指す髪型は同じなのに
なんでやり方で値段が違うねん？！」w
と、僕は思う

もちろん扱いやすさも
さして違いありません

てかさっきのカラーのとこでも
同じようなことを申しましたが

ステップボーンカットが
通常のカットより優れたカット技法で
仕上がりのクオリティも
扱いやすさも勝るのであれば

もうそれだけでええやん。なのですよ

なんでわざわざクオリティの下がる
通常のカットも提供してくれてんねん？！w

５５００円払わないと
本気出してくれないんですかね？

なにそれ酷すぎ。。。　苦笑

もちろん技術の値付けなんて
好きにして良いので
他人がどうこういうことでもないのですが

僕は意味わかんないし
ただの単価アップの策としか思えない

お気をつけくださいませ

ヘッドスパ

ご存知の通り
数年前より流行っているのがヘッドスパ

以前は珍しかった技術ですが
今やどこぞの美容室でもやってるし

ヘッドスパ専門店などあるくらい
業界の定番メニューの１つに
なりつつあるわけですが（もうなってる？）

これも目的を間違えると
無駄金を払わされることになりますので
注意が必要です

ヘッドスパの主な効果は
”リラクゼーション”です

それは１つの素晴らしい価値ですから
疲れている方、癒されたい方は
僕からもオススメなのですが

”育毛”を目的にしてしまうと
マジで意味ないと個人的に思っております

ヘッドスパをすることにより
頭皮環境が改善され
育毛や、場合によっては白髪が改善とか
謳ってるサロンが散見されるわけですが

ヘッドスパって頑張って通っても
月１〜２くらいですよね？

それで育毛って笑わせないでいただきたい　w

白髪がなくなるとか
腹いたい。。。　苦笑

そもそも頭皮環境って
生活習慣や食生活などによるところが主

たまに頭に何か塗って
モミモミして毛が生えるなら
世の中のお父さんは苦労しないんじゃい？！

と僕は思う

育毛を目的にヘッドスパに課金するなら
そもそもの生活習慣の改善や
医者の処方をもらって
投薬した方が間違いないですよ？

美容師を１０数年やってきて
投薬して育毛効果を実感してる人は
たくさん見てきたけど

ヘッドスパで悩みが改善された人（毛が生えた。増えた。）
僕は１人も見たことありません　苦笑

冒頭にも言ったけど
ヘッドスパ専門店の人に刺されそうなのでw

「あくまで僕がそう思ってるだけで
否定してるわけじゃないですからね？」

ということを添えておきます

高額ドライヤー、アイロン

最近、髪の毛をただ乾かす家電機器ではなく
髪を美しく導く美容機器へと
出世を遂げたのがドライヤーなのですが

今や１０万円を超える商品もあるから驚きです

もちろんガチで髪の毛が美しくなるのなら
１０万円でも安いと思うわけですが

驚いてしまうのは
そんな高額なドライヤーらの
ホームページの胡散臭さ。。。　w

だっていくら読み込んでみても
美しくなるその理由が理解できないのです

現状の髪の毛をより美しくするには

これしかないと思うわけですが
高額のドライヤーが
これらを果たしてくれるのか？

どう考えたって
そんなんわけないでしょう　w

考えられるのは
傷みをなくすか、髪質を変えることなのですが

トリートメントの項でも言ったけど
髪の毛の傷みを治す策など
ありゃしませんし

風で髪質変わったら
それはもう神の息吹　w

１０万円なんて
値段をつけることすらおこがましい

ちなみに
これも意味ないとは言いませんよ？

実際に高額なドライヤー使って
満足してる方もいらっしゃるでしょうし
手触りよく感じる人もいるでしょう

しかし、個人的にはドライヤーの目的は
やっぱり髪の毛を乾かすことだし
効果の定かでない
よくわからない機能に投資するのでなく

間違いなく享受できる
”楽に素早く乾かせること”を
重視した商品選定をして欲しい

それには、せいぜい２〜３万円ほど
みていただければ十分ですので
残りの７〜８万で家族旅行でも
楽しんでくださいませ

てか２〜３万円も一般的には十分高額ですよね？

７万とか８万とか
１０万円なんてさぞかし美しくなるのでしょう　w

もし、高額ドライヤーの効果を
約束できるエビデンスがあるのなら
その論文のリンクを教えてください

僕は見つけられていないし
結局、どこのメーカーの高額ドライヤーも
”自社調べ”の第三者が確認のしようもない
効果を謳っているだけ。。。

【絶対に損しない？！】髪の毛をキレイに育てるための正しいドライヤーの選び方

以上となります

もはや長すぎて誰も読んでいない
自己満記事な気しかしないのですが

”変な情報に踊らされず
なにに投資するべきか考える”

これは美しくなるためにも
美しい人生を過ごすためにも
大事な能力かと思いますので

そのための
何かの参考になれば幸いでございます