こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さてコチラ

一見、普通にお美しい
ストレートヘアーなお客様なわけですが
どうやら約2ヶ月前に
縮毛矯正の大失敗である
”根折れ”をされてしまったご様子であります


このブログの読者であれば
存じていると思いますが
根折れというのは縮毛矯正における
超絶に低レベルな失敗でございます・・・
どのくらい低レベルなのか比喩すると
・ホールまで2センチのパッティングを外す
プロゴルファー
・ゴールから1メートル。
キーパーもディフェンダーもなぜか知らんけど
居眠りをしている状況でのシュートを
何度も空振りしてたら、相手が目を覚まして
クリアされるプロサッカー選手
・打率、0割0部1厘のプロ野球選手(4番)
・小学一年生の算数のテスト2点
・虫歯をチョコレートかと思って
診察ミスする歯科医
・メス持ったら手が震えちゃう外科医
・落とせない落語家
このくらい出せば
どの程度のレベルかご理解いただけましょう

「まだ良くわからない」
「もっとわかりやすく!」と
言われたのなら
いくらでも出せるわけですが
どうやら7.8年もの付き合いがある
信頼できる美容師さんによるもの。
とのことですからこの辺にしておきましょう
(十分出し過ぎw)
お客様に伺えば、どこの美容室に行っても
クセをキレイに伸ばしてもらえなかった中
ようやく見つけた縮毛矯正の上手な美容師さん
だったそうですから
さぞかし悲しかったことでしょう・・・
縮毛矯正が上手な美容師が
【根元の毛をザラザラ】にしてしまう理由。
”修正施術例”
てか、これまでは満足していたわけだし
実際に問題なく
縮毛矯正かけられてきたわけですから
それなりの実力者だと僕も思いますので
さっきの低レベルな比喩は
その美容師さんに失礼すぎるわけなので
一応謝っておきましょう
申し訳ございませんでした。

とは言え
根折れ失敗の原因は
頭皮に近い部分に薬剤(1剤)を
つけてしまうから
ゆえに頭皮につかないように塗布する ↓

それは業界の常識中の常識なわけでございます
なぜなら折れるから・・・苦笑
その常識を疎かにするとは
けしからんわけですから
ゆえに超絶に低レベルなのです
「でも、上手な美容師さんのはずなのになぜ?」
少し考察してみました
7・8年もの間、奇跡が起き続けていた
中々に考えにくい話ではありますが
これまでも、何も考えずに頭皮付近まで薬剤を
塗りたくっていたけど、奇跡的に
根折れをせずに縮毛矯正を完遂していた
という可能性は0ではありません

僕のところへ「根折れを直してくれ」って
お客様は多くいらっしゃるのですが
それをやってくれた美容師のお客様が
みんなが皆んな
根折れされちゃうわけではないだろうし
薬剤が頭皮についたら
100%根折れするってものでもないですからね
(頭皮につく量や場所にもよるので)
たまたま、これまでは大丈夫だった
ってことはあり得ます
体調不良
「家で寝ててくれ。」
としか言えないのですが、体調が優れず
意識が朦朧(もうろう)とする中の薬剤塗布は
きっとキレイなものではないでしょう
僕も多分、40℃の熱があったら
狙ったところに狙った量の薬剤を素早く塗る
そんなことをできないと思います w

比較的健康体なので、あんまないけれど
体調があまりにも悪ければ
根折れしてしまうかもしれないし
クセの伸びがあまくなるかもしれないし
ムラになるかもしれません
そんな時は迷惑かけちゃうかもしれないけど
休ませてもらって、改めて
ご予約いただくべきでしょう
お客様の髪の毛のために。
やべー頭にされちゃう方が迷惑ですもんね・・・
また、体調管理は社会人として
当然のことですが
どんだけ気をつけていても
たまたまお腹を下しちゃうってことは
あると思うわけで
薬剤塗布の際に猛烈な腹痛に襲われ
それどころじゃなくなることも
なくはない。w

お客様としても、ぶちまけられたら
たまったものではないし
その日の仕上がりに関係なく
間違いなく失客かと思いますので
それなら、テキトーでもいいから
一刻もはやく塗り終わることが
優先されるのかもしれません・・・
そんな時も正直にお伝えしましょう
「少々お待ちください・・・」と
その冷や汗と引き攣った笑顔に
お客様はお察しくださいませ w
ベテランにありがちな油断
きっとコレだと思うのですが
長くやっている慣れた作業は
テキトーになりがち
または、「これくらいは大丈夫だろう。」
そんな油断をするのも
ベテランならではかもしれません

以前に、縮毛矯正専門店の”オーナー”に
お願いしたら根折れした。
といった方がいらしたこともあるのですが
きっとそれもそーゆーことなのでしょう
油断というのは
僕も気をつけなくてはならないわけですが
実際にベテランになるほど
緊張感がなくなるのは
傾向としてあると思うのです
アシスタント時代にあれだけ緊張して
脇汗を垂れ流しながら必死に行なっていた
シャンプーも
いつの日か、涼しい顔で目をつぶり
今日の晩御飯を考えながら
やってしまうようになるものです

(ちなみに”僕は”ちゃんと目を開けて
指先に想いを込め洗髪してるのでご安心をw)
言い換えれば
何か他のことを考える余裕があるほどに
シャンプー技術が体に染み付き研磨されている
証拠でもあるわけですが
その油断。傲慢な態度が
お客様にご迷惑をかけてしまう
きっかけになることもあるのでしょう
7.8年と慣れたお客様にこそそう。
「コイツ最初の時より
テキトーになってないか?!」
そう感じたことある方、きっといますよね?

それに関して
美容師は気を引き締める以外ないと
思っているわけですが
個人的には”意識する”だけでは足りなくて
意識せざるをえない環境を作ることが
大切だと考えております
その一環として
”根折れを作る美容師をここでディスる”
といったことを僕はしているのです w
都合のいいように聞こえるかもしれませんが
決して人を批判したいとか
性格の悪いことをしたいわけではないのです
だって僕、誰よりも
根折れしないように気をつけますよ?!
それは根折れして嫌な思いをしている
お客様を目の前でたくさん見てきたからってのと
それを作った美容師を
低レベルとディスっているから
自分が根折れを作るわけには
いかないわけですよ?! w
まぁ普通にやっていれば
根折れするなんてことはないんだけど
こんなにも、根折れを作る美容師を
低レベルとディスっている美容師なら
「まぁ流石にやらないだろう」って
思っていただけると思うし
そう思われているからこそ
怖くて根折れなんてできないのです・・・

もちろん美容師は人間ですから
失敗することだってあるでしょう
僕もお客様に迷惑をかけてしまうことも
あると思うのです(無いように誠心誠意心がけますが)
でも根折れに関しては
「絶対にしない。」とお約束させていただきます
だって根折れは、失敗というか
テキトーにやってるだけだから



ということで修正完了
ザラザラのジョリジョリ部分が
なくなったので
上の写真は本当にビフォーと
同じ箇所を撮っているのか?
怪しいところなのですがw
探しても無いので問題ないでしょう
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