パーマをかけてはいけない髪質とは??【パーマかけて後悔する前に読むことを祈ります】

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

 

パーマの失敗でよくあるのが

”かけてはいけないような髪の毛に
パーマをかけてしまった”という

美容師の技術とかではなく
パーマをかけたらどうなるかの判断ミス

 

 

もちろん単純な技術による失敗や
なんか思ったのと違う。

といった美容師とお客様との
イメージのギャップによる失敗も
あるかと思いますが

そもそもかけていけない髪の毛にかけてしまった
美容師の判断ミスの場合が圧倒的に多い
というのが僕の感覚であります

 

しかもその失敗って治しようがなかったり 苦笑

 

これとか

 

これとかも

 

 

モロにそう

どちらの方も、髪の毛に優しい
最新の薬剤&優秀な処理剤を使うので
(+料金のかかるやつ)
大丈夫とのことで、パーマしたようなのですが

どう考えても大丈夫ではございません 苦笑

 

普通の感覚の美容師であれば
なんでパーマいけると思ったん?
薬中ですか?酒気帯びですか?
って髪の毛の状態なわけですよ 苦笑

案の定ジリジリなわけで。。。

 

パーマをかけていけない髪の毛とは?

ということで
じゃあパーマをかけてはいけない髪の毛って
どんなのなん?ってことでしょうから
さっそくお伝えいたしますと

・痛みきった髪の毛
・パーマに向かない髪質

この2パターンです

 

痛みきった髪の毛

ブリーチやカラーの繰り返しや
ホームカラー、縮毛矯正。普段の雑な扱い方など

理由は何であれ
ダメージが強い髪の毛に
キレイなパーマは不可能です

かけることは当然可能ですが
仕上がりに満足することはないでしょう

 

 

理由を簡単に言ってしまうと
あまり痛んだ髪の毛って
髪内部のタンパク質が流出してしまっている状態

そのタンパク質部分にパーマ液ってのは
作用しますから
それがないのにどーやって美しくパーマが
かかることがあろうか。。。

ということなのです

 

 

以前ですが
パーマの仕上がりが良くないであろうと
予測される髪の毛の状態の方に

どうしてもかけたい!と言われ

思った通りにならない。
やめた方がいい。
ノークレームにノー返金でも良いですか?
ってことを強くお伝えしたうえで

それでもどうしてもって方、数名に
かけさせて頂いたこともありますけど
みなさん後悔しておられました。。。苦笑

 

大変申し訳ありませんなのですが
だから言ったじゃん。。。
という話でもありますよね

なので、そんなことしても
もう誰も幸せになれないのはわかってますので

無理なもんは無理!
どうしてもって言われても
今はかけないことに
させてもらっております

 

もちろん今まで培ってきた
知識や技術を駆使してパーマをするのですが
ダメージが強いとやっぱり不可能なんです

 

そして多くの方が期待するトリートメントしても
当然無理でございます 苦笑

 

 

トリートメントってのは
”ダメージ補修”など
ダメージが良くなりそうな曖昧な表現で
浸透してますが
本当の意味で補修なんてしないですからね?
あんなもん。。。 苦笑

「補修されたような手触り」になるだけで
ダメージレベルは一切変わりません
(手触りも大事だけど)

 

 

上の2つのチリチリ画像の方もこれ

過度なダメージがある髪の毛に
パーマかけた結果です。。。

 

最新の薬剤や
優秀な処理剤を使うから安心だ
みたいなことを美容師はいうわけですが

確かに以前のものと比べたら
ダメージが少なくかけられるのは
事実かと思います

 

でもそれって
ダメージが強い髪にかけられる
って意味ではありません

過度なダメージがあれば
何してもパーマは無理です(残念だけど)

 

補足ですが、ここ数年流行ってる
ハイライトとかを使ったデザインカラーも
注意が必要です

オシャレなのか知りませんが
やってることを言い換えると
髪の毛のダメージのムラを作ってるだけです 苦笑

そんなところに
キレイなパーマがかかる理屈がないですからね

オシャレもいいですが
変な頭にならないことの方がもっと大事だと思うので
パーマや縮毛矯正が必要な髪の毛であれば
やらない方が賢明

てか変な頭になりたくなければやっちゃダメ

 

 

パーマに向かない髪質

美容の技術ってだいぶ素材に依存します

さっきの痛みが強い髪の毛ってのも
素材なわけですし
もともとの髪質も素材です

 

これはイメージできる方が多いと思いますが

雑誌に出てくるモデルのような
ふわふわフェミニンスタイルを
ド直毛の剛毛の人ができるわけないし

猫っ毛で髪の毛が少ない人が
ボリューム満点ふんわりボブも不可能です

それと同じようにパーマにも
向かない髪質ってのは存在します

 

どんな髪質かと言うと
画像で見ていただくのが早いと思いますので
こんな感じですね

⇓ ⇓ ⇓

 

 

 

皆さんクセ毛なんですが
こういったジリジリと縮れたり捻れている
細かいクセ毛(広がりやすい髪質)には
パーマは向かないです

だいたい余計に広がり
収拾つかなくなって
常に縛ることになることをお約束します 苦笑

 

パーマって今あるクセをかき消して
新たな動きができるわけではなく

現状のクセ+パーマによるクセ

になるわけですから
広がりやすい髪質の方が

少なからずボリュームの出る技術である
パーマをかけたら
余計に広がるのはある意味当たり前。。。

 

 

運よく、そこまで広がらずに済み

なんとなく上手くセットできたとしても
キレイなスタイルか?といったら
首をかしげることになるでしょう

(美的感覚は人それぞれなので
本人が気に入れば問題ないですが)

 

もちろんクセの程度にもよるし
どこまでのクオリティのパーマスタイルを
求めるかにもよりますから
一概には言えませんが

広がりやすいジリジリした細かいクセ毛には
パーマは不向き

 

ぜひ参考にしてください

 

で、これって決して
意地悪で言ってるわけではないですからね? 苦笑

ひどいこと言ってるようですけど
変な頭になっていただきたくない
という、一心ですので
どうかご理解くださいませ。。。

 

すでにパーマかけてバサバサじゃないことを祈ります 笑

 

【パーマの失敗】したときに知りたい”失敗のパターン別対処法”

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です