【クセ毛の悲劇】思いきってショートにしたらウケる頭になった理由

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

さて、こちらのお客様

以前は縮毛矯正をかけつつのボブを
されていたそうで
扱いやすく、満足もされていたようなのですが

約3ヶ月ほど前に
思いきってショートに切ったところ

なんともウケる頭になってしまった
そうでございます

 

僕もこれまでに

思いきって本田圭佑のような短髪を目指し
バッサリ切ったら
東野幸治みたいな頭になってしまったり

友達だと思って思いきりカンチョーしたら
クラスの女子だったり

思いきってオナラをしたら
違うものが出てしまったり・・・と

思いきることで
散々な想いをして参りました

なので常日頃から
冷静な判断を心がけているつもりなわけですが
そーゆー衝動にかられることがあるのも
よくわかるわけです

というか、『思いきる』ということは
人生において大事な要素の一つでもあると
考えております

 

例えば進路の決定や就職先の選択
結婚や離婚など
思いきりがなければ
なかなか踏み出せないこともあるでしょう

そして、その決断によって
人生がより良い方向へ動き出すこともあるし

思いきることで、初めて気づくことだって
たくさんあるわけです

僕のような髪質の人間は
本田圭佑のような質感のショートには
ならないことがわかったし

カンチョーするときは
相手をよーーく確認しなければいけないことも
人生の教訓です

オナラとは違うものが
出てしまうことに関しては

今後さらに増えてくることでしょうから
何らかの対策が必要でしょう

w

さて、いつものよくわからん話はさておき

 

クセ毛をショートにしたら失敗した理由

今回のお客様がショートにして
ウケる頭になってしまった理由は

おそらく、髪質や希望する仕上がりを
十分に考慮できていなかったカットに
あるのではないかと思うわけです

 

もちろん、前回の施術を
実際に見ていたわけではありませんから
断定はできませんが

少なくとも今回の状態を見る限り
カットが扱いにくさの一因に
なっているように感じました

 

で、まずお伝えしておきたいのが

別にクセ毛だからといって
ショートにしてはいけないわけではない

ということ

クセ毛でもショートは可能だし
ショートに縮毛矯正をかけることだって
もちろんできます

ただし、ショートカットといっても

・直毛なのか?
・クセ毛なのか?
・縮毛矯正をかけたクセ毛なのか?

その素材によって
適したカットや仕上げ方は
変わってくるわけです

 

まぁ、当たり前ですよね

素材が違うのだもの

例えば直毛であれば
何もしなくても自然に収まるような長さでも

クセ毛の場合は
短くすることでクセが強調されたり
毛先があっちこっちに向いてしまったり

逆に縮毛矯正をかけている場合は
短くしたことで
毛先の真っ直ぐさが不自然に見えたり。。。と

そんなことが起こり得るわけです

なので、ただ希望の長さに切れば
希望の髪型になるわけではありません

その髪質でその長さに切ったら
どうなるのか?

そこを考える必要があるわけです

 

クセ毛をすきすぎるとウケる頭になる理由

で、今回のお客様の場合

ご本人もおっしゃっていたのですが
特に問題だったと思われるのが

髪の毛をすきすぎてしまったこと

(写真じゃ分かりにくいかもだけどスカスカ)

もちろんカットに絶対的な正解はないし
前回の美容師さんも、何らかの意図を持って
すきまくったのかと思います

しかしながら個人的には
クセ毛を根元付近から大量にすけば
短くなった毛が好き勝手に暴れ出して
まとまりが悪くなることくらい
想像できると思うわけです

 

そもそも、すくという行為は
髪の毛を減らすために
一部の毛を短く切ること。

短くなった毛が
クセによって浮いたり広がったりすれば
当然、収まりは悪くなります

 

そして一度すいて短くなった毛は
どんな高級トリートメントをしようが
元の長さに戻るわけではありません

髪の毛は切ったら短くなるのです

 

もちろん、すくこと自体が
悪いわけではありません

例えばジェルやワックスをてんこ盛りにして
クセを活かした動きのあるショートに
舵を切るのであれば

毛量を調整して
髪の毛の間に隙間を作ることが
有効な場合もあるでしょう

しかし、今回のお客様が求めていたのは
そーゆー髪型ではありません

であれば、クセを活かして
ワックスで動かすことを前提としたカットとは
違った考え方が必要でしょう

 

カットが上手いとか下手とか以前に
目指しているゴールが違うのです

どんなに素晴らしい技術でも、お客様が
望んでいない仕上がりになってしまえば
それは困ったことでしょうからね

 

すきすぎたクセ毛を縮毛矯正で修正できるのか?

