こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さて、コチラのお客様
そこまで強いクセを
お持ちなわけではありませんが
表面の毛がパヤパヤしてしまう
クセがあるようで
雨の日はとんでもないとのこと・・・
実はお客様のように一見美しい髪の毛でも
パヤパヤしてしまう髪質の人は
結構いらっしゃいまして
角度を変えてみれば
我々のようなガチのクセ毛よりも
悩みが深い場合もあるのでは?と
僕は考えております
というのも、我々クセ毛ガチ勢は
クセを活かす選択もあるわけですよ?!
そのクセ毛を丸出しにしたヘアスタイルを
受け入れられるか?
セットができるか?といった問題は
人それぞれあるのだけど
受け入れてしまえば
ぐちゃぐちゃにセットしてしまえば
良いわけだし、「これパーマだから♪」
とか言っておけば
オシャレを装うことだってできるのです w
かえって、一見キレイだけど
パヤパヤした髪の毛が出てきてしまう髪質って
活かしようがなかったりするし
表面だけパヤパヤしているヘアスタイルを
受け入れることは難易度高いのかなぁ?
とも思うわけです
なのでお客様は
そのパヤパヤを解決するべく
美容室へ縮毛矯正をかけに行ったのだそう。。。
しかしながら
「傷んでいない髪の毛だからもったいない」
ということで、希望した縮毛矯正を
かけてくれなかったそうでございます
その代わりに
パヤパヤになんの効果も発揮しない
髪質改善(トリートメントの類のもの)を
施してくれたそうで
見事に1度洗ったら
何事もなかったかのように
パヤパヤしてしまったのだそう・・・ 苦笑
「何のための髪質改善なのか?
そもそも髪質改善ってなんやねん?」
って疑問は今回は、さておき
「傷んでいないからもったいない」
という言葉に僕は違和感しかないのです
だって、パヤパヤしていることに
悩んでるんだから
それを解決して差し上げるのが
美容師の仕事ではないのでしょうか?
縮毛矯正をかけて
パヤパヤが解決できないのなら
その施術から逃げるために
「傷んでないからもったいない」
とか言って違う施術に誘導する気持ちは
2%くらい分からんでもないけれど
間違いなくパヤパヤは改善されるわけだし
「傷んでいないからもったいない」
これは美容師の個人の価値観でしかないのです
例えば、新しい車が欲しくてきたお客様に
「今の車、まだまだ乗れるから
買い替えない方が良いですよ?」
こんな車の販売員がいたらどー思います?
多分だけど
「いやいや、こっちは買い替えたいねん!?」
という話で
「なんであんたに
買い替えのタイミングを指導される必要が
あるねん?」とは思いませんでしょうか?
もちろん
本音はまだ買い替えずに乗り続けたい。
でも、もう古くて走れなさそうだから
買い換えなければならない・・・と考えていて
でも実際はそれは勘違いで
一部分の修理するだけで乗り続けれるのなら
「まだまだ買い替えの必要はない」と
促すべきだと思うけど
こっちはただ買い替えたいのだから
そのタイミングは
あんたが口出しするところじゃねーのです
縮毛矯正においても
「パヤパヤを解決したいからかけたい」と
頼んでいるお客様がいたのなら
喜んでかけるべきなのがプロというもの
縮毛矯正は
少なからず傷む技術ではありますが
よくわからんトリートメントの類のものより
間違いなく効果を発揮するわけだし
多少傷むことなんて誰だって
理解して頼んでるわけで
「傷んでいないからもったいない」は
やっぱりよくわからん。。。
まぁこれに正解はないけれど
その美容師さんはきっと
・髪の毛にあまり薬剤を使用したくない。
・傷ませたくない。
といった
考えをお持ちなのでしょう
そして僕は傷んでいるかどうか?よりも
・美しく見えるのか?
・お客様が満足しているのか?
ということを大事にしたい
といった考えの違いなのかと
もちろん
これは大切なことだし
それに越したことはないわけですが
現状のストレスから解放されるためには
使えるもんは使ったほうが良いのです
ということで僕は喜んで
縮毛矯正かけさせていただきました
ご覧の通りツヤツヤですから
パヤパヤのストレスとはおさらばです
(カットもしました)
よくわからん髪質改善と違って
洗ったら元通りということもございませんので
ストレスフリーな生活をお過ごしくださいませ















・傷ませない。