【知らないと後悔します?!】自然な縮毛矯正をキープするための注意事項2選

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

さて、コチラのお客様

以前行かれていた美容室の縮毛矯正にて
毛先がシャキーンのダサくて扱いにくい
髪の毛になってしまわれたようで

「どうにか助けてください」
ご来店いただいた方でございます

その時の記事 ↓

【縮毛矯正で毛先がシャキーン?!】になってしまったお客様の修正施術例

で、その後シャキーンもなくなり
扱いやすかった上に、評判も良かったそうで
それはなりよりでございます

先日、「あなたの分の夕飯は用意がないから
好きなものを食べてきて。」との
指令があったため

ここぞとばかりに、一人でラーメンとビールを
やらせていただき
その背徳感により昇天しそうになったわけですが

お客様より
そのようなお言葉をいただけることは
ラーメンとビール以上に
天にも昇る至福の瞬間でございます

 

「え?!お前晩御飯用意してもらえないの?」
よくない家庭状況を勘ぐられてしまいそうな
良くわからん話はさておきw
今回はカットとカラーでのご来店

ご要望としては
「明るい色にいたい」

そして、「前回ほどに短くしたい」
ということでございました

で、残念ですが却下でございます w

 

【知らないと後悔します?!】
自然な縮毛矯正をキープするための注意事項2選

接客業である立場の人間が
その要望を却下だと?!

お客様の理想を叶えるのが
美容師の仕事だというのになんて不届きものか

成敗してくれるわ

そう怒られちゃうところなわけですが
当然これはお客様のため

 

「お前のためを思って言っているんだぞ!?」
とか言っちゃう自分の価値観を押し付けたい
めんどくさい親や上司のようですが

これは僕の価値観ではなく
明るくして短くしたら
お客様が辛い思いをする事実があるから
言っているのです

 

ぶっちゃけ髪の毛なんて
ご自身の好きなようにするのが
よろしいかと思うので

明るくするのも、短くするのも
やりたければやった方がいいわけですが
そーすることによるデメリット
我々美容師は伝えるべきだと思っていて

そのデメリットを理解した上で
どうするかの判断は
お客様にお任せしたい。ということで

押し付ける気は一切ございません

そのデメリットをお伝えすると
明るくするってことは
髪の毛のダメージが強くなることを意味します

明るいってことは
髪の毛が元々持っている黒い色素。

メラニン色素って言いますけど
それを破壊することで
その明度を実現できるわけですからね

 

破壊する量が多いほど明るくなる
すなわち、明るいほどに傷むということ

シンプルな論理

これはメラニン色素を多く持つ
日本人であれば抗えない真実でございます

ちなみにどんだけダメージレスを
うたっている美容室でも同じこと。

※7レベルのカラーより
12レベルのカラーの方が
ダメージ少ないとかあり得ないわけ
(※数字が大きいほど明るい)

で、そのデメリットを理解した上で
多少傷みが増そうが明るくしたければ
した方が良いに決まってるわけですね

しかしそうなると
”縮毛矯正との両立は難しい”
ってのが事実なのです

 

別に明るいからと言って縮毛矯正を
かけられなくなるわけじゃないですよ?!

ブリーチなどの異次元なダメージを
確定させるようなカラーでなければ
それなりに明るかろうが
クセを伸ばして扱いやすくすることは
問題なくできるでしょう

しかしながら
そのクオリティといいますか

今回のお客様でいうと
乾かすだけで毛先に丸みが宿る
自然な縮毛矯正などは
今後難しくなってしまうわけです

毛先にハリやコシがなければ
丸みなんてつかないので。。。

 

ってことは
またまたツンツンのダサい頭に元通り

まぁそれもアイロン等を使って
スタイリングできるのなら
可愛くデザインできると思うので

今のまま、あまり明るくせずに
自然な丸みのある縮毛矯正を
かけれる状態に留めておくか?

毛先のダメージと、自然な縮毛矯正が
難しくなってしまうかもしれない状況を
覚悟して明るくするか?

そこはお客様の判断ということです

 

そして「短くしたい」という要望も
却下って書かせていただきましたが
別に叶えることはできるわけです

しかし、短くしたら
前回丸みがつくようにかけた毛先が
なくなってしまうので
これまた毛先シャキーンに元通り。。。

それを覚悟するなら問題ない
ということなのです

(もしくは短く切るなら
再度、縮自然な毛矯正をかけれるタイミングにするべき)

 

で、当然お客様はそんなこと
望んではいませんでしたので
今回の要望は我慢していただき
長さは整える程度に留め

カラーは今後、問題が起きない程度の色での
施術でございます

 

もはや美容室で
そしてこういったメディアに載せるのに
不向きなビフォーアフター

対して変化がないではありませんか w

宣伝にもならない。

しかしそれで良いのです

僕はインスタのような
フィクションみたいなヘアスタイルばかり
載せたくないし

扱いにくい変な頭に
ならないための選択ですので
参考になる人もいらっしゃるでしょう

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