【クセ毛の4つの生きる道?!】渦巻きヘアをアシンメトリーで攻略

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

いきなりだけど
己のクセ毛に悩んでいる方に
お伝えいたします

クセ毛の対応はこの4つのどれかでございます

・クセを伸ばす
(縮毛矯正やブローやアイロン)
・クセを出す
・切り落とす
・気にしない

忌々しいそのクセによる悩みは
ぶっちゃけこの中から選ぶだけなので
言語化してしまえばとても簡単に
思えてきやしないでしょうか?

ちなみになんですけど
もしも、シャンプーやトリートメントにて
クセ毛をどうにかしようと考えているのなら
それはかなりの難易度であることを
ご自覚くださいませ

0とは言わないけど
シャンプーは所詮、頭を洗う洗剤であり
トリートメントは質感を整えるコーティング剤

髪質を作り変える効果効能などを
携えてないのです

栄養補給などの表現がよく使われるけど
本当の意味で栄養を補給して髪の毛が蘇ることはない

 

【クセ毛の4つの生きる道?!】

ってことで、何となくわかると思うけど
ひとつずつ見ていきましょう

クセを伸ばす

この対応をとる人が大半かと

なぜかこの世は
まっすぐでサラサラとなびかせている髪の毛が
美しいとの価値観で埋め尽くされているために
我々ジリジリのクセ毛は
辛い思いをするハメになるわけですが

やはり大衆からのウケを狙うなら
歯を食いしばって
クセを伸ばす必要がございます

縮毛矯正をかけてしまうか
ブローやアイロンなどの
スタイリングで対応するかは

好みや、それぞれの
メリットデメリットがありますので
自由に選択して良いわけですが
クセが気になるなら
クセを伸ばすしかありません

 

クセを出す

先ほども申した通り、この世が
まっすぐでサラサラなびかせている髪の毛ほど
美しい価値観にあることは
否定できない事実であるわけですが

「動きのあるスタイルも
オシャレでええやん」
といった価値観も少なからずございます

 

歴史を見れば
ソバージュやらゆるふわやら
流行りもありますからね

多分、平安の頃から今日まで
ツヤのあるストレートが美しいという価値観は
常にメインストリームにあるけど

時折、動きのあるスタイルに
光があたる時代もその界隈もあるというわけ

それに乗じて
クセを活かしたヘアスタイルを
選択する人もいるし
僕自身もそーしております

秩序なく動きまくるクセ毛は
パーマやカールアイロンで
セットしたそれとは少し違うし

クオリティーとしては
劣る場合が多いわけですが
クセを受け入れて味方にしてしまえば
ストレスも減ることでしょう

スタイリング剤をてんこ盛りにして
セットすることは必須だけど・・・

 

切り落とす

坊主にしてしまえば
クセも何もないので無事解決

というわけにはいかないと思うけど
短く切ってしまえばクセが顕在化しない場合も
多くあるかと思います

逆に伸ばして髪の毛の重たさを利用することで
クセが緩和することもありますし
短く切ると扱いにくいクセになる人も
いらっしゃるので、全てのクセ毛が。
とは言えないけど

うねる部分を切り落とせば
扱いやすくなる人は少なくありません

多分ベリーショート〜ショートくらいの
長さになるので
許容できる人ばかりではないと思うけど

 

気にしない

美容師が言うことではないけれど
周りと比べるから
自分の髪の毛に不満を感じるわけで

そーゆーことを気にしないマインドを
手に入れられたら
それ以上に美しいことはないと思うのです

人がどんだけなびかせて
チヤホヤされていようが私には関係ない。

世間の価値観も関係ない。

 

これはある意味では
煩悩から解き放たれた状態。
涅槃の境地とも言えると思うわけですが

実際にたどり着ける人というのは
多くはないでしょう

なんせSNSなどの影響でルッキズムが
助長されている世界ですからね。。。

 

ということで
クセ毛をどーにかする4つの策を
お伝えしたところで、こちらのお客様

後頭部に渦を巻くようなクセを
お持ちなわけですが
「この渦巻きも実は悪くない?」
若干、愛着をもつように
なってきたそうでございます。

それは素晴らしいことでありましょう

まさに、先ほど最後にお伝えした
涅槃の境地、ニルバーナへの
到達おめでとうございます

というのも
申し訳ないのですが

後頭部に渦を巻いているヘアスタイルは
世間では『変』とされるからであります

僕が変って言ってるのではないですよ?
世論が言っているのです w

 

夜会巻きと言われる
後頭部の髪の毛を捻り上げた(渦巻)
フォーマルな場で活躍する
美しいアップスタイルは存在するものの

日常生活において
バイ貝と言いますか
チョココロネと言いますか

渦を巻いた何かを
引っかけたヘアスタイルは
一般的には「変。。。」

そー言われてしまうと思うのです

 

繰り返しますがこれは“世論”です

しかし、本人が気に入っていたり
愛着があるのなら、渦巻いた髪型を
継続した方がいいと思うし

世間から変だと言われようが
周りの意見に左右されない
意思があるならそれは素晴らしいと思うのです

でも、その境地に至るのって実際問題難しく
周りの評価を気にしてしまうのが
人間がというもの・・・

お客様もご家族から。
そして僕(世論代表)からも変と
言われてしまっては
「チョココロネを取り外すのが吉か。。。」
考えたことでしょう

世論や僕の意見を押し付けるようことはありません。
お客様の意見を尊重いたします
髪型に正解はないし、やりたいのをやるのが正解

 

ということで、そろそろ
「・・・こいつ何言ってんねん?!」
とのことと思いますのでw

とにとかくにも
現実的にお客様のクセを
一般的に変ではない状態にするには
この3つのどれか。ということでございます

・クセを出す
・クセを伸ばす
・切り落とす

まず、クセを出す選択肢ですが
お客様は諸事情により
スタイリング剤をあまりつけれない
環境ですので
個人的にはオススメしない

やっぱりクセをいい感じに活かすには
スタイリング剤が必要で、使わない。
または使えないなら
ただ天然のクセが丸出しになるだけ

クセ毛を活かしたスタイリングをしている
僕の頭もたま〜に
お褒めいただくこともあるけれど

何もつけないとボリュームは3倍に広がった
ただのブロッコリーでございます

 

そして縮毛矯正や
ブロー、アイロンでクセを伸ばす策も
あるにはあるのですが

お客様の場合短く切れば
クセは出にくい状態ですので
楽するならそっちではないでしょうか?

ということで
厄介なクセ部分は切り落とすことに

 

クセを感じない美しいショートに

ちなみに今回
後頭部の左側は後ろに流れる感じで
さして扱いに困るクセじゃないんだけど

右側が渦巻く原因の厄介なクセと
感じましたので
その部分を切り落とすことに

要するにアシンメトリー(左右非対称の長さのスタイル)
というやつに
仕上げさせていただきました

 

アシンメトリーというと・・・

 

こいつを思い浮かべてしまうわけですが
最近は違うようですの問題ないでしょう w

 

ということで、まとめますと
クセ毛の悩み解決は突き詰めれば4択。

どれを選ぶかは、髪質・生活環境
そして何より本人の価値観次第です。

今回のお客様は
スタイリング剤なし・クセの渦あり
という条件のもと「切り落とす」
という最適解にたどり着きました。

そして、世論的には“変”とされる髪型も
本人が気に入っているならそれも正解。

でも、毎日をラクに過ごしたいなら
現実的な選択もまた大事です。

クセ毛に振り回されるのではなく
自分で選び取って付き合っていく。

それこそが、クセ毛ライフを
ストレスなく生き抜くコツでありましょう

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