こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さて、クセ毛でお悩みの方なら
1度は目にしたことがあるであろう
「クセ毛用シャンプー」
という商品の存在
・うねりを抑える
・広がりを抑える
・まとまりのある髪へ導く
・湿気に負けない髪へ
などなど
それはそれは魅力的な言葉が
並んでいるわけですが
そんな商品を目にするたびに
僕は思うのでございます
シャンプーでクセ毛が治るなら
縮毛矯正なんてとっくに絶滅してるやろ?!
と・・・
イヤ、もちろん
クセ毛用シャンプーという商品を
全否定したいわけではありません
実際に使ってみて
髪がまとまりやすくなったり
手触りが良くなったりすることは
あるでしょう
しかしながら
クセ毛が扱いやすくなることと
クセ毛そのものが治ることは
全く別の話
ここを勘違いしてしまうと
シャンプーに必要以上の期待をして
無駄にお金を使うことになりかねないのです
かつての僕のように・・・
クセ毛をシャンプーで治すという壮大な挑戦
そもそも、クセ毛というのは
毛根の形状や毛髪内部の構造など
さまざまな要因によって生じるものです
そして、すでに生えている髪の毛は
基本的に死んだ細胞からできています
なので、シャンプーを使ったところで
髪の毛が自ら意思を持って
「よし!明日から真っすぐ生えよう!」
なんて更生してくれるわけがないのです
そんなことが可能なら僕だって今すぐ
”身長が伸びるボディソープ”
を開発していただきたい
現在165センチで留まってる僕も
毎日そのボディソープで体を洗えば
1週間後には170センチ
1ヶ月後には180センチ
半年後には
NBAからスカウトが来ることでしょう
で、当然そんなわけはなく
ボディソープは体を洗うものであって
骨を伸ばすものではないのです
同じように、シャンプーは基本的に
頭皮や髪の汚れを落とすものであって
毛根の形状や、生まれつきの髪の構造を
変えるものではありません
にもかかわらず
クセ毛を根本から改善するために
シャンプーを探し続けるというのは
身長を伸ばすために
ボディソープ売り場を徘徊しているようなもの
そろそろ売り場が違うことに
気がついていただきたいのでございます
じゃあクセ毛用シャンプーって意味ないの?
ここで誤解していただきたくないのが
クセ毛用シャンプーに
「全く意味がない」と言いたいわけではない
ということ
例えば、クセ毛というのは
湿気によって広がったり
まとまりにくくなったり
場合によっては雨に日に
外に出たくなさすぎて
仮病で病欠することも多いわけですが
シャンプーやトリートメントによって
髪の表面の状態が整ったり
油分やコンディショニング成分によって
摩擦が軽減されたりすることで
扱いやすく感じることはあります
そしたら、なんとか会社へ足を
運べることでしょう
また、髪のダメージや乾燥による
パサつきが目立っている場合には
適切なヘアケアによって
見た目が改善することもあるでしょう
つまり
クセ毛を治しているのではなく
クセ毛を扱いやすくしているということ
これは非常に大きな違いです
例えば、身長165センチの僕が
シークレットブーツを履いたら
170センチに見えるかもしれません
でも、だからといって
身長が170センチになったわけではない
靴を脱げば165センチ
現実は何も変わっておりません
デートの最後のディナーで
座敷を選んでしまったのならジ・エンド
クセ毛用シャンプーだって
それに近い話でございます
使用中は髪がまとまりやすくなっても
生まれつきのクセそのものが
なくなったわけではありません
もちろん
それで毎日の生活が快適になるなら
十分に価値のあることです
シークレットブーツだって
履いている本人が満足しているなら
何の問題もありません
ただし
靴を脱いでも身長が伸びたと思い込むのは
ちょっと違うよね?
という話なのでございます
クセ毛が治るシャンプーを探す旅は、いつ終わるのか?
さて、クセ毛で悩んでいる方の中には
「このシャンプーならクセが落ち着くかも」
「次こそ理想の髪になるかも」
と期待して、さまざまな商品を
試している方もいらっしゃるでしょう
もちろん、シャンプーを変えることで
扱いやすくなる可能性はありますから
いろいろ試すこと自体は
悪いことではありません
むしろ素晴らしい努力
しかし
クセ毛をストレートにすることが目的なら
その旅はなかなか終わらないと思います
だって、そもそも
シャンプーに期待している効果が
シャンプーの役割を超えているわけですから
例えば、英語を話せるようになりたいのに
ひたすら国語辞典を買い替えている人がいたら
「いや、英語を勉強しろよ」
って思うでしょう?
