こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さて今日の記事は
ロングのパーマで後悔、失敗したくない方は
必見の内容になっております
パーマしてチリチリゴワゴワとかの
わかりやすい失敗もそりゃ辛いでしょうけども
”思ってたのと違う”
そんな失敗もあるかと思いますからね
そうならないためにも
今回の記事は読むことをお勧めします
【残念なお知らせ】ロングのゆるふわパーマは難しい理由
ということで結論から
お伝えしたいと思うのですが
(てかタイトルでネタバレしてるけど 苦笑)
多くの方が求める
『ロングのゆるふわパーマ』
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2018/12/かなこの-225x300.jpg)
こんなもんは基本的に
フィクションのような髪型ですから
あきらてください
あきらめれば失敗することもないのですから
これほど再現性のある解決策が
他にあるでしょうか? w
お客様のご希望のヘアスタイルを
提供するべき立場である人間にも関わらず
「諦めろ」というなんともひどい発言
しかし、その希望を叶えるために諦めろ
と僕はお伝えしたいわけで
もちろんただ意地悪を
言っているわけではございません
というのも
ネット検索やSNS検索で
「ロング ゆるふわパーマ」
みたいなワードで調べてみると
上の画像みたいなヘアスタイルを含め
魅力的なゆるふわヘアスタイルに
溢れているわけですが
まずその9割以上はパーマではない
ということは、すでに多くの方が
知っていることでしょう
(パーマって書いてあっても。。。詐欺やん 苦笑)
もちろん、パーマをかけてるものが
まるでないわけではありませんが
たくさんあるゆるふわヘアスタイルの中で
目に止まるのは
だいたいコテで巻いてるものです 苦笑
なぜならコテで巻いてるスタイルの方が
ヘアスタイルとしてのクオリティが高いし
何より映えるわけです w
そして映えるから目に止まって
それをやりたいと美容師に見せるわけですが
それはパーマでできたものではありませんから
だいたい不可能。ってことになるわけです
不可能なところに無理にかけても
当然、希望とはまるで違った髪型なるわけですから
後悔することをお約束します 苦笑
ではなぜロングはパーマでゆるふわパーマが
難しいかという話なのですが
それは髪が長いからです 苦笑
髪の毛は長いほど
重力の影響を受けること(重くなること)は
イメージできるかと思います
するといくら美しくパーマがかかっていたとしても
重たさでそのカールが引っ張られるわけですよ
コレは物理なので
どーにかしてって言われても
どーにもできません。。。
どーにかできる世界なのであれば
僕も10メートルくらいジャンプできると思います w
しかも”ゆるふわ”ですから
そもそものカールがゆるいわけで
そしたらちょっと重力に引っ張られるだけでも
カールは消えてなくなります 苦笑
(クセ毛が長いと広がり落ち着くのも同じ理由)
「ではカールを細くかければいいのでは?」
と、考える方が多いと思うのですが
パーマってそんな単純なものではなくて
細かいカールが重力に引っ張られたら
ゆるふわになるわけではないのです。。。
細かければ
そもそものカールの形状が変わるわけですから
ケーススタディ
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_8334-scaled-e1648218949207.jpg)
こちらの方は例のごとく
ゆるふわパーマをご希望なわけですが
やはり、なかなかに難しい。。。
髪の毛にハリもコシもあり
過度なダメージもしていませんから
パーマに向いている髪質の方かと思うのですが
頑張ってもこの程度。。。
仕上がり
![](https://masaki222.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_8336-scaled-e1648219007562.jpg)
ゆるふわはしていますが
このように基本毛先中心の動きになるわけです
インスタによくあるような
頭の上の方から動くゆるふわパーマをかけても
結局、重力に引っ張られて
上の方の動きは消えますからね。。。
逆に言えば、今回の方のような
毛先中心の動きで良ければパーマがオススメ
1度毛先濡らして
なんかつけて自然乾燥ですからちょー楽です
ということで
ロングのパーマで映えちゃうような
ゆるふわは諦めてください
しかしそのヘアスタイルを諦めろと
言いたいわけではなく
パーマでのそのヘアスタイルを諦めろ
ということで
ヘアスタイル自体は諦める必要はないわけです
巻けばいいだけだから
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