こんにちは！
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
「プライオリティをつけろ」
なんかできる奴みたいで
カッコいいので
いつかナチャラルに使ってみたかった
言葉なのですが
いつまで経っても
使う場面に遭遇しないので
ここで言ってみました w
”プライオリティ”
ビジネスの現場や
豊かな人生を歩むためによく聞く？
言葉でしょう
プライオリティとは”物事の優先順位”のこと
仕事でも人生でも
すべての事をしようとするから
無理が生じるわけで
優先順位の高いものから片付ける
逆にいうと
優先順位が低いもの。
または中くらいものですら一切やらない
NOという勇気を持とう
なんかこーゆーのよく聞くやつですよね
「いきなりなんやねん！？」
でしかないのですが
これは美しい髪の毛のためにも
同じことが言えます
髪の毛にプライオリティをつけろ！？
もしかしたら
望んでおられる方もいらっしゃるかもしれません
ツヤツヤのサラサラの毛先をしっとりで
最近流行りのハイライトが入った
お洒落なデザインカラーをしたくて
パーマで朝も楽ちんな
グラマラスな巻き髪スタイルがしたいです
理想をもつというのは
素晴らしいことかと思うわけですが
ぶっちゃけこんなの無理なわけです 苦笑
医者兼、弁護士兼、プロ野球選手兼
フィギュアスケート選手兼、保育士
くらい無理です
例えば
最近流行りのハイライトを入れたら
基本ブリーチすることになるので
毛先しっとりなんて
奇跡の髪質の方でしかあり得ませんし
ブリーチした髪にパーマも基本無理です
かけられたとしても
手入れが楽なスタイルにはならないだろうし
見た目も巻き髪とはほど遠い
バサバサのウェーブスタイル
その上、パーマなんてしたら痛みが増しますから
そのお洒落なカラーの色もちも
ちょー悪くなるという悪循環。。。苦笑
”ツヤとパーマ”
これも相反するもの同士です
ツヤツヤでいたかったら
髪の毛真っ直ぐでいた方が正しい選択
パーマで髪の毛に動きが付くということは
光がキレイに反射しなくなりますから
ツヤは失われます
パーマスタイルに”天使の輪”とか
聞いたことないでしょうよ？ 苦笑
もしかしたらインスタなんかで
ツヤツヤのサラサラの毛先しっとりで
最近流行りのハイライトが入った
お洒落なデザインカラーを施した
グラマラスな巻き髪スタイルを
見かけることはあるかもしれませんが
それは間違いなく
手入れの楽さの欠いた
ゴリゴリのスタイリングが必要だということを
忘れてはいけません
何が言いたいかというと
これは世の中の真理ですが
何かを得るためには
何かを失う必要があるわけです
ハイライトを入れれば
ダメージするわけだから
健康な髪や毛先のまとまりを失うし
髪の毛に動きを求めれば
少なからずツヤを失う
家族をもてば
自分の時間を失うでしょうし
愛人をもてば
信頼と家族を失うでしょう w
なので
などなど
すべてを手に入れることなんて
基本無理なわけですから
美しくなるために
”どれを優先したいのか”
それを決めて欲しいのです
遠慮なく言うと
全てを中途半端に手に入れようとするから
良くわかんない頭になったり、悪循環に陥って
ボロボロのヤバい状態になるわけですよ
例えば
クセが強くてゴワゴワで広がってしまう人
プライオリティの上の方に来るのが
ツヤやまとまりの良さ、手入れの楽さなのであれば
縮毛矯正が必要でしょうから
カラーを楽しむことを諦める
または、同じ髪質でも
プライオリティの上にくるのが
流行のデザインカラーなら
ハイライトとか入れまくって
好きなカラーをするのが良いと思います
しかしその場合、楽にセットできるように
縮毛矯正とか無茶がありますからそれは諦めて
広がり抑えるのに
アイロンを使ったスタイリングが必要でしょう
といった具合に
自分自身のゆずれない美しさを定義して
優先順位を決め、何かを諦めてください
でないとさっきも言った通り
どれも中途半端でよくわからない
変な頭になるのです
なんせそーゆー人めっちゃいるので。。。苦笑
ちなみに僕は美容師のクセに
髪の毛のプライオリティの上の方にくるのは
デザインでもなくツヤでもなく
楽さであります w
スタイリングする時間も
なんなら座ってカットしてもらう時間も
嫌なくらいですから
長い期間放置してもそれなりに見える
クセ毛丸出しのクリクリヘアーをしているわけです
（一応、接客業なので
身だしなみ、最低限の清潔感は意識しておりますw）
美容師失格でしょうか？
別に良いんです
僕の美容師としての
プライオリティの上にくるのは
自分の髪じゃなくて、あなたの髪の毛だから
なんかいい感じのことを言っておわりたいと思います w
・ツヤ感
・手入れの楽さ
・デザイン
・健康な髪
・毛先の動き
・愛人w