もちろん国語辞典も
素晴らしいものではあります
しかし、目的に対して選んでいる手段が違う
クセ毛を真っすぐにしたいのに
シャンプーを買い替え続けるのも
それと似たような話なのです
クセ毛をどうにかしたいなら、選択肢は限られている
僕は普段から
クセ毛への対処法というのは
大きく分けて4つだと考えています。
① 伸ばす
縮毛矯正やヘアアイロンなどで
クセを伸ばす方法
真っすぐな髪を求めるなら
最も直接的な手段です
てかそれしかありません。
ただし、縮毛矯正には
薬剤や熱によるダメージが伴いますし
ヘアアイロンも
使い方によっては髪を傷めます
② 出す
クセを無理に伸ばさずその動きを活かす方法
ただし、クセの種類や強さや
希望する髪型によっては難しい場合も
③ 切る
クセが気になる部分を切ったり
広がりにくい長さや形に
調整したりする方法。
極論、ボーズにしてしまえば
クセ毛に悩むことはなくなります
④ 気にしない
ある意味、最強の方法です
クセ毛であることを問題だと思わなければ
そもそも解決する必要がありません
涅槃の境地
ニルヴァーナへの到達、おめでとうございます
そしてシャンプーやトリートメントは
これらの方法を補助するためのもので
扱いやすさを改善することはあっても
強いクセを根本から真っすぐにする
主役にはなれない
ということなのでございます
高いシャンプーを買う前に考えてほしいこと
僕は別に
高級シャンプーを使うことが
悪いとは思っておりません
・香りが好き
・洗い心地が好き
・仕上がりの手触りが好き
・高級品を使いたい
そういった理由で
気に入った商品を使うのは
素晴らしいことだと思います
しかし「クセ毛が治るかもしれない」
という期待だけで
高価なシャンプーを買おうとしているなら
ちょっと考えていただきたい
例えば、1本5000円のシャンプーを
毎月購入したとしたら年間6万円
3年間で18万円。5年間で30万円。
なかなかの金額でございます
もちろん、そのシャンプーを使うことで
毎日の髪の扱いが楽になるなら
それだけの価値があるかもしれません
しかし、何年使っても
クセが真っすぐにならないことに
不満を感じているのであれば
そろそろシャンプーに
無理難題を押しつけるのはやめてあげてほしい
シャンプーだって困っていると思います
「いや、僕は洗うために
生まれてきたんですけど……」って
シャンプーにできることを、シャンプーに期待しよう
ということで
クセ毛用シャンプーというのは
決して無意味なものではありません
ただし
クセ毛を扱いやすくすることと
クセ毛を根本から治すことは違う
ここだけは
理解しておいていただきたいのです
クセ毛を真っすぐにしたいなら
縮毛矯正やヘアアイロン。
クセを活かしたいなら
髪型やスタイリングの工夫。
そして、日々の扱いやすさを
少しでも良くしたいなら
シャンプーやトリートメント。
それぞれに役割があるわけです
包丁で髪は切れなくもないけど
普通はハサミを使うでしょう?
歯ブラシで床掃除はできるけど
普通は掃除機を使うでしょう?
それと同じで
目的に合った道具を使うことが
悩みを解決するための近道なのです
ということで、クセ毛を治すために
シャンプーを探し続けている方は
一度、その目的を
見直してみてはいかがでしょうか
ちなみに僕は今後も
身長が伸びるボディソープの発売を
心待ちにしております
もし発売されたら
真っ先に購入する予定です
ただし、身長が伸びなかった場合は
メーカーにクレームを入れるつもりです
「毎日ちゃんと洗ってるのに
全然180センチにならないんですけど?!」
・・・そんなクレームを入れられたメーカーも
たまったもんじゃありません w
クセ毛用シャンプーにも
同じことをしていないか
一度考えてみてくださいませ
















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