こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
美容業界には
『骨格で似合わせる』
といった、理論だか技術だかが
ここ数年のコロナウイルスのごとく
蔓延しております
雑誌にも良く
丸顔にはコレ!面長にはコレ!
みたいなことが書かれてますし
それこそ、『骨格による似合わせ』を
売りにしているサロンも
多くあるかと思います
誰だってどうせなら似合う髪型したいわけで
それを(骨格による似合わせ)求めて
美容室にいく方もいるでしょうから
別にそれは良いのですが
タイトルの通り
その「骨格による似合わせ」を
これから罵っていこうかと思うわけです w
そんな常軌を逸した美容師
あまりいないと思うのですが
僕はいたって正常だし
気に入らない変な頭になって
後悔しないために
必ず読んでいただきたいと思っております
骨格で似合わせるのがクソな理由?!
僕が『骨格で似合わせる』の蔓延を
コロナウイルスで比喩した理由は
文字通りコロナウイルスのように
害悪だと思ってるからです w
というのも
”骨格で似合わせる”って言いますけど
その理論で無視してる要素が3つあるわけです
それが何かというと
この3つです
1つずつ見てきましょう
髪質
そもそも骨格で似合わせるってのは
なんなのかというと
カットによる骨格のカバーです
ご存知の通り、絶壁やハチばりなどが
日本人には多い骨格なのですが
その骨格が丸出しだと
”造形学的に美しくない”ということで
カットでその骨格をカバー
または丸顔や面長など顔の形。
コレも骨格によるものですが
それらを緩和させるためのカット
これらが骨格で似合わせるってことです
そこでなんですが
「丸顔にはひし形シルエット」
この代表的な骨格による似合わせですが
髪質的にひし形になんなかったら
どうすんねん?!
って話なのです w
例えば、猫っ毛の人なんかは
本田圭佑くらいのベリーショート以外
どう切ってもひし形になんかならないわけです。。。
なぜならトップにボリュームがでなければ
ひし形にはならないわけで
トップにボリュームがでない髪の毛を
猫っ毛というのです 苦笑
または、広がりやすいクセ毛の人は
下手にひし形シルエットを目指して
段差をつけると
ひし形ではなく
ただのボンバーヘッドになるわけです。。。
もしくはこれまた本田圭佑並みの
ベリショ 苦笑
のように、骨格による似合わせって
髪質無視してるんですよね
首から下
首から下というのは
その人のファッションのテイストや
体型やキャラクターのことです
またまたわかりやすい
”丸顔にはひし形”を例に出すと
その人がブリブリの妹キャラな
きゃわいーファッションの
テイストをしているのであれば
一般的に大人っぽく見えるバランスな
段差をつけたひし形シルエットなんかよりも
むしろ前髪パッツンの丸っこいボブにした方が
その人らしいんじゃない?って思うわけです
具体的な例を出すと
ご覧の通り丸顔です
しかし
丸顔を強調してしまうような
短めパッツンクレラップ前髪をしているわけで
セオリー通りにいったら
マジでやってはいけないやつです 苦笑
にも関わらず
多くの方がこの前髪を似合ってる
って感じると思うのですが
それは首から下。
またはキャラクターによるものなわけです
好み
ファッションのテイストと繋がるのですが
これが髪型を選ぶ上で1番大事
てか、美容師がいくら理論的に
「あなたの骨格にはコレが似合いますよ」
って言ったところで
「それ嫌いです」
って言われたらもうおしまいです w
結局のところ
骨格により似合わせたところで
その髪型が嫌いだったら意味ないわけですよ
理論的に似合っていても
嫌いならあなたの満足に繋がらないですからね
身も蓋もないこと言いますが
髪型なんて好きなのやれば良いんです
本当の似合わせとは?
そもそもカットで大事なのは
骨格を見てとかではなく
”その人を見る”ということです
その人の
髪質や好み、ファッションのテイストなどの
全体を見て髪型は決めるべきものですからね
当然その人をみたら
骨格も含まれるわけですから
骨格なんてどーでもいいって言ってるわけではなく
骨格だけ見てもまじでなんの意味もない
ということ
ゆえに、骨格による似合わせはクソなのです 苦笑
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