さて、そんな今回のお客様ですが
すきすぎてしまった髪の毛は
伸びるのを待つことしかできませんから

今回はできる範囲で形を整えて
縮毛矯正をかけさせていただきました
(今後、伸ばして元のボブに戻していく予定)

もちろん縮毛矯正をかけたからといって
すかれすぎた髪の毛が
元に戻るわけではありません

縮毛矯正はクセを伸ばす技術であって

失われた髪の毛を召喚する
魔法ではありませんからね

 

短くなった毛は短いままだし
毛先のスカスカ具合も
縮毛矯正でどうにかなるものではありません

しかしながら
今回のようにクセによって
髪の毛が広がってしまっている場合は

そのクセを伸ばしてあげることで
扱いやすくすることは可能なわけです

 

もちろん、すきすぎた部分の影響は残るし
短い毛が浮いて見える場合もありますから
完璧な修正とはいきませんが

現状を少しでも扱いやすくするための
現実的な選択かと思います

ということで今回の施術は
あくまで応急処置的なもの

今後は必要以上にすかずに
短くなってしまった毛が伸びるのを待ちながら
少しずつ形を整えていくのが
良いのではないかと考えております

 

縮毛矯正をかけているクセ毛はショートよりボブがおすすめ?

さて、ここで一つ
僕の個人的な考えを申し上げると

縮毛矯正をかけているクセ毛の方には
ショートよりもボブをおすすめすることが
比較的多いわけです

 

というのも
ある程度の長さがあった方が
まとまりを作りやすい場合も多いし

短いショートの場合は
根元のクセが少し伸びただけでも
スタイルに影響が出やすかったり

毛先の真っ直ぐさが
不自然に見えてしまったりすることも
あるわけです

 

また、ショートは形が崩れやすいので
キレイな状態を維持するために
カットの頻度も増えがち

つまり

クセ毛を縮毛矯正で扱いやすくしたいのに
ショートにしたことで
逆に手間が増える可能性もある

ということです

 

もちろん、ショートの方が
扱いやすい髪質やスタイルもありますし
全員にボブを強要するつもりはありません

僕はボブ教の教祖ではありませんからね

ただ、できるだけ手間をかけずに
まとまりのある髪型を維持したいのであれば

ショートにすることが
本当に最善の選択なのか?

そこは一度考えていただきたいわけです

 

思いきって髪型を変える前に考えてほしいこと

ということで今回お伝えしたいのは

思いきって髪型を変えること自体は
何も悪いことではない

ということ

 

むしろ、ずっと同じ髪型でいる必要もないし
新しい自分に出会うために
挑戦することは素晴らしいことでしょう

ただし

思いきりと無計画は別物であります

髪の毛は切ってしまえば
元には戻りませんからね・・・

「似合うと思いますよ!」
「絶対かわいいですよ!」

といった美容師の
景気のいい言葉だけで決断するのではなく

自分の髪質で本当に可能なのか?

その髪型を維持するために
どんなスタイリングが必要なのか?

縮毛矯正をかけているなら
短くすることでどんな問題が起こり得るのか?

その辺りまで確認してから
思いきっていただきたいわけです

もちろん、どれだけ慎重に考えても
やってみなければわからないことはあります

しかし、事前に防げる失敗だって
たくさんあるわけですからね

そして我々美容師も、お客様が思いきって
髪型を変えようとしているときこそ

その勢いに便乗して
ただバッサリ切るのではなく
髪質や普段のスタイリング
希望する仕上がりを踏まえて

できることと難しいことを
きちんとお伝えする必要があるでしょう

お客様の思いきりを
無謀な挑戦にさせないことも
美容師の仕事だと思うのです

ちなみに僕も
本田圭佑を目指して
東野幸治になってしまった経験から

自分の髪質を無視して
理想だけを追いかけてはいけないという
大切な教訓を得ました

まぁ、カンチョーとオナラに関しては
そもそも思いきる必要があるのか
よく考えた方が良いでしょう w

皆様もどうか
思いきる方向を間違えないように
お気をつけくださいませ

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