【残酷な真実】エイジング毛に自然な丸みのある縮毛矯正は不可能なのか?!

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

さて、こちらのお客様

ご自身では手に負えない状態とのこと。。。

 

確かに、前回の縮毛矯正は約半年前なので
クセのよる暴れと
長さも肩に当たって広がるであろう
その扱いにくさは、お察し申し上げます

ということで
縮毛矯正とカットで対処していこう
というところなのですが

ご希望が、このようなショート

【縮毛矯正した髪の毛にパーマは超危険?!】な理由

丸みのあるシルエットが
心くすぐるヘアスタイルなわけですが
縮毛矯正をかけて
このような雰囲気を作ることが可能なのか?

 

答えはYesでございます
(なんかウザい言い回しw)

 

【残酷な真実】エイジング毛に
自然な丸みのある縮毛矯正は不可能なのか?!

実際に上のお写真の方も
縮毛矯正をかけさせていただいての
仕上がりですし

縮毛矯正って毛先がツンツンになる
イメージあると思うけど
丸みのある縮毛矯正の記事は
このブログにたくさんありますからね

・正しいカット
・ダメージの少ない髪の毛

これが、女性が婚姻相手に求める
経済力くらいの絶対条件になるのですが
それを満たしていれさえすれば
丸みのある縮毛矯正は可能でございます

お金持ちもモテるのでございます w

 

ですからお客様にも
この丸みを提供したいところなのですが
ここで問題が・・・

というのも
大変に失礼ながら
お客様の髪の毛はエイジング毛。。。僕は貧困層w

エイジング毛とは
言わなくてもわかると思うのですが
歳を重ねることによる髪質の変化で

毛が細くなったり
ハリやコシがなくなったり
乾燥しやすくなったりしてしまった
髪の毛のことでございます

そしてエイジング毛の中身はというと
僕の月末のお財布の中身ように
密度のないスカスカな状態。。。

これってのは厳密に言ったら違うけど
ヘアダメージした状態とほぼ同じなわけですよ

健康な髪の毛ってのは
タンパク質がぎっしり詰まっている状態

それに比べてエイジング毛やダメージ毛は
中身がスカスカ。。。

で、パーマ液や縮毛矯正の薬剤って
このタンパク質に作用して
その形状を変化させるわけですが
(上の毛髪のイメージ図の黄色い部分)

作用するタンパク質が少ないんじゃ
狙ったカールなどが作れる理屈がないのです

 

なので、ダメージ毛同様にエイジング毛に
自然な丸みのある縮毛矯正って
”難しい場合もある”
ということはご理解いただきたいのです

 

「できないことを
客の髪質のせいにするのかよ?!」

まぁ結果的に
そーゆーことになっちゃうんですけど
薬剤が作用する部分が少ないんだから
仕方ありません

あまりにも経済的に余裕がなければ
一生を添い遂げたいと思っていただける
女性の割合が少なくなる残酷な事実と同じこと。

しかし、パートナーがいないから不幸か?
といったらそんなことはないのは
多くの方が感じていることでしょうし
(いても不幸な人はたくさんいるw)

丸みのある縮毛矯正が不可能でも
美しくあることは無理ではないですからね

 

丸みのある縮毛矯正が
”物理的に難しい”ってだけで
それなら縮毛矯正をかけないヘアスタイルに
挑戦するのでもいいし

縮毛矯正がどうしても必須なのであれば
縮毛矯正をかけて、丸みのない毛先に
ご自身でブローやアイロンなりを使って
動きをつければ良いだけでありましょう

「それが難しいねん」
と怒られちゃうかもしれないけど

「丸みのある縮毛矯正も難しいねん」
美容師を代表して言わせていただきます w

 

もちろんあなたのご要望を叶えるために
全力は尽くしますし
どうやってもできないなら
美しくいるための大替案を提案することも
美容師の仕事でしょう

それはお約束するわけですが
無理なもんは無理であり
美しくあるためには多少の努力は必要
プロとしてお伝えしたいのです

本来は無理なところ、無茶な施術をすれば
人がやっていいとは思えない
悲劇のようなヘアスタイルに
見舞われることだってあるわけだし

「朝起きて何もしたくないけど
イケてる髪型にしてください」とか

そんなの小学生でも言わないような
わがままなのであります

 

そして、ぶっちゃけ美容の技術って
全部やってみなきゃわからないですからね

美容師のこれまで培ってきた
経験則で「これはできる。あれはできない。」

「これが似合う似合わない。」
偉そうに言ってるわけですが

髪の毛のダメージレベルを
細かい数値で測る方法なんてないし

エイジング毛っていっても
その中身のタンパク質の量を
髪の毛の中を開いて確認とかできないのです

なので、丸みのある縮毛矯正が
あなたの髪に美しくかかるかなんてのは
やってみなきゃわからない側面
少なからずあるわけだし

似合うかどうかも、実際切ってみて
あなたが鏡に映るご自身を見て
どう判断するかの未来の感情も知る由もない

 

多くの方が似合ってるかどうかの判断の
指標の1つとしている周りの人の評価なんて
もっと知るわけないのです w

旦那さんの機嫌が良く
好みのヘアスタイルだったら
「可愛い〜似合ってる♡」
っていうだろけど

さっきうんこ踏んで帰ってきたばかりであれば
あなたのヘアスタイルを見て
同じようなリアクションできるかは
甚だ疑問でありましょう w

 

似合ってるかどうかの感想を知りたいのに
一切の興味も示さず
目の前で必死に靴底にこびり付くうんこを
落とす作業に専念されたら
もうその髪型の思い出はうんこであります w

と、よくわからん必要のない比喩のせいで
話がとっちらかってきたので
簡単にまとめますと

髪の毛が傷んでなくても
エイジング毛であると(縮毛矯正はかけられるけど)
美しく丸みのある仕上がりになるか
やってみなければわかないこともある

ってことでございます

 

そんな中
比較的自然な丸みのあるショート(ショートボブ?)
仕上がったのではないかと。

まぁお客様の場合
カラーをされていないのが
要因として大きいでしょう

エイジング毛でもダメージ毛では
ありませんでしたからね

 

申し訳ないけど
エイジング毛でダメージ毛の場合は
自然な毛先の丸みを
作ることは困難でありましょう

そんな時は、縮毛矯正が
できないわけではありませんので
多少不自然な毛先の仕上がりは許容するか
ブローやアイロンで毛先に動きをつけるか

はたまた、縮毛矯正をしないスタイルに
移行するか?

いずれかになると思います

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