【ぶっちゃけ無意味】梅雨のクセ毛対策、やってもムダなやつ選手権

こんにちは！
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師　イシカワです!!

さて本日の記事のテーマは

「絶望しよう」

でございます　w

イヤこれは
わざわざ絶望を感じて欲しいのではなくって

むしろ逆。

僕は同志であるクセ毛のあなたに
希望を感じて欲しいのです

そのためにまずは
現実（絶望）を知る必要があるでしょう
ということなのです

例えば僕は小学生の頃に
サッカーをやっていたのですが
それこそ将来の夢はサッカー選手でありました

しかしながら徐々に気がついてくるわけです

僕・・・才能ないやん。ということに

それはもう絶望しましたよw

足が速いだ。ドリブルが上手だと
もてはやされて
その気になってたんですから。。。

でも、今思えば絶望し
早々にサッカーの道を諦めて
良かったと思うわけです

もし諦めずに30後半にもなり
収入もなく実家に寄生し
今だにボールを追いかけ回していてはw
悲惨な人生が待ち受けていたことでしょう

もちろんそんな人生も
否定されるものではありませんから
そうしたい人はそうするべきですが
僕は勘弁でございます

ということで
実りある人生を手に入れるためには
絶望が必要と考えているわけです

何言ってるかわかんないと思いますがw
本日は

【ぶっちゃけ無意味】梅雨のクセ毛対策
やってもムダなやつ選手権

といったクセ毛にとっての
絶望を持ってまいりましたので
是非ご覧くださいませ

【ぶっちゃけ無意味】梅雨のクセ毛対策
やってもムダなやつ選手権

職場に着いた頃には終わってる
アイロンを使ったスタイリング

これは多くのクセ毛が
感じてることだと思うけど

あんなにも頑張ったのに
こんなにも無駄に終わるのか？！と
職場のお化粧室で目を疑うことになる

それが朝のアイロンを頑張ったクセ毛の末路

”人生に無駄なことなんてない”

そんな綺麗事が言ってられるのは
直毛をなびかせてやがる奴らだけであり

残念ですが、クセ毛の
梅雨時期のアイロンは文字通りの
無駄な努力

だって跡形もなく広がってるんだもん。。。

「高級なアイロンを使えば違うのでは？」

そんな淡い期待を寄せているならば
目を覚ましていただきたい

４万も５万も払って
アイロンを購入したところで
髪の毛が空気中の水分を含まない魔法が
かかるわけではありませんので
お値段関係なく意味ないです

もしかしたら高級アイロンのメーカーや
それを販売する美容師は
そんな雰囲気のことを
言ってくるかもしれないけど

どうか騙されないでください

どんなに高級であろうと
アイロンはクセを真っ直ぐにしたり
毛の流れを作ることができるだけの機器であり
それ以外の機能なんぞ備えておりません

雨が降っても広がらないとか
ギャグでしかありません

アヒージョ並みのドバドバオイル
ゴキジェット並みのハードスプレー

気持ちはわかるんですけどね・・・

髪の毛に何かを塗りたくっても
湿度の前ではあまりにも無力

それがスタイリング剤でございます

最近のオリーブオイルの高値に
アヒージョがただの牡蠣炒めに
なってしまているのは
我が家だけではないとは思うのですが

本家のアヒージョの如く
ドバドバにオイルをつけたところで

頭がベタベタになるだけで
湿度に負けない髪の毛に
なるわけではありません。。。

残念ですがオイルは
保湿やツヤ出しといった意味合いが強く
湿気ブロック材ではないのです

まぁ効果０ではないと思うんですけど
そもそもオイルでベタベタにしたら
頭洗ってない人みたいになるので
そーゆー意味でもお勧めできません

また、ハードスプレーは
セットした髪の毛をホールドするために
重宝するアイテムなわけですが

これまた湿度から守ってくれるか？
といったら頼りない

武器がピーラーの勇者くらい頼りない

Gを倒す時のゴキジェットって
それはもう噴射しまくるじゃないですか？w

もったいないとか
１ミリもよぎることなく
噴射しまくるじゃないですか？

で、雨の日もあのくらい
ハードスプレーを振りかけると思うんですけど
やっぱり無力。。。

これまた逆に
手櫛もなにも通らない
ただただ不快な質感のクセ毛になるだけ

気分だけの高級トリートメント

広がりを含めた
髪の毛の不具合を訴えた時に

美容師がここぞとばかりに
ゴリ押ししてくるのがサロントリートメント

もちろんそれは価値のあるメニューだし
僕の店にも置いてあるし、やりたい人は
やったほうが良いと思うわけですが

もしも、湿度からのストレス解消を
目的にしているのなら
Gに対する超音波撃退機くらい効果ないので
ゴリ押しに負けないでいただきたい

あいつらは、どんなに手を尽くしても
図太く、しぶとく
どこにでも現れるわけですが

ここまでの話からもわかるように
湿度もいくら手を尽くそうとも
一筋縄ではいかない存在なのです

サロントリートメントも
手触りの良さやツヤ感。
まとまりの向上は見込めますが
湿度から守るためのものではありませんので
梅雨対策として必須なものではありません

詐欺まがいのクセ毛用シャンプー

昨今、手口の巧妙な詐欺が
横行しているわけですが
クセ毛用シャンプーの謳う効果も詐欺じゃね？
って思っているのは僕だけでしょうか？　w

もちろん厚労省が定める表現以外を
使えば（毛が生える。白髪が黒髪になる。とか）
薬機法違反ですので

販売しているシャンプーは
許された範囲の効果効能をうたってるわけで
厳密には詐欺ではないんだけど

我々クセ毛の
「このヤバい髪の毛をどうにかしたい」
という藁にもつかむ気持ちを利用した
その表現に僕は滞りを感じているのです

例えば

「クセやうねりによる広がりを抑えて
まとまりのある髪へ導きます」←よく見るw

って表現

「クセやうねりを抑える」と言ってしまっては
治療っぽく聞こえるので
薬機法に違反するわけですが

「〇〇による”広がり”を抑える」という表現は
直接的な髪の毛の効果を言ってないですから
許されたりするわけです

でも

「クセやうねりによる広がりを抑えて
まとまりのある髪へ導きます」

こんなこと言われてしまっては
クセ毛が改善されると
勘違いしてしまいません？！　苦笑

残念ですが、クセ毛用シャンプーで
クセ自体が改善されることはないのです

多くの場合、重たい処方になっていて
その重みでクセを落ち着かせようって
趣旨のものがほとんどでありましょう

なのでそういったシャンプーに
頼るのも良いのですが
これまた湿度に弱いクセ毛を
強く作り変える効果とかありませんので

あまり期待しない方が
悲しい思いをしないで済むことでしょう

以上となりますが
いかがでしたでしょうか？

共感いただけた人も多いはず。

だってどれも、クセ毛を何年もやってれば
感じることですからね　w

ということでクセ毛の皆さま

湿度との闘いに疲れたら
一度、絶望してみましょう

なぜなら現実を受け入れたその先にしか
”本当の希望”は見つからないからです

クセ毛は湿度に勝てないし
クセ毛用シャンプーも魔法じゃないし
アイロンも限界がある

それならば頑張っても意味ない努力は
さっさと手放し
諦めて帽子かヘアアレンジに頼った方が
気持ちも楽でありましょう

それでもストレスなく
美しくおろしたいなら
無駄な抵抗を続けるより
本当に効果のある手段に
ちゃんとお金と手間をかけてみる

そう、クセ毛の梅雨対策において
最も意味があるのは

「縮毛矯正」

ただそれだけだったりするのです。。。