こんにちは!
東京都町田駅エリアで活動中の
くせ毛美容師 イシカワです!!
さて、コチラのお客様

約半年ほど前にこのブログを
見つけてくださったようで
ありがたいことに行ってみたいなと
思っていただいたみたいなのですが
どうやら少し来店を躊躇してしまった
ご様子であります
その理由は
「僕に怒られるのではないか?」
というもの・・・
確かにこのブログ内で
僕は何かと口調の強い発言をしていたり
他の美容師さんをディスったり
なんならお客様に説教をかましているような
記事も見受けられますから
ヤバいやつであろうと・・・
躊躇してしまう気持ちもわからなくもない

てか、これは
9割ほどの初来店の方言われること・・・
しかし、文章から感じられるような
気の強いイケイケ美容師と思いきや
実物はなんてことない。
ただのモジャモジャヘアーの普通の美容師
例えばコチラの記事
ヘアリセッターという
分け目や生え際の割れを直してくれるらしい
技術をちょびっとだけ
ディスった雰囲気の記事なのですが
最近ちょこちょこ
読まれるようになってしまったため
書いておいてなんなのですが
いつ、ヘアリセッター信者の美容師さんに
怒られるのではないか。
嫌がらせがあるのではないかと・・・
毎日のようにヒヤヒヤと
怯えているのが僕なのです w

なので、実際に説教なんてしないし
普通の美容師なわけだし(むしろチキン)
ヤバいやつとは思わずに
ご安心いただきたいのです
とはいえお客様は事実
半年も躊躇してしまっているわけだし
僕がいくら「本当は物腰の柔らかい
美容師なんですよ」と訴えたところで
膨大な数の口の悪い記事があるわけですから
信じてもらえないのは当然かもしれないし
てか嘘かもしれないですからね w
ということは、どう考えても僕は
ブログの書き方を改めるべきなのでしょう

しかしですよ?!
口の悪い、そしてちょっとだけ尖った発信を
させていただいているから興味を持って
読んでもらえる側面もあると思うわけですよ
例えば
”根折れ”という縮毛矯正の失敗をされた
お客様の修正をする記事において
ただ「こんなにキレイに治りました♪」
とか言っても面白くないじゃないですか?
根折れの危険性を周知していただくためにも
「こんなふざけた失敗しやがって!
ポンコツ美容師が!?」と
知らん人をディスり倒した方が
きっと記憶に残ってもらえると思うし
人をディスることにより
僕自身も気が引き締まるわけです
(特定の人物やお店をディスることはございません。)

そして、僕が根折れを『超低レベルな失敗』と
挑発するかのような発信をすることで
プライドのある美容師なら
そんな失敗をできるわけありませんから
根折れの抑止にも繋がる
つまり、『消費者』『僕』『他の美容師さん』
にとって、三方良しな発信なのですw
ということで?!
世界のためにも僕はこの発信スタイルを
辞めるわけにはいきませんからw
読者の方には
ヤバい美容師ではないことを信じていただき
臆せずにご来店をお願い申し上げます。

どうでも良い長すぎる前置きのせいで
記事を離脱している人が
多い気がしてならないわけですが
ここからが本題
今回のお客様が
このブログに出会ったきっかけは
息子さんのカットを
ご自身が担当してもらってる
美容師さんにお願いした際のこと
”すきバサミだけで”
カットの全てが終わったそうで
そして仕上がりも「なんだかなぁ?」
ということで
「そんなカットがあり得るのか?」と
調べたことによるものだそう・・・

で、すきバサミだけのカットについての
成否を問う前に
初めにお伝えしたいのが
”カットに正解なんてない”ということ
例えば、すきバサミもそうだけど
レザーとかバリカンとか
美容師が使う道具なんかも
そのアンチって一定数いたりするわけで
彼らはその道具らをなんらかの理由を持って
使用しない立場
で、その理由がなんであれ
その道具を使わないで結果を出して
それに対して喜んでいるお客様が
多くいるなら、そのカットは正解なのです
要するに
お客様が満足することが
カットにおいての正義であり
やり方や使う道具に正解はないわけです
枝切りバサミでも
子供が喜んで持ち帰るカニさんのハサミでも
お客様が満足するならアリだと思っていますw

