こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さて、こちらのお客様

定期的に縮毛矯正を
かけているそうなのですが
今回も縮毛矯正でご来店(カットも)
お悩みといたしましては
根元のクセが出てきたことと
毛先のゴワつきと手触りの悪さ。
根元のクセに関しては、伸びがイマイチで
クセが残る仕上がりになってしまうことも
しばしばあるようですが
美容師(僕)が注意を払って
施術すれば問題ないことなのかと。
しかし
毛先のゴワつきと手触りの悪さに関しては
完全解決は難しいのが事実でございましょう
なぜならその原因は
ヘアダメージと髪をすいていることに
よるからです
まず、ヘアダメージですが
お客様は毛先に
ほぼ毎日ストレートアイロンを
お使いになるそうなので
それはいたしかたないことなのかと・・・

縮毛矯正をかけて
毛先が真っ直ぐになり過ぎてしまったり
乾かしただけではまとまりが悪いのなら
アイロンを入れることで解決できますから
毎日使いがち
てかストレートアイロンって
バランス整えたり美しくあるためには
必須だったりすることもありますから
使うことが悪いわけではないし
「それはアイロンを使わなければ
叶いませんので使ってくれや。」
という場合があることもございます
しかしながら、それはそれで
熱によるダメージを起こすことに。。。
となると、熱ダメージを負った髪の毛は
固くなってゴワついた手触りになるわけですが
それを根本的に治す方法ってないのです

美容室のトリートメントに
期待を寄せたいところですが
あれは所詮、コーティングですので
洗ってそれが落ちたら手触りは元通り。。。
2、3週間が良いところでしょう
(意味ないわけではないけど一時的な対症療法)
なので根本的解決のためには
『アイロン断ち』をすることなんだけど
アイロンを入れないと
キレイに見えないのだから
これは難しい問題なのでございます
お次に
「すいていることで手触りが悪い」と
お伝えしたいのですが
すくということは
短い毛をたくさん作るということ

ということは
根元から髪の先に向かって指を通した際に
たくさんの短い毛の毛先を感じるわけです
「そんなんで手触り変わんねーだろ」とか
思うかもしれませんが
髪が太く硬い人や
クセ毛の人なら顕著に感じます
極端だけど
このすかれまくった状態と


特に無駄なすきは入れていない状態と
どちらが手触り良さそうでしょうか?
で、お客様の場合
ドライヤーが大変ですから
それなりにすかれているわけで
するとドライヤーは楽になるけど
手触りの良さは減退しちゃうというわけです

なので、むやみやたらに
すかない方が手触りは良くなるんだけど
そしたら今度はドライヤーが
苦痛になっちゃうわけで一長一短
美を手にれるためには我慢や努力が
必要ですから
立場的には「頑張って乾かしてください」と
言いたいところなのですが
その苦痛度合いは人それぞれ・・・
なので
死ぬ思いをしてドライヤーをかけているなら
すきまくって軽くした方が、より良い人生を
歩める人もいらっしゃるわけですから
ご自身にあった選択を僕はオススメします

ただ、すきまくると
手触りが悪くなるよ?!ということは
ご理解いただきたいだけ
そしてすきまくった髪の毛を
伸ばすにも時間が必要ですから
現状すきまくって手触りが悪いのなら
今すぐの解決は難しいよね。。。
ということなのです
ということで
毛先のゴワつきや手触りの悪さに関しましては
「何かつけて誤魔化してくれ」
といった不親切極まりない
アドバイスにもならない
アドバイスを送らせていただきました
だってそれしかないんだもん。。。

根元の縮毛矯正は
問題なくかかったかと
(毛先は仕上げにアイロン通してます)
バッサリ切ることも
解決策の1つかのしれないけど
すると今度は重みを失って
広がりやすくなりますから
傷みが激しいところだけをカットで除去
髪の毛って基本的には
何かを得ようとすると何かを失います
・アイロンを入れればその時の美しさは
手に入るけど、手触りの良さを失う
・毛量をすきまくれば
ドライヤーの楽さが手に入り
やはり手触りの良さを失う
・髪質によるけど
クセ毛は短く切ると広がる傾向
何を手に入れたいか?ということは
それぞれなので正解はないんだけど
全てを手に入れることは難しくって
無茶に手に入れようとすると
やべー頭になっちゃいますから
優先順位を決めて、ご自身にあった
正しい選択をしていただければ思います
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