こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
先日お問い合わせいただいたお客様は
約1ヶ月前に『脱・縮毛矯正ボブパーマ』
という技術を施してもらったそうですが
見事・・・・
失敗に終わってしまったようでございます
縮毛矯正をかけていると
髪型に変わり映えがしなかったり
毛先が不自然な印象になってしまったり
金も時間もかかるしで
「これいつまでかけ続けんねん?!」と
考える事がしばしばあるのが
我々クセ毛という人種。。。
そんな時のパーマは
縮毛矯正の螺旋から降りる策としては
あり得る選択肢と僕も思っております
しかしながら
お客様のように失敗に終わることも
残念ながら良くあることなのかと。。。
その原因は主に2つ
脱・縮毛矯正パーマが失敗する2つの理由【覚悟と技術の話】
まずは単純に”美容師の失敗”
縮毛矯正している髪の毛にパーマするのって
リスクもあるし難しい技術ではあるのですが
全くかからなかったり
チリチリのジリジリになってしまうことも
ございます
そもそもパーマをかけてはいけない
状態の髪の毛ってありますから、その場合は
どうやっても美しくかからないわけですが
かけて良いかダメかの判断能力も
美容師の技術のうち。
なので、その未熟さゆえ無理にパーマをかけて
とんでもないことになっちゃうことも
ございます
2つ目は”お客様の覚悟のなさ”
ある意味では
失敗をお客様のせいにしているわけですが
事実ですので言わせてくださいませ
(怒らないでくださいませw)
まず、スタイリングが結構大変だし
雨の日は終わります
そしてスタイリングをしないと
さらに終わってます(ただの爆発ヘアー)
そんでもって、インスタに載ってるような
映えちゃうウェーブスタイルなんかになりません
『クセ×縮毛矯正×パーマ』が
『直毛×パーマ(またはコテを使ったスタイリング)』
と同じになるわけがないのです
もちろん僕ら美容師は全力で
映えちゃうスタイルを目指すわけですが
前提条件がちがうのですから
同じクオリティを求められても
困っちゃうわけです
素麺で家系ラーメンは作れないのです
なので
スタイリングをしないと
髪型として成立しないし
そのスタイリングが結構大変。
そんでもってインスタの映えてる
ウェーブスタイルよりクオリティは
劣ることを受け入れる
これらを覚悟せずに
パーマをかけて脱縮毛矯正を試みても
失敗に終わるのです
「思ってたのと違う。。。」ってなりますから
何を隠そう今回のお客様も
「覚悟が足りなかった。。。」と
おっしゃっておりました
広がりが気になると・・・
残念だけど
『脱・縮毛矯正』してパーマをかけたら
これまでより広がるのは当然なので
広がってなんぼのメンタルが必要なわけですね
なので、広がりが受け入れ難いなら
覚悟が足りなかったというのは
その通りなのかもしれません。。。
まぁパーマのかかりもご覧の通り
イマイチっぽいので
美容師の失敗も重なってだと思うけど・・・
動かそうにもあんまり動かないし
ただの厄介なクセみたいなので
「ではどうしましょう?」
ということなだけど
お客様の場合は今さっき言った通り
覚悟がなかったわけですから
今はまだ縮毛矯正をかけておいた方が
よろしいでしょう
ということで
根元のクセ毛部分と
中途半端な変なパーマを落とすよう
縮毛矯正の施術させていただきました
まとまるようにはなったけど
別にこれが正解というわけではありません
この状態をキープするには、やはり
縮毛矯正をかけ続けないとならないわけだし
縮毛矯正をやめてパーマをかけるなり
クセを活かすような選択肢もありますからね
しかしそれには覚悟が必要ということ
そしてその覚悟が固まったら
再度挑戦するのもありだと思うわけです
ちなみにその時は、ゆるふわなんて
あまっちょろいこといってないで
グリグリにかける事をお勧めいたします
残念だけど、クセ毛のパーマって
クセを掻き消して
新たなカールを作れるわけではないので
インスタのゆるふわみたいなスタイルは
非現実的
『クセ×パーマ』になるので
それなりにガッツリかけないと
扱いにくいクセになるだけの場合が
非常に多い・・・
やっぱりクセ毛って辛いですね 苦笑















・縮毛矯正をしていくスタイルに
戻していくか?