【トリートメントでクセは伸びない】縮毛矯正の“リタッチ至上主義”に潜む落とし穴

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

さて、こちらのお客様

半年〜1年に一度ほど
縮毛矯正をかけるそうなのですが
ここ最近のかかり具合のあまさ
少し不満があるようでございました・・・

聞けば。毎回リタッチと
それ以外の既矯正部には
マルチ酸熱トリートメント?やら
艶さらトリートメント?なるものを
されていたようで

最初はいいけども
すぐにホワホワしてきてしまっていたのだそう

 

で、これって
「そりゃそうやん。」という話

というのも、お客様も感じておられましたが
既に縮毛矯正をかけている部分の
若干のクセの戻りがあるわけで

にも関わらず
新たに伸びてきた部分のリタッチと
それ以外に施すのが
トリートメントの類のメニューであれば
当然の結果

トリートメントって
まとまりをよくしたりしっとりさせたり
質感を向上させたりするものであり
クセをどうにかする働きなんてないですからね

クセを伸ばすのであれば縮毛矯正の一択
僕は思う

で、『縮毛矯正の基本はリタッチ』というのは
よく言われることなのでわかるし、それは僕も
意識してるところなんですけど

クセの戻りがあるのに
リタッチという判断が僕にはわからない

 

どうやらこの業界には
「リタッチ以外は許さない」みたいな思想が
一部で蔓延ってるみたいなんですけど
大事なのは美しくあることでございます

 

もちろん毛先までかけてしまったら
傷んで余計に汚く見えてしまうのなら
リタッチでいくべきなんだけど

毛先までかけた方が美しいなら
かけた方が良いに決まってるのです

 

ということで全体に。

クセの戻りがあるのに
縮毛矯正のリタッチとマルチなんたらとかいう
鼠高(ねずみこう)みたいなネーミングの
トリートメントでは
こうはいかないですからね w

 

縮毛矯正って『かけたらとれない』
ってのが基本なので
だからリタッチでいいよね?!

すでにかかってるんだから
かける必要ないよね?!

傷むだけだから。

ってことなんですけど
なんらかの原因で
若干とれちゃうこともあるのですよ?!
(完全に元のクセに戻ることはないけど)

もちろん、髪質によっては
全然取れない人もいるんだけど
比較的とれやすい人もいて

そのあたりは
美容師にコントロールできないことだと
僕は思っています

 

なのでコントロールできないからこそ
その時の(クセが戻ってきた時の)
判断が重要になってくると思うのです

かければかけるほど傷むのは
その通りでありますので
リタッチか?全体か?長期的に見て
美しくあるための判断をさせていただければと
思っております

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