なのでその美容師さんを
否定する気は一切ない。という前提を踏まえて
個人的には
”すきバサミで終えるのは
あり得ないカット”かと考えます
(基本すきバサミだけで終わることはない)
目玉焼きにメープルシロップかけて食べるくらい
あり得ないと思います w
別にメープルシロップも
たまごにかけようが、レゴにかけようがw
その用途はそれぞれで良いと思うので
すきバサミの使い方も
別に決まりなんてないのですが
あれって、毛量の調整や
毛先の質感を整えるのに使うのが僕の認識です

なので肝心のヘアタイルの輪郭と言いますか
髪型自体を作るためのハサミでは
ありませんので
変な頭。または扱いにくい頭に
なってしまうのでは?と思うわけです
髪型作るのに必要な1つの道具だとは思うけど
「長さは変えないで軽くしてください」
そんなオーダーであったとしても
すきバサミだけで終わるのは
普通はないでしょう
しつこいけど
髪型の輪郭を作る道具ではないので・・・

できなくはないと思うけど
超絶に効率が悪く
するメリットが僕には思い浮かびません
もちろん、そのすきバサミだけのカットも
きっと意味や想いがあっての選択だとは
思うわけですが
お客様自身が仕上がりに対して
「なんだかなぁ」と思ってしまっている事実が
全ての答えでしかありません
あくまで僕はそう思うって話だけど。。。
ということで
今回も記事の内容とまるで関係ないのですが
一応お客様の仕上がりを・・・
具体的にやりたいスタイルは
考えていなかったようですが
・縛れる長さは確保したい
・なるべくふわっとしたい
という条件をもとにこのように


縛れる長さということは
ある程度の長さは残さなくてはならないし
フワッとしたい要望に
最も効果を発揮するのは
短くすることでありますので
(長かったらフワッとするわけない)
”ギリ縛れる長さ”
というところが今回の落とし所かと
ちなみにこのブログでは
「美容室に行くときはやりたい髪型の
画像などを複数枚用意していこう!」と
お伝えしていますので
”髪型を何も考えてこなかった”
ということに関しても
お客様は説教をされると思ったそうですがw
それもご心配なく。
もちろん、悩みやライフスタイルや
今後のことを加味しての
髪型の提案も美容師の仕事であると
考えていますからね

僕がお伝えしたいのは
”やりたい髪型があるのに
それを定義のない抽象的な言葉のみで
伝えるには限度がありますから
画像を複数枚持っていくのが間違いない”
ということ。
あと、「似合う髪型なんて
主観なんだから僕に聞くな!自分で決めろ!」
なんて発信もしてしまっているので
「何が似合うのかわからないから
似合うように切ってくれ。」
なんてことも言いにくいかもしれません
だってそんなものは好みや
見慣れてる。見慣れてない問題もあるし
やっぱ主観だと思うし
人に世界中の万人が満場一致で認める
”絶対的に似合う髪型”なんて存在しないので
実際に「似合う髪型は自分で決めろ」って
思っているわけですがw
「似合うように切ってくれ」っ
てオーダーした場合は
”僕が似合うと思う髪型になる”
ということをご理解いただけてれば
なんの問題もございません。

僕の主観で、お客様にマッチするであろう
髪型は作りますが
その髪型を見たお客様や旦那様や彼氏
職場の同僚や友達の反応は知りませんよ?
ということ
「似合うように切ってくれって頼んだのに
周りの評価がイマイチだった」と言われても
人に絶対的に似合う髪型が存在しない限り
少なからずあり得ることだと思いますので。。。
ということで長くなってしまったのですが
本記事をまとめると
すきバサミだけで終わるかとはあり得ない
ということと
僕は怖い人でないので
ご安心くださいということ w
コメントを残す