【縮毛矯正の悲劇】同じ美容室だから安心?その油断が根折れを招いた話

こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!

 

さて、こちらのお客様

以前に縮毛矯正で
「根折れ」をされてしまった経験が
あるのだそうでございます

根折れとは?!
本来、頭皮から1センチほど
あけて薬剤を塗るのが
縮毛矯正の基本なのですが
それを疎かにし、頭皮付近に薬剤がつき
根元の毛が90度に折れてしまう失敗
(最悪切れてしまう悲惨な失敗)

それ以来、美容室選びは慎重に行い
なんとかご自身に合う良い美容室を見つけて
通っていたとのこと

そんな中、旅行に行く前に
縮毛矯正をかけたいと思い
いつもの美容室に予約を取ろうとしたところ

なんと、担当者の予約がいっぱい。。。

それなら仕方ない・・・

同じ美容室だし
他のスタイリストでも大丈夫だろう

ということで
いつもとは違うスタイリストに
お願いしたそうなのですが

その油断が命取り

 

なんと、ガッツリ根折れを
されてしまったご様子なのでございます

いやいやいや。。。

人生で何回根折れされなきゃならんのよ?!w

 

まず初めにお伝えしたいのが、根折れって
普通はそうそう起こらない失敗だということ

縮毛矯正の基本を理解して
適切に施術していれば
まず避けるべき初歩的なミスであり

決して
「縮毛矯正にはよくあること」
ではないわけです

なので人生において
根折れを何度も経験する人なんて
そうそういないと思うのですが

今回の件から学べることは
『やはり油断は大敵』ということでしょう

【縮毛矯正の悲劇】同じ美容室だから安心?その油断が根折れを招いた話

美容室が同じでも美容師が違えば別物です

いつも言っていることなのですが
美容師って基本的には個人です

同じ美容室で働いているからといって
スタッフ全員の技術力が同じなわけではないし
得意な技術も違えば
美容師としての思想だって違います

 

例えば「縮毛矯正が得意です!」と
うたっている美容室であっても
実は得意なのは店長だけだったり

なんなら”梅雨前だから
縮毛矯正を推しているだけ”
なんてことも
あるあるだったりするわけです w

 

僕が昔勤めていた美容室でも
店長が「ショートを似合わせるのが得意」
って言いたい人だったので

ホットペッパーの掲載内容も
それ仕様になっていたわけですが
我々スタッフは
陰で文句を言っていたものです w

だって僕なんて
「似合うかどうかなんて主観だろ?」
って思っているわけで

似合うに絶対的な正解なんてないのに
どうやって僕主導で
似合わせたらええねん?!って話 w

他のスタッフだって
ロングヘアーにハイライトを
入れたい奴もいたし
メンズカットに力を入れたい奴もいたりで

それぞれ推していきたいメニューも違えば
考え方も違うわけですよ?!

 

もちろん美容室の方針と
スタッフの方向性が一致しているところも
あるのでしょうけど
全員が全く同じ方向を向いているなんて
そう多くはないと思うのです

白髪ぼかし専門店とか、縮毛矯正専門店とか
専門性の高い美容室であれば
ある程度は方向性も揃うのでしょうが

それでもスタッフごとに
技術力の差があるのは当然でしょう

ということで
「同じ美容室なら
他のスタッフでも大丈夫だろう」
という考えは、少々危険なのでございます

同じ看板を背負っていたとしても
技術力も、得意分野も、考え方も違う

極端な話
美容師が変われば、違う美容室に
行くくらいの認識でいた方が良い

僕はそう思うわけです

 

根折れを1週間以内に直すという恐怖

さて、そんなことを言っても
なってしまったものは仕方ありません

今回のお客様も
根折れの修正をご希望でしたので
状態を確認したうえで
修正させていただきました

ちなみに今回、根折れしていることを
施術した美容室に指摘したところ

「1週間以内に来てくれたら
なんとかします」

という提案があったそうでございます

 

いやいや。。。
何をどうなんとかするつもりなん?!w

もちろん実際に
どのような施術を提案していたのかは
わかりませんが

もしも1週間以内に
再び薬剤とアイロンを使って
根折れを修正するつもりだったのであれば

僕としては、常軌を逸した
非常に恐ろしい話なのでございます

 

というのも
根折れが起こる主な原因は
縮毛矯正の1剤を
頭皮付近まで塗布してしまうこと

そして折れてしまう部分というのは
頭皮に限りなく近い根元の髪の毛です

 

そこを薬剤とアイロンで
修正しようと思ったら

当然、折れている部分に
薬剤を作用させる必要があるわけですが

施術から1週間程度では
髪の毛はほとんど伸びていません

つまり、折れた部分は
まだ頭皮のすぐ近く

そんなところに再び薬剤を塗布すれば
また根折れを起こす危険性があるし
そもそも頭皮に近すぎて
アイロンで適切に挟むことすら難しい

直すつもりが
さらに悲惨なことになる可能性だって
あるわけですよ。。。

 

なので僕は
根折れの修正に関しては

基本的に1ヶ月半程度は髪が伸びるのを
待っていただくようにしております

もちろん1ヶ月半経てば
必ず安全に直せるという話ではありません

根折れの程度や
髪のダメージ状態によっては
そもそも修正自体が
難しい場合だってあるでしょう

 

とにかく大事なのは
「いつなら無料で直せるか?」ではなく
「いつなら安全に直せるか?」なのであります

 

無料お直し期間と安全性は別問題

そしてここで
もう一つ言いたいことがあるのですが

多くの美容室では
「施術後1週間以内ならお直し無料」
といったルールを設けていることでしょう

もちろん、そのルール自体が
悪いとは思いません

 

しかしながら無料でお直しできる期間と
実際にお直しが可能な時期は全く別の話です

例えば今回のような根折れ

1週間以内に来店したところで
安全に修正できる状態ではないのに

「無料期間が1週間なので
それまでに来てください」

なんて言われても・・・いや、無理だろ?!
って話なのでございます w

 

美容室の都合で決めた期間に
髪の毛の成長を合わせることなんて
できないわけですから

そもそも美容室側の施術ミスで
起こしてしまった問題なのであれば

1週間以内に無理やり直すのではなく
安全に修正できる時期まで待つとか
返金を含めた別の対応を考えるとか

そういった柔軟な対応が
必要なのではないでしょうか?!

「1週間以内なら無料で直します」
という言葉は
一見すると親切なようですが

場合によっては、お客様の髪の毛よりも
美容室のルールを優先しているように
感じてしまうわけです クソめ!w

 

そして最後に

今回のお客様は
過去に根折れを経験していたからこそ
慎重に美容室を選んでいたはずです

それなのに
信頼していた美容室で
再び同じ失敗をされてしまった

これは非常に残念なことだと思います

 

ただ、今回お伝えしたいのは
「担当美容師が変わるなら
技術も変わると思っておくべき」ということ

そして万が一
根折れをされてしまった場合は
「早く直すこと」よりも
「安全に直せること」を優先していただきたい

髪の毛は1週間で
都合よく伸びてくれませんし
美容室の保証期間に合わせて
成長してくれるほど
空気の読める組織でもありません w

 

ということで
美容室選びはもちろんですが
美容師選びも慎重に

そして根折れしてしまったら
焦ってお直しに飛びつかず
まずは冷静にご判断くださいませ

根折れは1回でも十分迷惑です

人生で2回も3回も経験するような
恒例行事にしてはいけないのでございます

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